○新神戸〜掬星台
スタートは新神戸。
新神戸登山口と新神戸から市ヶ原までの詳細解説は新神戸登山口解説ページを参照して頂きたい。
ここのところ雨が少ないので、観光放水が始まる前の雄滝はチョロチョロ状態。
この水量だと、上部の甌穴が良く確認できる。
布引雄滝には5つ甌穴があり、上から滝姫宮、白竜宮、白鬚(びん)宮、白滝宮、五滝宮と名前が付いている。
おそらく写真の甌穴は、最下部の白滝宮、五滝宮と思われる。
雲一つない青空。
市ヶ原まで歩を進めて、最初の休憩をとった。
トイレ前のトゥエンティクロス迂回路案内には、現地写真も追加されていた。
市ヶ原を出発、地蔵谷の登山口を目指す。
天狗道に向かう登山道や、天狗道の登山口付近は、かつてはゴルフ場のコースだった場所だ。
天狗道分岐から、地蔵谷や黒岩尾根方向に少し進んだ場所にある、
石組みや上部にある排水管のような遺物も、おそらくゴルフ場関連のものと思われる。
下写真は、以前世継山を探索した時に、ハーブ園森のホール北北東の標高360m付近で見つけた石組み。
上の石組みと酷似している、おそらくはゴルフコースの法面工なのだろう。
登山口を示す道標から地蔵谷に入る。
地蔵谷前半から中盤は、地蔵谷堰堤から地蔵谷第四堰堤までの、4つの堰堤を目印に登っていくと良い。
しばらく進むと、すぐに地蔵谷堰堤がある。
地蔵谷の登山道は、堰堤の上流側に降りていくが、
ここから右の斜面に登っていく踏み跡が、かつての天狗道の登山口だった場所になる。
地蔵谷には、いろいろなタイプの道標や案内が点在している。
更に進んで、左側に渡渉する。
「登山用道路」と書かれた看板も残っている。
おそらく堰堤工事の時に設置されたものではないだろうか。
地蔵谷第二堰堤を左側から越える。
また右側へ渡渉。
ここは濡れていると滑るので注意が必要。
渡渉して写真の道標を回り込むように進む。
写真では判り難いが、、右に見えている石垣は正体不明の建物跡、登山道はそちらではない。
建物跡は、かなり立派な二段になった石垣があり、上部にはコンクリート基礎っぽい遺構もある。
平地は石垣のない上流部分にも広がっている。
茶屋でもあったのか、炭焼き小屋の跡か、それとも堰堤工事の飯場か。
何かご存じの方がおられましたら、是非ご教示願いたい。
建物跡から暫く進む。
急な斜面を登る。
登り切って柵の有る場所が、地蔵谷第三堰堤。
堰堤上部に下り、左側に渡渉。
写真の場所は、豪雨で登山道が削れているが渡渉せずに、そのまま左側を進む。
地蔵谷第四堰堤下で、再度右側へ渡渉。
堰堤の右側から登る。
地蔵谷は、休めるベンチなど無いので、堰堤筐体端に腰かけて、小休憩をとった。
更に進んで、左側に渡渉。
地蔵谷後半は、兵庫県設置の無名堰堤を4つ越える。
左側から右側に渡渉して、1つ目の堰堤を越える。
今度は左側に渡渉して2つ目の堰堤を越える。
そのまま左側から3つ目の堰堤を越える。
3つ目の堰堤先に、黒岩尾根方面(アドベンチャールート)の分岐がある。
更に進んで、4つ目の堰堤下で右側に渡渉。
そのまま右方向に登っていくと、天狗道に合流する。
天狗道最後の岩場から、石段道、丸木階段道と進む。
摩耶山上に到着。
ビューライン始発前の掬星台は人もまばら。
掬星台で、大休憩をとった。