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長峰山・山寺尾根



日付:2020/08/29 (土)

同行者:無し

天候:曇り時々晴れ

気温:27℃(杣谷峠 、11:45、標高約608m)

コース:六甲ケーブル下〜長峰山大月台登山口〜長峰山々頂天狗塚〜杣谷峠〜アゴニー坂〜掬星台〜山寺尾根〜永峰堰堤〜五毛BS

地形図:神戸首部

一般地図概略位置:長峰山 

概算距離:7.7km

累積標高+:714m、累積標高−:882m

歩行時間:3時間17分、ルート係数:15.9

道迷い:特に問題箇所無し

特筆事項:登り・下りとも急坂多し、長峰は笹の繁茂箇所有り

体力難易度:レベル2

技術難易度:Aランク



今回のテーマは「昆虫すごいぜ」。

山行コース図 断面図

今年の8月は例年になく暑すぎたように思う。
余りに暑いので前日に準備をしていても、
山に登るモチベーションが上がらず海ばかり行ってしまった。
これからも毎年夏はこんな暑さが続くなら、
夏は沢歩き中心にした方が良いかも知れない。
8月最後の土曜日も気温は高い予報だったが、
まったく山に登っていなかったので近くの山に登ることにした。

選んだルートは長峰山の整備登山道。
2018年台風で起きた篠原台の土砂崩れで
登山道そのものが歩けないと思っている方が多いようだが、
土砂崩れが起きたのは伯母野側登山口付近で、大月台側登山口からは登ることができる。
歩く方が少なくなった長峰登山道の現状を確認することにした。
長峰を杣谷峠まで歩き掬星台に向かい、復路は短時間で下山できる山寺尾根を選んだ。

歩いてみた結果だが、長峰登山道は、笹が繁茂して登山道が判りにく部分があったが、
全体としては思っていたより荒れていなかった。
復路の山寺尾根も、前回歩いたのは2018年秋だが、その後大きな変化はないように感じた。
詳細はレポ中に記載している。

山行当日は予報通り
気温が高く、最初の休憩地点で撤退しようかと思うくらいバテバテだった。
ペースを落として歩き、高度も上がってくると気温も下がって、なんとか当初の計画通り歩くことができた。
ただとにかく虫がすごかった、やぶ蚊・アブ・ブユ・スズメバチ。
油断すると蜘蛛の巣に突っ込むし、おそらく笹薮にはダニも潜んでいただろうと思う。


○六甲ケーブル下〜杣谷峠

結局、山行日も一旦6時頃に目が覚めたのだが二度寝してしまい遅い出発になった。

スタートは六甲ケーブル下。
阪神御影・JR六甲道・阪急六甲より神戸市バス16系統の終点六甲ケーブル下で下車する。

六甲ケーブル下駅を正面に見て、左の坂を登り大月大橋を渡る。
長峰山・山寺尾根01 長峰山・山寺尾根02

橋を渡って2筋目を左折し、道なりに下っていく。
長峰山・山寺尾根03

バリケードのある橋を渡り、すぐに右折。
長峰山・山寺尾根04

道なりに進むとそのまま左折するので、コンクリート壁沿いに進む。コンクリート壁の切れたところが登山口だ。
長峰山・山寺尾根05 長峰山・山寺尾根06

登山口の先で新しい堰堤工事をしていた。工事の巻き道を登っていく。
長峰山・山寺尾根07 長峰山・山寺尾根08

暫くすると元からあった踏み跡と合流する。
長峰山・山寺尾根09 長峰山・山寺尾根10

伯母野からの登山道と合流直前の部分で笹が繁茂しており、踏み跡が判りにくくなっていた。
長峰山・山寺尾根11 長峰山・山寺尾根12

伯母野からの登山道と合流。
長峰山・山寺尾根13

天狗塚までの前半部分となる六甲線九鉄塔までは、荒れた箇所もなく以前と変わらず歩くことができた。
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ただ、まだこの辺り高度が低いので気温が高く、汗だくで歩いていた。
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トトロのトンネルを越える頃には、もうバテバテ。
長峰山・山寺尾根19 長峰山・山寺尾根20

最初の休憩ポイント、六甲線九鉄塔に到着。
じっとしていても汗が出る、しっかり水分と塩分を補給し、
心拍数が落ち着くまで休憩を取った。

長峰山・山寺尾根21

あまりにバテバテだったので休憩後は意識してゆっくり歩くようにした。
鉄塔の先、天狗塚までの中盤部分は 笹が繁茂している部分が多く、
場所によっては高さが2m近くまで成長している箇所もあった。
拾った枝で笹をかき分け、踏み跡を確認しながら進む。
ダニアレルギ−のある方は冬まで通らない方が良さそうだ。
長峰山・山寺尾根22 長峰山・山寺尾根23 長峰山・山寺尾根24

天狗塚までの後半部分となる稜線歩き。また快適に歩けるようになった。
長峰山・山寺尾根25 長峰山・山寺尾根26

天狗塚に到着、休憩を取った。
長峰山・山寺尾根27

天狗塚の上は日陰が無いので岩の下で休憩。
東側の岩の下で休憩していると、スズメバチ2匹から威嚇を受けたので西側に移動した。
複数だったので、もしかしたら近くに巣があるかも知れない。

天狗塚から杣谷峠までは、特に問題箇所は無かった。
長峰山・山寺尾根28 長峰山・山寺尾根29 長峰山・山寺尾根30

途中目印になる、自然の家オリエンテーリングの標識。
長峰山・山寺尾根31

この分岐は左折する。右は自然の家の敷地内に下りる。
長峰山・山寺尾根32 長峰山・山寺尾根33

杣谷峠に到着。無理せずここで小休憩を取った。
長峰山・山寺尾根34


○杣谷峠〜五毛BS

奥摩耶DWを進み、アゴニー坂を登り、掬星台方面に進む。
長峰山・山寺尾根35

掬星台手前、以前ターザンロープのあった場所に水道がある(写真右端中央)。
掬星台の水道は、使いに来る方が多く占有できないので、ここで汗が絞れるくらになったタオルを洗い身体を拭いた。
この1ヶ月登ってなかったので、着替えのTシャツを入れるのをすっかり忘れていたのでシャツも洗った。

長峰山・山寺尾根36

掬星台でまずは自販機で糖分補給をしてCafe702で昼食にした。

ゆっくり休憩して日の出テラス横から下山開始。最初は急坂を100m程下る。
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あまり目印となるものが無い山寺尾根だが、最初のポイントは史蹟公園分岐。
長峰山・山寺尾根39

そこから、山寺西尾根ピークの北側を巻いて、山寺尾根のピークへ。
ここが2箇所目のポイント。
長峰山・山寺尾根40

どんどん高度を下げていく。
長峰山・山寺尾根41

尾根を外れて左側斜面に下る箇所が2箇所連続して出てくる、ここが3箇所目のポイント。
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少しずつ傾斜も緩くなってくる。
長峰山・山寺尾根45

山寺尾根を下る時、いつも休憩に利用している岩。
今回もここで休憩をとった。
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最後のポイントは2本の鉄塔(神戸東線二三(緑)、南灘連絡線六(茶))。
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更に傾斜は緩くなり、杣谷道に合流。
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摩耶東谷を渡渉(振り返って撮影)。
長峰山・山寺尾根51

杣谷堰堤と永峰堰堤を越える。
長峰山・山寺尾根52

永峰堰堤下に下山。
小休憩をとって、山装備から街装備に転換。
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市街地を下り、五毛BSから神戸市バス2系統で三ノ宮方面へと帰路に就いた。
長峰山・山寺尾根54


○山行諸データ

△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

09:35 六甲ケーブル下
09:45 長峰山大月台登山口
09:53 伯母野登山道合流点
10:19 六甲線九鉄塔
(休憩10分)
10:29 六甲線九鉄塔
11:00 長峰山々頂天狗塚
(休憩15分)
11:15 長峰山々頂天狗塚
11:42 杣谷峠
(休憩4分)
11:46 杣谷峠
11:51 アゴニー坂下
12:07 摩耶山上・掬星台
(休憩53分)
13:00 掬星台
13:09 史跡公園分岐
(途中休憩5分)
13:49 神戸東線二三鉄塔
14:08 永峰堰堤下
(休憩7分)
14:15 永峰堰堤下
14:26 五毛BS


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

242.1m 六甲ケーブル下前車道
687.8m 長峰山天狗塚
608.0m 杣谷峠前車道
690.1m 掬星台
164.2m 長峰橋西詰
079.4m 五毛BS東、山麓線(バス通り)左(北)折地点


△エスケープルート

杣谷峠→東徒歩5分、「摩耶山市立自然の家前」バス停より六甲摩耶スカイシャトルバス六甲ケーブル
摩耶山上→まやビューライン星の駅、六甲摩耶スカイシャトルバス

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:六甲ケーブル駅
コンビニ:無し
飲料自販機:六甲ケーブル駅


△コース途中情報

トレイ:杣谷峠、掬星台
飲料自販機:掬星台


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