今回のテーマは「バテました」。

　

徳川道ヌケ谷東で倒木が発生しているとの情報があった。
梅雨の長雨でそれ以外にも被害がないか、
久しぶりにトゥエンティクロスと徳川道を歩いてみることした。

結論から書くと、前述の倒木箇所と
高雄山堰堤の斜面崩落地点以外は大きな支障箇所は無かった。
ただ今回の倒木箇所の復旧までは、
トゥエンティクロスから徳川道を経由して摩耶山に向かうコースと
森林植物園、摩耶山掬星台間のコースは
歩くには不適格だと思われるのでご注意願いたい。

尚、本レポでは登山道の支障地点や気になるポイントのみ解説している。

当日は天候判断で遅い時間からのスタートだったことと
そもそも気温が高かったことが重なり、既に前半でバテバテだった。
最後はアゴニー坂を登る元気は無くＤＷから掬星台に向うくらいバテていた。

○市ヶ原〜穂高湖

新神戸からスタートして市ヶ原で既に身体が熱をもっていたので、
櫻茶屋さんに寄って、かき氷でクールダウン。


この通行止め表示から、倒木は八洲嶺堰堤付近ではないかと思い、
う回できるように周辺の1/2500地形図を持ってきたのだが実際の場所は違っていた。


三笠岩の少し手前。前週は1枚目写真の右側登山道も川だった。
上流に行くに従って荒れていく。
　　

三笠岩南側の渡渉地点。
登山靴のまま渡渉できないのは想定内。
足拭きタオルも持ってきていたので裸足で渡渉。


高雄山堰堤崩落個所の望遠撮影。
今回の長雨ではそれ程変化はないような感じだ。


三笠岩南尾根から迂回。
ここの前半にある急登で完全にバテてしまった。
　

分水嶺越林道から一旦あじさい広場に戻った。
まだまだ紫陽花が見頃だった。


高雄山堰堤堰き止め湖に２本ある木橋は無事。
　

堰き止め湖と判らなければよい景色。


分水嶺越林道への渡渉地点と水道施設跡の渡渉地点。
特に石が流されたりはしていない。
　

二十渉堰堤を越えた後にある右側斜面。
ちょっと崩落しかけているように思う。


その先にある川が曲がる地点で登山道が流された場所。


ヌケ谷分岐にある倒木箇所のバリケード。


実際の倒木箇所は八洲嶺堰堤の先にある単管橋の途中。
バリエーションならこの程度の倒木は普通にある。
バリケードには跨げないと書かれていたが乗り越えられる。
ただ通過中に単管橋が壊れると落ちると思う。
　

この場所、整備登山道中心に歩いておられる方や
身長が低い方は越えられないかもしれない。
その場合は、ヌケ谷〜ＤＷ〜黄蓮谷と迂回するしかない。

私が単管橋の強度や倒木の安定度を確認している時に、
反対側から来たパーティーは裸足で沢に降りて倒木を避けるように通過されていた。
そういう通過方法も有りだと思う。

更に先では登山道に水が流れている場所が多数あった。
　

東側バリケードは黄蓮谷分岐。


桜谷の渡渉箇所も問題無し。


徳川道を穂高湖付近まで確認し、ＤＷ経由で掬星台に向かった。