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魚屋道・保久良梅林・岡本梅林



日付:2019/02/16 (土)

同行者:無し

天候:晴れ時々曇り

気温:5℃(風吹岩 、12:00、標高約442m)

コース:JR甲南山手駅〜魚屋道〜風吹岩〜金鳥山〜保久良梅林〜岡本梅林〜JR摂津本山駅

地形図:西宮

一般地図概略位置:金鳥山 

概算距離:7.2km

累積標高+:534m、累積標高−:528

歩行時間:1時間43分、ルート係数:11.0

道迷い:東灘・芦屋山域は、枝道が多いので要道標確認

特筆事項:魚屋道は道標に難路記載されています。

体力難易度:レベル2

技術難易度:A+ランク 魚屋道2つ目の堰堤から蛙岩までは荒れており、初心者向けではありません。



今回のテーマは「春の息吹」。

山行コース図 断面図

まだまだ気温の低い日が続いているが、春の息吹を感じようと、咲き始めの梅を観に行くプランを組んで短く歩くことにした。
主目的地は、保久良梅林と岡本梅林。山行の最後に梅が観たいので、保久良神社を下山地点とした。

どこから登るかだが、テッパンコースなら、芦屋ロックガーデン。
私自身が最近歩いていない道ならば、八幡谷辺りが良いかなと考えていた。
地図を眺めていて、そういえば、魚屋道で去年の秋に遭難事案があったことを思い出した。
家族連れのパティーが、救助要請をしたと新聞に出ていた。
魚屋道は2016年10月に確認しているのだが、それから更に荒廃が進んだのか確認してみるため、
往路は魚屋道を歩いてみることにした。

前日の予報では曇りだったが、山行中は青空が広がり、気温はそれ程高くはなかったが日差しがあり、
気持ちよく歩くことができた。梅も思っていたより咲いており、短いが、よい山行となった。

今回のコースは、2016年に歩いた時とほぼ同じコースなので、そちらのレポも参考にして頂きたい。

尚、蛙岩付近から麓側の魚屋道は、レポの通り荒れているので、
この付近に下山される方は、甲南魚屋道西尾根の利用をオススメする。


○JR甲南山手駅〜風吹岩

JR甲南山手駅からスタート。
山手幹線(バス通り)を、駅を背にして左(西)へ進む。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林01

暫く進んだ通りの北側のある、薄いベージュ色のマンションの前で右折。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林02

阪急の高架を潜り、道なりに上っていく。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林03 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林04

信号のある交差点で、煉瓦壁住宅右側の道を上っていく。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林05 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林06

この付近、森北町どんぐりバスが走っているので、
舗装路歩きが苦手な方は、甲南山手駅かJR六甲道駅から利用されると良いだろう。
登山口最寄りのバス停は、昭内橋になる。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林07

高齢者施設の右側が魚屋道の登山口。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林08

前に2名パーティーのハイカーを確認したので、
距離を取るため、休憩する必要はなかったのだが、ここで小休憩。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林09

まずは堰堤を2つ越える。
一つ目は左から。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林10 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林11

2つ目は右から。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林12

2つ目の堰堤上。
いわゆる「登山道」は見当たらない。
ここが甲南魚屋道西尾根との分岐にもなっている。
先行の2名ハイカーさんは、どちらを歩くか思案中だった。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林13

私は、予定通り魚屋道を進む。
2016年10月に歩いた時と比べて、極端に荒れた印象は無い。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林14

所々だが登山道が残っている。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林15

後半は、ほぼ谷(溝)に沿って登っていく。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林16 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林17

簡単な谷筋歩き状態になる。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林18 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林19

前方が開けると蛙岩に到着する。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林20 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林21

蛙岩から市街地までの魚屋道は谷道なので、谷に沿って歩けば、ほぼ迷うことはない。
雨後で無ければほぼ枯れ谷で、途中滝や大きな谷の分岐もない。
ただ、しっかりとした登山道を中心に歩いている方には、道がないと認識されてもおかしくない程荒れている。
自分は初心者だと思われる方は、風吹岩方面からの下山には、金鳥山か薬大尾根を利用された方が良いだろう。

蛙岩で休憩予定だったが、7〜8名のパーティーが会下山遺跡方面から到着したので、先を急ぐことにした。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林22 魚屋道・保久良梅林・岡本梅林23

甲南魚屋道西尾根との分岐。
魚屋道より、この尾根道の方が格段に歩き易い。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林24

分岐には魚屋道に「難路」の表示。
谷道なので、ひとたび豪雨になれば道は荒れてしまうのだが、
魚屋道は歴史ある古道なので、整備が入ることに期待したい。
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途中にあるY字の分岐は、踏み跡にしっかりした右方向へ。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林26

薬大尾根分岐を直進。
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風吹岩を折り返しするため、金鳥山分岐も直進。
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風吹岩下の分岐、どちらに進んでも風吹岩に出る。
今回は右の尾根筋から。
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風吹岩に到着。
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丁度、20人以上のパーティーが下山に向けて出発するとことだった。
風吹岩の上に誰もいないのは、 このパーティーが休憩していたからだろう。

直接聞いたわけではないが、おそらくこの大パティー、保久良神社に下山するだろうと思い、
距離を取るため、風吹岩で時間を取って休憩することにした。


○風吹岩〜JR摂津本山駅

ゆっくり休憩した後、下山開始。
金鳥山分岐まで戻り、右折する。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林34

次のT字路の分岐は左折。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林35

更に先のY字の分岐はどちらを歩いても、先で合流する。
左が尾根道、右が谷道。
今回は谷道を下る。
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打越山方面への分岐地点で先ほどのY字の道が合流する。
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金鳥山のベンチのある展望広場で、先ほどの大パティーが休憩中だった。
上手く追い越すことができた。
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石段道を保久良神社に向けて下る。
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保久良神社境内に入ったら、正面の梅林方向へ。
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咲いている梅は3割くらいだったが、ほのかに梅の香りがした。
魚屋道・保久良梅林・岡本梅林41

梅林のベンチでゆっくり休憩。
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天上川公園方面に下る。
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公園から橋を渡って少し下った右の道へ入る。
道路に、岡本公園(梅林)の案内があるので迷うことはない。
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岡本梅林は5〜6割は咲いていた。
保久良梅林より梅の香りが強かった。
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観梅客も多いので、早々に切り上げて、天井川沿いを下って行く。
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摂津本山駅の、少し西側で山手幹線に出る。
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JR摂津本山駅から、三ノ宮方面へと帰路に就いた。


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

10:45 JR甲南山手駅
10:57 魚屋道登山口(地道スタート地点)
(休憩4分)
11:01 魚屋道登山口(地道スタート地点)
11:26 蛙岩
11:47 風吹岩
(休憩15分)
12:02 風吹岩
12:07 金鳥山分岐
12:28 保久良梅林(保久良神社)
(休憩16分)
12:44 保久良神社(保久良神社)
12:52 岡本八幡神社下
12:54 岡本梅林
(休憩8分)
13:02 岡本梅林
13:11 JR摂津本山


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

014.0m JR甲南山手駅前(山手幹線上)
077.9m 魚屋道登山口(地道スタート地点)
442.3m 風吹岩
177.9m 保久良神社梅林
184.0m 保久良神社境内
038.0m 阪急岡本駅前
024.2m JR摂津本山駅前(山手幹線上) 


△エスケープルート

無し

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:JR甲南山手駅構内
コンビニ:甲南山手駅前にセブンイレブンハートイン、山手幹線にサークルKサンクス
飲料自販機:市街地に点在


△コース途中情報

トレイ:保久良神社境内
飲料自販機:無し


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