今回のテーマは「お弁当持ってピクニック」。

　

今年は災害級の暴風雨が吹き荒れ、六甲の登山道も崩落や倒木で酷い状況だ。
この三連休も、２週連続の直撃は免れたが、台風で初日はすっきりしない天候。
山行当日の日曜日も、台風２５号が日本海を進んだため、南からの風で１０月とは思えない程気温は高め。
たっぷり山を堪能する感じでもないので、私の短め山行ではお馴染みの、再度公園へ向かうことにした。

往路は、定番の新神戸から市ヶ原・再度東谷経由で再度公園へ向かう。
復路は、諏訪山方面に下山することが多いのだが、
今回は、布引城山から、登山道周辺の木々が伐採された、
猿のかずら橋方面を通って新神戸に下山することにした。

山行当日、お弁当を作ってからの出発だったので、スタートは遅めとなった。
予報通り気温はやや高めだったが、急登などないルートなので、
それ程汗もかかず、のんびり歩くことができた。

布引城山々頂から猿のかずら橋まで、広範囲に間伐が入っており、
以前の暗い道のイメージとは打って変わって、明るく展望の開ける道に生まれ変わっていた。

○新神戸〜再度公園

※新神戸から市ヶ原までは新神戸登山口解説ページで詳細解説しているので、そちらも参考にして頂きたい。

新神戸から再度公園までの詳細は、2017/07/01のレポも参考にして頂きたい。

新神戸からスタート。

MuscleTurtleさんも言及されていますが、
生田川の新幹線高架下は、落下物があり、工事のため１０月末まで封鎖されています。
工事は延長になる可能性もあるとのことです。
山行当日も、フェンスの前で、大きなバーベキューセットを抱えて
途方に暮れている方々がおられました。


遅いスタートだったので、布引の滝はハイカーと観光客で大賑わい。


廃屋になっていたあけぼの茶屋は、
台風の影響でガラスが滅茶苦茶に壊れ危険な状態になっていた。


市ヶ原でトイレ休憩をとり、河原に降りて木橋で渡渉。
河原にも、渡渉した先にも新しい道標が設置されていた．
　

舗装路を進み、途中の分岐で蛇ヶ谷方面へ。
　

この道はよく歩かれている道で、
途中高雄山への分岐が一箇所あるだけなので、迷うことはないだろう。
　

再度公園に到着。


ゆっくりお弁当を食べた後、外国人墓地へ。
特別に公開されている時に、抽選で当選した人しか墓地には入れないが、
墓地を見下ろす丘には入ることができる。
この墓地のどこかに、ハンターさんやモロゾフさん、フロインドリーブさんが眠っている。

再度公園で１時間以上ゆっくり過ごし復路にとりかかる。


再度越から縦走路を通り大龍寺へ。


大龍寺石段下のマザーツリー（No.3,13,17）は３本とも無事だった。
　　

大師道を下る。


再度谷は、この夏の豪雨や台風でかなり荒れていた。


猩々池から二本松林道へ。
秋らしい青空が気持ち良かった。
　

二本松からは城山方面へ進む。


錨山方面、北野谷西尾根の分岐を越えて、城山々頂下の東屋へ。
　　

山頂からの下りは間伐が入り、明るい登山道に変貌を遂げていた。
　

今日は、猿のかずら橋方面に下る。


珍しい角度からの布引ハーブ園。


こちらも間伐が入っており、急な擬木の丸木階段道だか、明るい尾根道になっていた。
　

猿のかずら橋から、見晴らし展望台の先で、布引の登山道に合流。


往路を引き返し、新神戸から帰路に就いた。