○絵葉書ハイク(摩耶山 虹の駅〜掬星台)
スタートはまやビューライン虹の駅。
千万弗展望台跡の北側にある茶屋の跡と思われる場所。
奥まで平地が続いているので、ちょっと探索してみた。
少し入ると、摩耶花壇跡や青谷東尾根上にもある、
給水施設と思われるコンクリート製の遺物。
更に進むとトタンの塀があった、それほど古いものではない。
谷側から回り込むとコンクリート製の遺物。
トタン塀の向こう側はゴミ捨て場の様相を呈していた。
更に奥には、コンクリートブロックやレンガの遺物があった。
旧天上寺の参道を進み、宝篋印塔先の石段が始まる地点。
今は右方向の石段に進むが、昔は左方向に道があったようだ。
左方向に進むと、今は青谷道に出るのだが、後半はやや難易度が高い。
あくまでも「参道」だったので、それほど険しい場所はなかったはずで、
旧天上寺方向に向かう石段があったと思われる。
旧参道が、今の上野道に合流していたとすると、可能性がありそうな場所は三ヶ所。
山の斜面に人工的に並べた石のある場所。
更にその先に2箇所ある小さな尾根筋。
いづれまた、石段の痕跡を探してみたい。
時間があるので、久しぶりに天上寺参道石段脇のマザーツリーNo.4に立ち寄ることにした。
石段からの踏み跡に新しバリケードがあった。
この踏み跡は、山門下の茶屋跡の奥から続いているものだ。
バリケードのみで進入禁止の表示がないので、摩耶大杉のバリケードと同様に注意を促すものなのだろう。
バリケードの向こう側には倒木があり、踏み跡を塞いでいた。
更にマザーツリー方向に進む。
かなり大きな木が倒れている、イヤな予感がする。
予感は残念ながら的中。
マザーツリーそのものが倒れていた。
未来の摩耶大杉候補だっただけに残念でならない。
参道石段に戻ったところで、山歩きさんが下って来られた。
旧摩耶道を登られたそうで、数分立ち話をしてお別れをした。
奥の院道から摩耶山々頂へ。
今日はガスっており、掬星台からの景色は50点くらい。
ロープウェイで鉄塔や摩耶観光ホテルを撮影しながら降りる。
ケーブルでも車窓を少し撮影した。
摩耶ケーブル下から神戸市バス18系統で帰路に就いた。