今回のテーマは「朝早めなら、まだ尾根歩きＯＫ」。

　

今回は、東六甲の樫ヶ峰と行者山を歩いた。
コースは、２０１６年にルーンさんやてるみさんと歩いたコースとほぼ同じ。
相違点は、西山団地への最後下山路で、通った尾根が１つ西側の尾根だったことのみである。

樫ヶ峰も行者山も、何箇所か展望の開ける場所がある尾根で歩き易い。

樫ヶ峰は道標が少なく、道迷いには少し注意が必要だが、
行者山は道標（地図）がしっかり整備されている。
樫ヶ峰を下山してから大谷乗越まで、２０分程舗装路歩きになることを除けば、
東六甲の良いプランだと思う。

山行当日、朝早めのスタートだったので、気温もそれほど上がっておらず、
もう少し風が欲しかったが、木陰が多い尾根なので、比較的歩き易かった。

２年ぶりの樫ヶ峰だったが、
やはり樫ヶ峰でも、昨年の台風で、「木がめくれている」箇所が多数あった。

この台風は、2017/10/22〜23神戸に被害をもたらした21号台風で、
神戸市内の最大風速は30.7m、最大瞬間風速は45.9mだった。
（最大風速は１０分間の平均風速、最大瞬間風速はその一瞬の最大風速）

○ゆずり葉台ＢＳ〜大谷乗越

阪急逆瀬川駅前から阪急バスに乗車し、ゆずり葉台ＢＳからスタート。


バスの来た方向に戻り、橋を渡った右側すぐの場所にある、
ガードレールの切れ目が登山口。


踏み跡を２０〜３０ｍ進むと右側に殆ど埋もれた石組み堰堤がある。
堰堤手前左側の関電巡視路用のプラ階段を登る。
　

急傾斜とまではいかないが、そこそこ傾斜のあるプラ階段道を進む。
　

新神戸線二八鉄塔を通過する。


鉄塔から先は傾斜も緩くなり、歩き易くなる。
　　

火の用心標識から１分程進むと分岐があるので右方向に進む。
左は歩いたことは無いが、西宮ゴルフ場方面に下る道と思われる。
　

暫く露岩の展望尾根になる。
　

甲山から西宮方面の展望が開ける。
　

樹林帯に入り、ゴルフ場狩猟禁止の看板の先、消えかけた道標地点が樫ヶ峰山頂。
　

山頂を過ぎると、再び露岩尾根になる。
　　

レポの最初にも書いた「めくれた木」が散見された。
　

樫ヶ峰には、少し消えかけた古い道標がいくつか設置されている。
今回のルートは、稜線上を東三ツ辻出合、西三ツ辻出合、外れ峰出合、小笠峰と進む。


小さなアップダウンを繰り返しながら疎林の尾根を進む。
　　

小笠峰から下って、県道の舗装路に出る。
　　

舗装路を２０分程登れば、大谷乗越に着く。

大谷乗越から縦走路を東進する。
　

ゆずり葉台分岐道標地点で右折し、暫く下る。
　　

行者山分岐でＶ字に折り返す。
行者山山域には、整置された地図が要所要所にあるので、確認しながら歩くと良いだろう。
今回は、行者山、行者山東観峰から西逆瀬台口へ下山する。
　

行者山々頂は、広場があるだけで展望は無い。


更に進んで、行者山東観峰。
　

摩耶山などからは見えない、宝塚・伊丹方面〜大阪方面の展望が開ける。


行者山東観峰下の分岐を右に進む、暫くは激下り。


傾斜が緩やかになり、逆瀬台付近の分岐を直進。
　　

堰堤を跨いで、ベンチのある広場から舗装路に出る。
　

駐車場を左に見ながら進み、バス通りに出る。
　

西山団地ＢＳから、往路と同じ阪急バスで帰路に就いた。