今回のテーマは「入門コース・夏向けコース」。

　


梅雨らしい天気が続いているが、この週末はやや不安定ながらも梅雨の晴れ間。
但し、気温も上がり、日曜日には３０℃を越える予報。
天気が優れないからと、見送ってばかりいると、筋力が落ちてしまう。
土曜日朝起きて、雨雲レーダーや予想天気図を見ると、
なんとか雨は降らないようだったので、軽めの調整プランを考え、
まだ気温も高くならない午前中に山に向かった。

今回のプランは、山登り入門として歩けるコースだ。
新神戸をスタートし、布引ダムから市ヶ原へ。
再度東谷から蛇ヶ谷を通り、再度公園が折り返し点。
大龍寺から、大師道を下り諏訪山公園下に下山する。
コースの大半は遊歩道のように整備された道で、舗装路歩きも多く、道標もしっかりしている。
又、休憩ポイントやトイレ、飲み物の自動販売機も多い。
まずは山歩きにチャレンジという方に良いプランだと思う。
私はトレーニング要素があるので、途中休憩していないが、
休憩や昼食込みだと４時間程度の行程になるだろう。

このプラン、布引谷・再度東谷・再度谷と大半が谷道になっている。
これから暑くなるシーズン、谷道は少しは涼しいので、
ちょっと山歩きするにもよいプランだと思う。

○新神戸〜再度公園

※新神戸から市ヶ原までは新神戸登山口解説ページで詳細解説しているので、そちらも参考にして頂きたい。

スタートは新神戸。
新幹線駅一階から駅舎を潜り、道なりに右に登っていく。




すぐに異人館方面に向かう、背山散策路北野道の入口があり、その隣にベンチのある広場がある。
ここで山支度を整えても良いだろう。


城山への分岐を越え、砂子橋を渡る。
　

雌滝に寄らない方は右の石段を、雌滝経由なら左の道を行く。


直ぐに雌滝展望所、ベンチがある。
写真右手の階段を登る。


最初の石段道と合流、左折する。


雄滝展望所、ここにもベンチがある。
滝右側の石段を登っていく。


登り切った場所がおんたき茶屋。
自動販売が設置されている。


おんたき茶屋を抜けて左折。


写真の地点を右に進めば見晴らし展望台、ベンチとトイレがある。
中央奥に進めば布引ダム方面。


途中、城山方面への橋があるが、渡らず直進する。


橋を越えると一本道で布引ダムまで行ける。
　

堰堤上にベンチと水道がある。
ここの水道は上水道なので、飲むことができる。


管理橋を渡りダム湖を左に見ながら進む。
湖畔を少し進んだところにもベンチがある。


スリップ止めパターンのある分岐は左方向へ。


更にその先は、階段を上がっても左に進んでも、その先で合流する。


ダム施設を離れると、すぐの場所に紅葉茶屋がある。
店の前には自動販売機もある。


紅葉茶屋から暫く進むと廃墟になったあけぼの茶屋があり、
更に進むと櫻茶屋がある、櫻茶屋は飲食営業はされていない。
櫻茶屋前に自動販売機とトイレがある。


茶屋手前の石段を下り、河原に下り木橋を渡る。
　

右側にある高雄山の山裾を回り込むように進む。


直ぐに舗装路に出る。


暫くは舗装路歩きになる。途中道標のある高雄山への分岐をやり過ごす。


更に進んだ写真の地点が蛇ヶ谷への分岐。
１１９プレート「ち３１−３」、橋の向こう側に斜面補強工事の跡がある。
　　

初めての登山で、ここまででバテてしまい、再度公園に向かうのが難しい場合は、
蛇ヶ谷に入らず舗装路を直進すれば、大龍寺山門下に出る。
本数が少なく季節運行だが、バス停があり三宮方面へ戻ることができる（ページ末のエスケープルート参照）。
山門を越えて、参道を登れば、後述する大龍寺下の広場に出て、大師道から徒歩下山することもできる。


蛇ヶ谷から再度公園方面に進む。
この区間が今回のコースで最も山道らしい区間になる。
　

蛇ヶ谷史蹟の解説版の地点に高雄山方面へ分岐があるが、登らず沢沿いに進む。


丸木階段を登り、ＤＷ（ドライブウェイ）下のトンネルを潜る。
　

石壁沿いに左折して進む。
ここを直進しＤＷを暫く進むと、大龍寺山門下と同じバスのバス停がある。


暫く進むと舗装路に出るので右方向に進む。
　

舗装路沿いを進んだ写真の地点が大龍寺方面に向かう分岐になる。
再度公園は広いので、まずはこの場所を確認しておこう。


再度公園には修法ヶ原池の周りにベンチが多数あり、池の西側には自動販売機やトイレもある。
昼食など、ゆっくり休憩するには最適の場所だ。
　

前述の確認した分岐から大龍寺へ向かう。


六甲全山縦走路に合流し左折。


大龍寺境内に行くには、写真の地点で左の道へ進む。


少し石段を登れば大龍寺境内。
境内にはベンチがあり、社務所脇にトイレもある。
　

参道石段を下れば、大龍寺下の広場。
ここに自動販売とベンチがある。
前述の蛇ヶ谷をエスケープして直進し、山門から少し登ればこの広場に出る。
　

大師道の石段を下る。
山行日のように雨の後は滑るので要注意だ。
ここでは無いが、以前石段で滑って何段かお尻降りてしまったことがあり、一週間くらい臀部が痛かった。


短い地道があり、すぐに一旦舗装路になる。カフェ「はなれ家」の横を通る。
　

写真の分岐は右の舗装路へ。
少し進むと左側に猩々池がある、ここにもベンチがあり休憩できる。
　

猩々池先で二本松林道と交差、直進する。


再び、整備された地道になる。
道標はしっかり整備されており、後述の燈籠茶屋付近まで一本道だ。
　

途中丁石があるので目安にすると良いだろう。
諏訪山公園下の登山口にある丁石は二十二丁だ。


何度か橋で谷を越えながら下っていく。
　

沢横の開けた雰囲気の場所に出る。木橋を渡り、緩い登り方向へ進む。
　

坂を登ると舗装路に出合う。
この写真の右奥に燈籠茶屋があり、舗装路を少し下った場所にトイレがある。


トイレの先すぐに稲荷茶屋があり、ここにも自動販売がある。


舗装路を下っていく。


神戸山手女子の学舎を左に見ながら更に下る。


住宅地になり、バス通りに出る。左折するとすぐにバス停がある。
バス停の少し東側（来た方向からなら向こう側）公園内にトイレがある。


諏訪山公園下BSから市バス７系統で三宮方面へ帰路に就いた。