今回のテーマは「須磨アルプス横断」。

　

今週も、前週同様に金曜日から三連休。
金曜日にメインのルートを歩いているので、土曜日は短めの山登りにした。

先週、須磨アルプスを歩いた時に、須磨アルプス鞍部から北に向かう踏み跡が、
以前気になっていたのを思い出したので、今回歩いてみることにした。

須磨アルプスまでの行程だが、文太郎道は前週に歩いているし、須磨名水の森の谷筋も以前に歩いている。
地形図やネットで確認すると、天井川左右俣間の尾根が歩けるようなので、往路はこの尾根を選んだ。

厳密に「須磨アルプス横断」と言えるのは、天井川右俣から須磨アルプスへ向かうルートのように思うが、
今回の経路も、広義で須磨アルプスを横断するような経路になる。

横尾に降りた後、そのまま地下鉄妙法寺から帰宅では、
短山行とは言えあまりに短いので、もう一度横尾山の南へ折り返すことにした。
横尾山の北側山麓から、横尾東山から板宿に向かう道に合流できる道があるので、
復路はこの道を歩いてみることにした。横尾東山は経由しないので、少しショートカットになる。

更に、山行後半では、板宿八幡手前にある右側（南側）下る踏み跡も確認した。
この踏み跡は、地形図に紫線で記入している。

前夜２０時に就寝し４時起き。久しぶりに早朝４：５６阪神電車神戸三宮発の（縦走）電車に乗った。

○山陽月見山駅〜須磨アルプス

スタートは山陽月見山駅。
尚、月見山駅は対面式ホームで、トイレは西代・神戸三宮方面側にある。
トレイ利用の場合は改札内の踏切を渡る。

月見山駅から、郵便局前の住宅地を北へ向かう。
　

六甲砂防事務所西六甲出張所前を右に進み、月見山ＩＣ前の信号で左折する。
　

道なりに暫く進むと、道路の左側に須磨名水の森の入口がある。


石垣沿いの道を進み、水野第二堰堤を越える。
　

天井川左右俣の合流点が、天井川中尾根の取り付きになる。


取付きは急斜面だが、丁度良い感じの場所に木の根があり、見た目より登り易い。


尾根に乗ると迷うことはないだろう。緩急のついた斜面を登っていく。
　

暫く登ると、天井川右俣方面への尾根と合流する。
　

良く歩かれている尾根のようだ。
　

所々ロープも張られているが、頼りにしなければならないような場所は無かった。
　

細尾根も何箇所かあるが、危ないと感じる程ではない。


後半は緩いアップダウンを繰り返しながら高度を上げていく。
　　

展望のある露岩に出る。
　

登れる岩場があるのだが岩が結構脆く、足を掛けたところがポロっと取れたので、左側の巻き道から進んだ。
　

更に進む。


小ピークから下ると縦走路に合流する。
　

須磨から歩いてくると、鎖場の下りがある先だ。

須磨アルプスまで進む。


須磨アルプス北谷の下山口は、道標のある地点の北側になる。
　

写真では高度感があるが、斜めに下れるので、鎖やロープを利用する程ではない。
ただ、滑りやすい場所なので、補助的に手を添えておくと良いだろう。
　

岩場は前述の一箇所だけ、あとは谷道になる。


一箇所、須磨アルプス方面からの踏み跡と合流する。


谷道をどんどん下る。


堰堤上の開けた場所に出る。堰堤は左から越える。
　

更に少し下ると２つ目の堰堤。右側の擬木の丸木階段を登る。
　

広場に出るので、右方向に進む。


縦走路と再合流。市街地方向に下る。
　

横尾南公園で休憩をとった。


縦走路から市街地への出入口から左に進む。


緩傾斜の道を登っていく。
横尾山山麓を巡る「横尾道」と命名された背山散策路だ。
　

フェンスのある場所で、横尾道を離れ、石段を登る。


途中踊り場もしっかり設置されてるが、長い石段道を登っていく。
　　

石段が終わり、暫く進めば、板宿と横尾東山との分岐。
　

板宿方面に下る。
　

途中のＹ字路は、どちらに進んでも、禅昌寺との分岐地点で合流する。
　

更に下る。
　

板宿八幡手前に右（南）下る分岐が２箇所ある。
この分岐には進まず、直進する。


今回、時間があったので、この分岐を確認した。
分岐１は大手町の奥に、分岐２は板宿八幡参道途中に出る。
また、分岐１と分岐２の道は途中で接続されてた。
分岐からの道は地形図に紫線で記入。

尚、板宿の住宅地は道が入り組んでいるので、今回紹介する経路が、市街地部分通過では一番判りやすい。

板宿八幡の境内に下り、最後の休憩をとった。
　

参道の石段を下り、すぐの場所にある、左へ入るコンクリート道を進む。
この分岐の少し先で、前述の分岐２からの道が合流してくる。


ここから先、丁度須磨学園（共学）の通学時間と重なっており、
うかつにカメラを向けられないので、少し写真が判り難いかも知れない。
尚、須磨学園のページにある交通アクセスの徒歩経路と同じだ。

配水施設の前を右に進み、須磨学園校門前を右折。
　

右折してすぐ場所にある階段を下る。


階段が終わり更に舗装路を下り、信号で右折する。


妙法寺川添いの道を下り、道なりに左に曲がる。
　

曲がってすぐの場所にある山陽板宿駅から帰路に就いた。

○山行諸データ


△参考コースタイム（小休止・写真撮影等を含む）

05:27　山陽月見山駅
05:38　須磨名水の森入口
（休憩３分）
05:41　須磨名水の森入口
05:48　天井川中尾根取付き
06:24　縦走路合流
06:32　須磨アルプス北谷降り口
06:44　縦走路再合流
06:47　横尾南公園
（休憩５分）
06:52　横尾南公園
06:56　石段下
07:02　板宿方面分岐
（分岐確認１０分）
07:32　板宿八幡
（休憩１２分）
07:44　板宿八幡
07:57　山陽板宿駅


△高度計校正ポイント（詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ）

049.2m　第二神明下、水月橋
082.1m　天井川中尾根下
127.3m　横尾南公園
018.9m　山陽板宿駅西、平田南橋東交差点付近


△エスケープルート

横尾市街地→神戸市営地下鉄妙法寺駅

※各交通機関は運転状況注意（運転時間帯、悪天候による運休や定休日）


△スタート地点付近情報

トイレ：山陽月見山駅構内
コンビニ：無し
飲料自販機：山陽月見山駅構内


△コース途中情報

トレイ：板宿八幡境内（市民トイレ）
飲料自販機：無し