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一ノ谷(義経道)・文太郎道



日付:2017/06/03 (土)

同行者:無し

天候:晴れ時々曇り

気温:20℃(栂尾山々頂 、14:05、標高約271m)

コース:山陽須磨浦公園駅〜一ノ谷〜縦走路〜文太郎道〜縦走路〜横尾東山〜板宿八幡〜山陽板宿駅

地形図:須磨、神戸南部

一般地図概略位置:須磨

概算距離:8.0km

累積標高+:574m、累積標高−:572m

歩行時間:2
時間43分、ルート係数:13.4

道迷い:特に問題箇所無し

特筆事項:無し

体力難易度:レベル2

技術難易度:文太郎道はBランク



今回のテーマは「楽しい新ルート」。

山行コース図 断面図

前日金曜日は、代休を利用し中山連山を縦走。
翌土曜日、午前中は用事があったので、午後はのんびり過ごす予定にしていた。
しかし、外は好天、間もなく梅雨入り。
天気のいい日に歩いておこうと、短めのプランで出発することにした。

今回の主目的地は文太郎道。
六甲山やまある記さんが以前に歩いておられたので、歩いてみたいと思っていた場所だ。
文太郎道は、高倉台から栂尾山までの旧縦走路にあたる。
勿論、加藤文太郎が歩いた頃は高倉台は無く、
標高291.5m高倉山を下った後の登り返しだった部分だ。

文太郎道の前後だが、
前半は、文太郎道が旧縦走路なので、
塩屋からの旧縦走路を歩こうかと思ったが、距離が長くなる。
遅い出発なので、距離が短くなる須磨浦公園出発とし、一ノ谷を登ることにした。
後半は、縦走路を東に進み、須磨アルプスを越えて、
横尾東山から、板宿八幡に下山するルートを選んだ。

文太郎道は、急斜面の尾根道だったが、
「縦走路を歩く」というお題目が無いのであれば、
400階段を登るより、面白いルートだと思う。
私の西六甲のお気に入りルートとして、
須磨から縦走路を歩き、横尾東山から禅昌寺に下り、
禅昌寺西尾根から高取山に登るルートがある。
このプランの400階段部分は、今後は文太郎道に置き換えて歩こうと思う。


○山陽須磨浦公園駅〜高倉台

スタートは山陽須磨浦公園駅。
改札を出て左、東方向へ公園内の遊歩道を進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道01 一ノ谷(義経道)・文太郎道02

途中、横断歩道を越える。以前、一ノ谷を下った時は、ここへ下山した。
ここから登る場合は、山陽の高架下を潜り、Y字路を右方向、スリップ防止の丸印パターンのついた道を進む。
道なりに右にカーブして進めば、後述のカーブミラーのある地点に出る。
今回は、更に東からの道を確認する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道03

緑の塔の少し先で左折し、山陽電車の高架下を越える。
国道歩きになるが、こちらの取付きはJR・山陽須磨駅からもアクセスできる。
一ノ谷(義経道)・文太郎道04 一ノ谷(義経道)・文太郎道05 一ノ谷(義経道)・文太郎道06

九十九折の階段を登り、クランク状の道を直進する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道07 一ノ谷(義経道)・文太郎道08 一ノ谷(義経道)・文太郎道09

安徳宮前を左折して進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道10

カーブミラーのある場所で右折。
前述の横断歩道のある取り付きからの道とここで合流する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道11

住宅地の奥が一ノ谷(義経道)の登山口。
一ノ谷(義経道)・文太郎道12 一ノ谷(義経道)・文太郎道13

登山口付近は、神戸南洋植物パークの跡地で、
そのまま生育した熱帯の植物や廃墟があり、独特の雰囲気を醸し出している。
一ノ谷(義経道)・文太郎道14

擬木の階段道を登り、道標のある分岐を右折。
一ノ谷(義経道)・文太郎道15 一ノ谷(義経道)・文太郎道16

一ノ谷が見渡せる、整備された道に出る。須磨方面の展望も開けている。
一ノ谷(義経道)・文太郎道17 一ノ谷(義経道)・文太郎道18

樹林に入り尾根上を進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道19 一ノ谷(義経道)・文太郎道20

途中、比較的新しい堰堤があった。
平成27年1月完成の二の谷東第二堰堤(場所は、地形図の須磨浦公園の黒文字北に緑丸で記載)。
大きな堰堤で、この谷を遡行してきても、形状から越えることは難しそうな堰堤だ。
一ノ谷(義経道)・文太郎道21

更に進むと、須磨の山腹道と交差する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道22

山腹道から一登りすれば、縦走路と合流する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道23 一ノ谷(義経道)・文太郎道24

六甲全山縦走路は、道標をよく見て進めば迷うことはないだろう。

縦走路との合流点で既に13時を回っておりハイカーは疎らだった。

鉄枴山は左から巻いて進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道25

この付近、石に刻またら道標がたくさんある。
一ノ谷(義経道)・文太郎道26 一ノ谷(義経道)・文太郎道27 一ノ谷(義経道)・文太郎道28

高倉山では、おらが茶屋方面には向かわず、途中から斜面を下る道を歩いていたが、
今日は久しぶりに直進し、おらが茶屋先から階段で下る。
一ノ谷(義経道)・文太郎道29 一ノ谷(義経道)・文太郎道30

おらが茶屋付近からの明石方面の展望。
一ノ谷(義経道)・文太郎道31

高倉台で小休憩をとった。
一ノ谷(義経道)・文太郎道32



○高倉台〜山陽板宿駅

縦走路を進み、歩道橋を渡る。
一ノ谷(義経道)・文太郎道33

突き当りを右折し、文太郎道に入る。
この分岐を左折すれば、縦走路。
一ノ谷(義経道)・文太郎道34

踏み跡を進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道35 一ノ谷(義経道)・文太郎道36

すぐに枯れ沢に下りる。深い沢ではないので、広場のように見える。
一ノ谷(義経道)・文太郎道37 一ノ谷(義経道)・文太郎道38

暫く進むとY字路があるので左方向に進む。
右方向に進むと、10m程先に堰堤がある、堰堤に出てしまうと行き過ぎている。
一ノ谷(義経道)・文太郎道39

踏み跡を辿り、斜面を登っていく。
一ノ谷(義経道)・文太郎道40 一ノ谷(義経道)・文太郎道41

ロープが張ってあるザレた急斜面を登れば、尾根に乗る。
一ノ谷(義経道)・文太郎道42 一ノ谷(義経道)・文太郎道43

旧縦走路を示す案内板。
尾根にに乗ると迷うことはない、小ピークを巻くことはあるが、終始尾根上を進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道44

判りやすいが急斜面の尾根が続く。
一ノ谷(義経道)・文太郎道45 一ノ谷(義経道)・文太郎道46 一ノ谷(義経道)・文太郎道47

どんどん登っていく。
一ノ谷(義経道)・文太郎道48 一ノ谷(義経道)・文太郎道49

落葉が堆積した溝のような場所を越えれば、栂尾山から水野町方面への道に合流する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道50 一ノ谷(義経道)・文太郎道51

丸木階段を登り、栂尾山々頂に到着。
横尾山々頂で休憩する予定だったが、急な登りだったので、ここで休憩をとった。
一ノ谷(義経道)・文太郎道52 一ノ谷(義経道)・文太郎道53

再び縦走路進む。横尾山々頂から須磨アルプスを越える。
一ノ谷(義経道)・文太郎道54 一ノ谷(義経道)・文太郎道55 一ノ谷(義経道)・文太郎道56

須磨アルプス先から登り返せば、横尾東山々頂。
ここで最後の休憩をとった。
一ノ谷(義経道)・文太郎道57

縦走路を離れ、板宿方面への道を進む。
一ノ谷(義経道)・文太郎道58 一ノ谷(義経道)・文太郎道59 一ノ谷(義経道)・文太郎道60

鉄塔脇を越え、板宿方面分岐で右折する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道61 一ノ谷(義経道)・文太郎道62

途中にあるY字路はどちらに進んでも、その先にある禅昌寺方面との分岐点で合流する。
一ノ谷(義経道)・文太郎道63 一ノ谷(義経道)・文太郎道64

勝福寺分岐を越える。
一ノ谷(義経道)・文太郎道65

板宿八幡付近のY字分岐、一箇所目は左方向へ、右方向は未確認。
一ノ谷(義経道)・文太郎道66

二箇所目、左は板宿八幡境内へ、右は参道途中へ出る。
今回は右側に進んだ。
一ノ谷(義経道)・文太郎道67 一ノ谷(義経道)・文太郎道68

住宅地に出るので、東方向を意識しながら下る。
一ノ谷(義経道)・文太郎道69

随所に板宿八幡の方向を示す看板があるので、逆に進めばよい。
一ノ谷(義経道)・文太郎道70 一ノ谷(義経道)・文太郎道71

板宿八幡から東に進むと妙法寺川に出る。
一ノ谷(義経道)・文太郎道72

川の東側を下って、道なり左折すると、山陽板宿駅がある。
一ノ谷(義経道)・文太郎道73 一ノ谷(義経道)・文太郎道74

山陽電車(阪神電車)で帰路に就いた。


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

12:32 山陽須磨浦公園駅
12:48 一ノ谷登山口
13:08 縦走路合流
13:32 高倉台
(休憩4分)
13:36 高倉台
13:43 文太郎道分岐
14:03 栂尾山々頂
(休憩5分)
14:08 栂尾山々頂
14:21 横尾山々頂
14:34 須磨アルプス馬の背
14:43 横尾東山々頂
(休憩7分)
14:50 横尾東山々頂
14:57 板宿方面分岐
15:18 板宿八幡参道合流
15:31 山陽板宿駅


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

008.1m 須磨浦公園みどりの塔東
194.1m おらが茶屋南側広場
270.9m 栂尾山々頂
312.1m 横尾山々頂
018.9m 山陽板宿駅西、平田南橋東交差点付近


△エスケープルート

高倉台→高倉台BSから神戸市バス75系統

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:須磨浦公園駅改札内と須磨浦公園内に有
コンビニ:無し
飲料自販機:須磨浦公園駅


△コース途中情報

トレイ:おらが茶屋1F、高倉台高倉会館(建物内)
飲料自販機:高倉台


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