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菊水山南東尾根 



日付:2017/05/14 (日)

同行者:無し

天候:晴れ

気温:23℃(菊水山々頂 、10:55、標高約458m)

コース:高座金清橋BS〜菊水山南東尾根〜菊水山々頂〜六甲全山縦走路〜市ヶ原〜新神戸

地形図:神戸首部

一般地図概略位置:菊水山 

概算距離:8.4km

累積標高+:654m、累積標高−:780m

歩行時間:2時間54分、ルート係数:14.8

道迷い:菊水山南東尾根下り利用はゴルフクラブ施設に入り込まないように注意

特筆事項:無し

体力難易度:レベル2

技術難易度:菊水山南東尾根はCランク



今回のテーマは「菊水山の石柱尾根」。

山行コース図 断面図

山行前日の土曜日は午前中雨で、午後も低い雲が広がる、あいにくの天気だった。
日曜日、天候が回復したので、短めの尾根歩きプランを歩くことにした。

今回の目的地は菊水山。
1/25000地形図にも登山道線が記載されている、菊水山々頂から南南東方向に延びる尾根だ。
国土地理院地形図を、良くご覧になる方なら目につく登山道線なのだが、実際に歩かれている方は少ないようだ。
尚、方向的には南南東なのだが、呼称は判りやすく菊水山南東尾根とした。

今回は尾根を登り方向で歩く、下り方向で利用される方は、菊水GC施設に入り込まないように注意して頂きたい。
プランでは、高座金清橋BSからスタートしているが登山道で繋ぐ場合は、舗装路を含むが極楽林道が良いだろう。

菊水山々頂からは、六甲全山縦走路を歩き、市ヶ原から新神戸に下山している。
本レポでは菊水山南東尾根のみ詳細に解説している。



○高座金清橋BS〜菊水山々頂

JR神戸駅南口から阪急バスに乗車。
バス停は、デュオ神戸に降りる大階段の向こう側にある。
菊水山南東尾根01

高座金清橋BSからスタート。
山行日である日曜午前の場合、時刻表上の乗車時間は19分。
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バス停からすぐの場所で、菊水ゴルフクラブ方向に左折する。
菊水山南東尾根03

菊水ゴルフクラブの門扉を越えて舗装路を進む。
門があるということは、道路は私有のもだと思われるので、車の邪魔にならないように歩く。
周辺の斜面には、神戸市による治山工事も行われているので、どこまでが私有地なのかは不明だ。
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カーブミラーのあるヘアピンカーブを越える。
後述するが、このヘヤピンカーブから斜面を登り、尾根に乗った方が判りやすかった。
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駐車場手前の斜面に取り付き尾根に乗る。
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暫くはトレース無しの笹藪漕ぎ。
尾根上には用途不明の遺物もあった。
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暫く進むと造園業者による通行注意の張り紙があり、この辺りからトレースが明確になる。
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造園業者の張り紙があるのは、前述のヘアピンカーブの上なので、
この辺りから取り付くのが良いだろう。
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山頂まで笹だらけだが、トレースはしっかりしている。
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笹の中の踏み跡を辿る。
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石柱のある地点で、南南西側に延びる尾根と合流。
石柱は、風化が進んでいるが、一八という文字が読み取れた。
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この辺りから、急傾斜とまでは言わないが、そこそこ傾斜のある道が山頂近くまで続く。
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2本目の石柱、文字は判読不能。
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斜面を登っていく。休憩できるようなポイントは少ない。
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三本目の石柱、二〇の文字が読み取れる。
二本前が一八だったので、風化していた2本目の石柱は一九と書かれていたのだろう。
違う面に漢字のようなものも掘られていたが判読不能だった。
この石柱付近に座れそうな岩があったので小休憩をとった。
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更に登っていく。
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樹木が無くなり、急に明るくなると、すぐに菊水山々頂。
山頂下で、縦走路に合流する。
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気温のせいか、体調のせいか、バテバテの状態で菊水山々頂に到着した。
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正体不明の石柱だが、帰宅後過去の山行写真を調べてみると、
菊水尾根(菊水ルンゼ南側の尾根)にも文字が判読不能な石柱があった。
場所は、菊水尾根と神鉄トンネルが交わる真上辺り、本山行の石柱と関連があるかは不明だ。



○菊水山々頂〜新神戸

あまりにバテバテなので、鈴蘭台方面へのエスケープも考えながら東屋で休憩。
少し休憩すると、バテた感じは消えていったので、予定通り縦走路を進むことにした。


城ヶ越を下り、天王吊橋へ。
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今度はバテずに鍋蓋山を登り、山頂で食事休憩。
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鍋蓋山以降は、快適な下り。森林浴モードで大龍寺を経て、市ヶ原へ。
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前々日からの雨で、そこそろ水量のある布引の滝を観て、新神戸に下山した。
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○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

10:02 高座金清橋BS
10:10 菊水山南東尾根取付き
10:37 二〇石柱
(休憩5分)
10:42 二〇石柱
10:49 菊水山々頂
(休憩11分)
11:00 菊水山々頂
11:29 天王吊橋
(休憩4分)
11:33 天王吊橋
11:59 鍋蓋山々頂
(休憩11分)
12:10 鍋蓋山々頂
12:36 大龍寺山門下
12:50 市ヶ原
(休憩7分)
12:57 市ヶ原
13:34 新神戸


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

176.6m 金清橋
458.2m 菊水山々頂
283.0m 天王吊橋西詰
486.5m 鍋蓋山々頂
249.5m 市ヶ原櫻茶屋前
411.1m 世継山東峰
173.6m みはらし展望台
054.2m 砂子橋南詰
038.2m 布引交差点 


△エスケープルート

大竜寺BSから神戸市バス25系統利用(4/1-11/30の土日祝昼間のみ)

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)

天王吊橋下、国道428号線(有馬街道)は、交通量が多く、エスケープには適していません。


△スタート地点付近情報

トイレ:無し
コンビニ:無し
飲料自販機:無し


△コース途中情報

トレイ:大龍寺、市ヶ原、みはらし展望台
飲料自販機:大龍寺下、市ヶ原、おんたき茶屋


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