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キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根



日付:2017/02/11 (土)

同行者:無し

天候:晴れ時々曇り

気温:4℃(荒地山 、12:50、標高約544m)

コース:JR芦屋駅〜高座谷〜キャッスルウォール〜岩梯子・七右衛門ー〜荒地山〜荒地山南西道〜アカシヤ尾根〜高座谷〜JR芦屋駅

地形図:西宮

一般地図概略位置:高座谷 

概算距離:9.0km

累積標高+:630m、累積標高−:630m

歩行時間:3時間10分、ルート係数:15.1

道迷い:アカシヤ尾根は分岐多し

特筆事項:荒地山南麓岩場滑落注意

体力難易度:レベル2

技術難易度:キャッスルウォール〜荒地山、荒地山南西道はBランク、アカシヤ尾根登りBランク・下りCランク



今回のテーマは「大迷走」。

山行コース図 断面図

山行日は強風の予報だったので、山には行かないつもりで起床。
しかし、起きてみると空は快晴、風も外に出た感じでもアメダスでも強くない。
起きるのが遅かったので、
出発もかなり遅くなるが、天気が悪くないなら山に行こうと支度をした。

プランは考えていなかったので、
前週の続きとして、奥高座谷左俣を登ってアカシヤ尾根を下ろうと、ルートにさっと目を通して出発。
結果として、登山道が交錯する地域なのに、しっかり下調べせずに入山したのが原因で、大迷走してしまう。

往路、高座谷から奥高座谷左俣に向かうのだが、
奥高座滝は前回直登したので、今回は巻き道を通ることにした。
高座谷から、まずは近くにあるキャッスルウォールを間近で見るために下部まで行く。
奥高座滝の巻き道はキャッスルウォールの左(西側)のはずなので、
キャッスルウォールすぐ左の岩道を登ったのだが、どんどん高度を上げていく。
これは間違ったなと気づいたが、もうかなり登っていたので、そのまま登り詰めることにした。
方向的には岩梯子の下部に出るだろうと考え、ほぼ予測通りの場所に出た。
予定では、奥高座谷左俣を歩くはずだったのだから、まずこれが1つ目のルートミス。

岩梯子から荒地山に向かい、南西道を五分岐まで下る。
五分岐からは、アカシヤ尾根を下って、荒地山第二堰堤に出て、往路を引き返すつもりだったがここで大迷走。
まずは、アカシヤ尾根と奥高座谷左俣上部への分岐を見落とし、そのまま奥高座谷左俣に下ってしまった。
奥高座谷左俣は歩いたことがないので、どこにいるのか判らない。
しばらく周辺を歩いて、奥高座谷左俣を歩いていることが判り引き返す。
気を取り直して正しいルートを下ったのだが、複雑な地形部分から再び奥高座谷左俣に下ってしまい、また引き返す。
更に、アカシヤ尾根を離れ、荒地山第二堰堤に出る分岐で反対側に下り、
予定より上部で三度奥高座谷左俣に下りてしまい、またまた引き返す。
最後はなんとか、予定の荒地山第二堰堤に出たが、アカシヤ尾根だけで3回もルートミスをしてしまった。
アカシヤ尾根は分岐が多いので、初めての方はミスし難い登り方向での利用をオススメする。
結果としてアカシヤ尾根と奥高座谷左俣との接続が確認できたのは怪我の功名である。
アカシヤ尾根は迷走してしまったので、登り方向で再度チャレンジしようと思う。

尚、ルートミス部分は地形図に紫線で記載している。

余談だがアカシヤ尾根のアカシヤ、勿論マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称なのだが、
「明石家」の漢字と、あのタレントさんの顔が頭に浮かんでしまうのは私だけだろうか。


○JR芦屋駅〜荒地山

JR芦屋駅から高座ノ滝までは、こちらの登山口案内を参照して頂きたい。

高座ノ滝から中央稜へ進む。
出発が遅めなので、かなりハイカーは少な目だ。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根01 

道標のある中央稜と高座谷の分岐を右方向へ進み、堰堤で最初の休憩を取った。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根02 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根03

今回も右岸からスタート、踏み跡のしっかりした道なので、迷うようなことはない。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根04

1つ目の堰堤を越える。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根05 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根06

そのまま右岸から2つ目の堰堤を越える。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根07

堰堤上部から左岸に渡渉し、左岸道と合流する。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根08 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根09

荒地山堰堤を越えて、沢に下る。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根10 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根11

今度は右岸に渡渉し、荒地山第二堰堤の巻き道を登る。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根12 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根13

堰堤上部に降りて、谷を進む。
復路この分岐に下ってくる。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根14

支沢の堰堤を越えると、奥高座滝とキャッスルウォールの分岐がある。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根15 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根16

分岐からひと登りすれば、キャッスルウォール。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根17 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根18

キャッスルウォール左の岩道を登る。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根19 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根20

どんどん登っていく。直登したことのある奥高座滝を巻くには登り過ぎだ。
誤ルートしていると気づいたが、高さのある岩もいくつか越えてきたので、戻らずそのまま登ることにした。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根21 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根22 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根23

まず最初の踏み跡に合流、右方向に進む。左方向は崖で行き止まりだ。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根24 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根25

右に進むと、鷹尾山の登山道と合流するので、今度は左方向に進む。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根26 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根27

岩を乗り越えて進む道になる。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根28 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根29

久しぶりの岩梯子と七右衛門ー。
キャッスルウォールから激登りだったので、七右衛門ー上部で休憩を取った。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根30 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根31

補助ロープの垂らしていある岩を越え、道畦谷南尾根からの道と合流。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根32 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根33

雪の残る道を進む。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根34 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根35

荒地山に到着。ここでも小休憩を取った。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根36


荒地山〜JR芦屋駅

荒地山南西道を下る。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根37

黒岩ではハイカーが休憩中だった。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根38

尾根道から谷道に変わる。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根39 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根40

写真の道標地点は進入禁止の五分岐方向へ進む。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根41

分岐からすぐのY字路は左方向へ。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根42

しっかりした踏み跡を進む。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根43

五分岐に到着、なかみ山からの道と合流し、その先を左方向のアカシヤ尾根へ。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根44 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根45

少し雪が残っているが、快適な尾根道を進む。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根46 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根47

アカシヤ尾根はこの分岐で右方向の尾根に入るのだが、見落としてしまう。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根57

(誤ルート)上記分岐をそのまま直進して進み、沢を越えて登り返すと踏み跡と合流した。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根48 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根50 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根51

踏み跡と合流した時点では、どこに合流したのか判っていなかった。
合流点から右(下り)方向に進むと沢沿いの道になり、場所的に奥高座谷左俣以外考えられない。
一旦合流点に引き返し、念のため、今度は左(登り)方向に進んでみた、するとすぐに前述の進入禁止の道標地点に出た。
地形図と探索した結果から、尾根が二股に分かれる場所で左(東)方向の尾根を進んだことが判った。
本来進むべき道は右(南南東)方向の尾根だ。
注意深く左(南)側を確認しながら引き返し、前述の誤ルート地点の分岐を発見した。

アカシヤ尾根に復帰し下っていく。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根53 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根54 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根55

少し判り難い地形で、左右両側に踏み跡があった。
ここでも誤ルート、左方向に進んでしまう。
正しいのは右方向の踏み跡だ。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根56

(誤ルート)小さな沢を越えて進むと、またはっきりした踏み跡に合流した。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根58 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根59

周辺を探索していると、先ほど誤ルートした時に探索した見覚えのある場所に出た。
また間違えて奥高座谷左俣に出たので引き返した。

誤ルートした分岐から右方向に進む。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根60

すぐに分岐がある。
ここでも左方向に進み誤ルート。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根61

(誤ルート)少し斜度のある沢を下ると、三度奥高座谷左俣に下りてしまった。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根62

アカシヤ尾根下り方向から見ると、下りたい高座谷は左方向にあるので、
分岐があると、どうしても左方向に進んでしまうのだがすべて誤り、三か所とも反対の右方向だった。
尚、今回間違えた3カ所は登り方向であれば間違わないだろう。

誤ルート分岐から右方向へ進むと、見覚えのある荒地山第二堰堤から中央稜への道と合流した。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根63 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根64

雪の残る道を下る。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根65 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根66 キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根67

荒地山第二堰堤上部に出た。
キャッスルウォール・岩梯子・アカシヤ尾根68

往路を引き返し、ハイカーが疎らな高座ノ滝で小休憩。
市街地を下り、JR芦屋から三ノ宮方面へと帰路に就いた。


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

11:02 JR芦屋駅
11:11 阪急芦屋川駅
11:32 高座ノ滝
11:37 中央稜・高座谷分岐
(休憩6分)
11:43 中央稜・高座谷分岐
11:52 左岸渡渉点
12:02 荒地山第二堰堤
12:06 奥高座滝・キャッスルウォール分岐
12:09 キャッスルウォール下部
12:32 七右衛門ー上部
(休憩5分)
12:37 七右衛門ー上部
12:50 荒地山
(休憩4分)
12:54 荒地山
13:12 五分岐
13:16 アカシヤ尾根奥高座左俣分岐1
(誤ルート32分)
13:48 アカシヤ尾根奥高座左俣分岐1
13:54 アカシヤ尾根奥高座左俣分岐2
(誤ルート20分)
14:14 アカシヤ尾根奥高座左俣分岐2
14:17 アカシヤ尾根奥高座左俣分岐3
(誤ルート14分)
14:31 アカシヤ尾根奥高座左俣分岐3
14:38 荒地山第二堰堤
14:50 左岸渡渉点
15:01 高座ノ滝
(休憩3分)
15:04 高座ノ滝
15:27 阪急芦屋川駅
15:36 JR芦屋駅


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

014.6m JR芦屋駅北側車道
029.0m 阪急芦屋川駅北側広場東舗装路
544.8m 荒地山々頂


△エスケープルート

無し


△スタート地点付近情報

(JR芦屋駅)
トイレ:芦屋駅構内
コンビニ:芦屋川駅 北口1本北側の道にセブンイレブン、北口すぐの道路東にローソン。
飲料自販機:芦屋駅前

(阪急芦屋川駅)
トイレ:芦屋川駅前
コンビニ:芦屋川駅南側にローソン
飲料自販機:芦屋川駅前


△コース途中情報

トレイ:高座ノ滝
飲料自販機:市街地部分に点在


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