今回のテーマは「どこにでもハイカー」。

　

１２月に高座谷から奥高座滝までを歩いた、今回はその続きを歩く。
スタートの高座谷は右岸を辿り、奥高座滝から更に奥へ進み、奥高座谷右俣を遡行し、プロペラ岩から荒地山へ。
荒地山で折り返して、荒地山南西道から風吹岩に下り、甲南魚屋道西尾根経由で市街地に下山するプランだ。

山行では、奥高座谷からプロペラ岩への分岐を見落とし、そのまま右俣を詰めて荒地山の東側に出てしまった。
誤ルートしたので、復路の荒地山南西道からプロペラ岩経由で、見落とし箇所の確認を行った。

高座ノ滝１０時前と遅めのスタートだったのだが、
メジャーなルートは勿論だが、奥高座谷・荒地山南西道・プロペラ岩と、ややマイナーな場所でもハイカーに出会った。
流石の芦屋山域である、どこにでもハイカーが居る。
更に、プロペラ岩分岐を見落とし、誤ルートして奥高座谷右俣を詰めている途中でも
同じように誤ルートしているハイカーに出会うおまけつきである。

久しぶりに山行しか予定の無い週末。
ウィンドブレーカーを着ていると汗ばむくらいの気温だったが、
初めて歩く道をゆっくり楽しむことができた。

尚、登山道分岐の下調べには山と橋を渡るサイトの荒地山・高座谷徘徊マップを参考にさせて頂いた。

○ＪＲ芦屋駅〜荒地山

ＪＲ芦屋駅から高座ノ滝までは、こちらの登山口案内を参照して頂きたい。

高座ノ滝周辺はハイカーが多いので、休憩せずそのまま通過した。
　

まずはロックガーデン中央稜を進む。


高座谷との分岐を右へ。


堰堤上で小休憩を取り、右岸を進む。


踏み跡のしっかりした道だ。
　　

堰堤を越える。


堰堤上部から左岸に渡れるが、ここはそのまま直進する。
　　

２つ目の堰堤を越える。


堰堤上部で左岸に渡渉し、踏み跡を登る。
　

左岸道と合流する。


荒地山堰堤を越える。
　

道なりに高座谷に下りて、右岸から堰堤の巻き道を進む。
　

荒地山第二堰堤を越えて、奥高座滝・キャッスルウォール方面へ。
　

キャッスルウォール分岐から奥高座滝方面へ。
　

奥高座滝に到着。


滝中央部の岩棚を登る。
下部はやや足の置き場が狭いので注意する。
岩棚を越えるのが無理な場合は、キャッスルウォール分岐からの巻き道を通る。
巻き道は、次回奥高座滝を通る時に利用し、レポに記載する予定だ。


奥高座滝上部の左右俣分岐で小休憩とした。


ゴツゴツした岩だらけの沢を登る。


土がある部分には踏み跡がある。


岩梯子方面との分岐、左に進む。
　

岩を並べた広場を通過。


岩の多い場所が続く。
　　

沢筋を外さないように登っていく。
　

大きな岩の左に板状の岩があり、通りにくい場所。
ここはポイントとなる場所なので、覚えておいて頂きたい。


右側に赤いテープがあり岩梯子方面への道がある。
ここは直進した。


実はこの場所が、プロペラ岩との分岐でもあった。
右ではないと判断、直進したのだが、左にも踏み跡があったのだ。
この分岐については後述する。

（ここから誤ルートしている。）

更に踏み跡を進む。
　

写真では判らないが前方に稜線がはっきり見えてきて、プロペラ岩のような大きな岩場はこの先無い雰囲気だ。
どうも誤ルートしていると気づいたが、稜線に出れば岩梯子から荒地山に向かう登山道があるはずなので、まずはそのまま進んだ。
この辺りで同じように誤ルートされている女性ハイカーがおられたので、声掛けをして私が先行して稜線に向かった。


荒地山東側の登山道に合流。


ここで引き返して誤ルート地点を探し、予定ルートに戻ろうか悩んだが、引き返しても予定ルートを発見できる保証はない。
今回のプランでは、荒地山からの復路に、本来往路で出てくるはずだった、プロペラ岩から荒地山方面への合流点がある。
この合流点からプロペラ岩方向に下り、誤ルート地点を見つけることにした。

荒地山々頂を目指す。


荒地山々頂に到着したが、この看板を写している私の背中側には、５０人を超える大パーティが休憩中だった。
気温だけ計測し、先を急ぐことにした。

荒地山々頂南側にある南西道の踏み跡を下る。
　

往路で出てくるはずだった、プロペラ岩分岐。
まずは、誤ルート地点の確認に向かった。


分岐から少し下れば、プロペラ岩上部に出る。
　

プロペラ岩から更に下って、振り返りつつ記憶にある場所を探す。

記憶に残っていた場所だ。
大きな岩の左に板状の岩が有り通りにくい場所。
ここから登り返す。


前述の右方向、岩梯子方面への赤テープがある分岐。


同じ場所から往路で誤ルートした直進方向。


そして予定ルートである左方向の踏み跡。
この踏み跡方向に少し進めば上部にプロペラ岩が見えた。


プロペラ岩下部から、岩の左側を登る。
　

プロペラ岩上部で食事休憩にした。


元のプロペラ岩分岐に戻り、荒地山南西道を下る。
　

黒岩を通過。
　

尾根から谷筋の道になる。
　

道標のある分岐、進入禁止方向に進む。なぜ進入禁止なのかは不明だ。
境界杭もなく私有地ではないようなので、踏み跡が交錯していて迷いやすいからだろうか。
　　

広場方面との分岐は左方向へ。


小さな沢を渡って進む。
　

山と橋を渡るサイトのマップに記載された５分岐に到着。

荒地山方面から来ると、まずはなかみ山方面との道と合流。


次にアカシヤ尾根との分岐があり、すぐにだるま岩方面との分岐がある。
　

魚屋道に出る道、少し登り返す。
　

下りに変わればすぐに魚屋道に合流。
　

風吹岩横から下る。
　

金鳥山と薬大尾根の分岐を直進。
　

魚屋道を外れて、甲南魚屋道西尾根を進む。
　

歩き易い尾根道だ。
　　

Ｔ字路で左折する。


魚屋道と合流、右折する。


堰堤を二つ越える。１つ目は左、２つ目は右。
　

左対岸に住宅を見ながら下る。


魚屋道登山口に到着。


道なりに下り、阪急のガードを越える。
　

バス通り（山手幹線）を左折する。


ＪＲ甲南山手駅に到着。
三ノ宮方面へと帰路に就いた。