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森林植物園から摩耶山掬星台
日付:2015/03/21 (土)
同行者:無し
天候:晴れ
気温:12℃(摩耶山掬星台 、11:00、標高約690m)
コース:森林植物園〜徳川道〜桜谷道〜摩耶山掬星台
地形図:神戸首部
一般地図概略位置:摩耶山
概算距離:4.1km
累積標高+:374m、累積標高−:136m
歩行時間:1時間25分、ルート係数:7.6
道迷い:摩耶山自然観察園内は分岐多し
特筆事項:雨後増水時、渡渉困難箇所有り
体力難易度:レベル1
技術難易度:Aランク
今回のテーマは「帰還」。
多忙なのは相変わらずで「独り者+多忙=外食→体重増加」でかなりオーバーウェイト状態。
しかし五十肩は全快し、予報では雨は降らず、気温も低くない。
何かとバタバタしていたが、そろそろ山に戻らねばと、前夜、山支度とプランニング。
4か月ぶりの「ハイキング」になり、9月の「山登り」からは半年が経過している。
久し振りなので、コースは油コブシ〜アイスロードが良かったのだが、残念ながらアイスロードは去年の台風からずっと通行止め。
思案の結果、目的地をホームグラウンド摩耶山掬星台に定めた。
帰路はオーバーウェイトなので、膝の負担を考えてビューラインで下山することにした。
問題はどこから登るかだ。
上野道や青谷道辺りがセオリーだろう。しかしそれではあまりにも普通過ぎる。
あじさいのシーズンになると、森林植物園から掬星台に向かうハイキングコースを調べるために、幣サイトを訪問される方が多くおられる。
「山登り」という観点でプランを組み立てると、森林植物園から掬星台では距離が短すぎる。
しかし、今はそのくらいの距離が丁度いい。検索で弊サイトを訪問される花のシーズン前に、このコースを歩いてみることにした。
森林植物園からは徳川道を東進、ここは変更しようがない。
徳川道から掬星台に向かうには、主に3つのコースが選択可能だ。
1.徳川道をそのまま穂高湖まで歩き、アゴニー坂や奥摩耶DWから向かう
2.徳川道の「すぐまや」道標から、アゴニー坂や奥摩耶DWを経由する
3.桜谷道
今回はこの中で、しっかりした登りのある、桜谷道を選択した。
山に「ただいま」を告げるため、久しぶりにリュックを背負い、スタート地点に向かった。
○森林植物園〜摩耶山掬星台
森林植物園に向かう。
今回は神戸電鉄北鈴蘭台駅からの無料送迎バスを利用した。
時刻表やバス停位置など森林植物園までのアクセスの詳細は園のサイトを参照して頂きたい。
この無料送迎バス定員になると乗れないので注意が必要だ。
4月から11月の土日祝は三宮バスターミナル(ミント神戸1F)から
神戸市バス25系統でも森林植物園に向える。
こちらのバスも特に朝の便は混雑しており、30分前にバス停に到着しても既に並んでいる方がいる。
送迎バスに乗車し10分程で森林植物園に到着。
植物園の入園料は山行日現在300円だ。
入園ゲートに置いてある園内マップを参考に、長谷池から野鳥の森へ向かう。
野鳥の森ゲートからすぐの場所に、東門の料金所があるが、実際の東門はずっと先にある。
長谷堰堤の人口湖を越える。
東門ゲート直前の斜面が崩れて、迂回路がつけられていた。
植物園東門を出る。
対岸にある、徳川道に出るため渡渉するのだが増水している。
写真の緑線が通常の渡渉ルートなのだが渡れない。
周辺を見渡したが、靴を濡らさずに渡渉できるポイントが無い。
真冬ではないし、転倒しないような浅瀬を渡ろうかとルートを探索している時に
下山されてきたと思われる、対岸のハイカーさんが声をかけてくれた。
水の流れる音ではっきりは聞こえないのだが、手で上流側へ行くように教えてくれている。
前段の写真地点を渡渉せずに、少し東門のゲート側に引き返し上流方向に歩くと、踏み跡があり、そのまま歩くと橋に出た。
徳川道はこの橋の地点で登山道が手前側(生田川右岸)に渡る、前段の地点で無理に渡渉する必要はないのだ。
親切なハイカーさんのおかげて、靴や足を濡らさずに済んだ、感謝感謝だ。
山田道との分岐を通過。
改修された八洲嶺堰堤横を通過する。堰堤上部もかなり掘り下げられており、かつての面影はない。
徳川道を進み単管橋を越える。
午前中は曇りの予報だったのだが、晴れて日差しがある。気持ちのいい山登りだ。
桜谷道分岐に到着、小休憩。
森林植物園東門の渡渉地点で、もしかすると桜谷分岐も渡れないかもと危惧していたのだが予感は的中。
通常は緑線が渡渉ルートなのだが渡れない、先着されていたハイカーさんは諦めて引き返された。
しかし、よく観察するとなんとか渡れるルートがある。
二重線のところでちょっとジャンプが必要だし、
その先でスリップする可能性もあるがなんとか渡れそうなので、先に進むことにした。
今回の山行だが、前々日に少しまとまった雨が降った。
森林植物園東門と桜谷道分岐、この2箇所で渡渉に苦労した。
単に雨量が多かっただけかも知れないが、昨年の台風で小石や砂利が流されてきて堆積し、川底が上がっているのではないかと感じた。
ちょっとした雨で水没するなら、プランニングには注意が必要だ。
今回の登りの核心部、桜谷道に取り掛かる。
気温も高く、しっかり汗をかく。
左写真(1枚目写真)の地点、直進方向はバリケードされており、左側には道標もある。随所に道標もある、桜谷登山道は迷うようなことは無い。
目を閉じると、川のせせらぎ、木々のざわめき、野鳥の声。やはり山はいい。
天上寺下駐車場への分岐を通過する。
摩耶自然観察園内に入る。
この左写真(1枚目写真)地点を直進すれば、あじさい池方面に出る。今回は産湯の井方面に向うため、右折する。
自然観察園内は道が沢山付けられてるが、案内図等もあるので参考にしながら歩いて頂きたい。
産湯の井から一登りする。
舗装路に出る、反対側は観音道(上野道・青谷道)。
この地点は摩耶山々頂とかつてピークがあった掬星台との鞍部にあたる。
南側は摩耶東谷、北側は今回歩いた桜谷が突き上げている場所だ。
掬星台に到着。リュックサックマーケットが開催されていた。展望は春霞でイマイチ。
下山のロープウェイは、初めて新造のおりひめ号に乗車できた。
市バスの時刻が合わず、摩耶ケーブル下から坂バスで帰路に就いた。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
09:16 森林植物園正門
09:23 長谷池
09:36 森林植物園東門
(休憩・ルート探し5分)
09:41 森林植物園東門
09:45 山田道分岐
10:09 桜谷分岐
(休憩・ルート探し10分)
10:19 桜谷分岐
10:49 摩耶自然観察園
10:56 摩耶山掬星台
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
439.0m 森林植物園正門前車道
△エスケープルート
山田道から、北神急行・神鉄谷上駅へ下山
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:森林植物園内
コンビニ:無し
飲料自販機:森林植物園内
△コース途中情報
トレイ:摩耶山掬星台
飲料自販機:摩耶山掬星台