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赤目四十八滝



日付:2014/10/18 (土)

同行者:1名 計2名パーティ

天候:晴れ

気温:18℃(岩窟滝 、11:00、標高約490m)

コース:赤目滝BS〜日本サンショウウオセンター〜岩窟滝 往復

地形図:大和大野

一般地図概略位置:赤目 

概算距離:7.5km

累積標高+:705m、累積標高−:705m

※累積標高はカシミールで計測しています。急峻な渓谷地のため、少しの計測ポイントのずれで大きく標高に違いが出ます。
  登山感覚では実際の累積標高は300m強だと感じました(ルート係数は11.0程度になります)

歩行時間:3時間15分、ルート係数:15.4

道迷い:特に問題箇所無し

特筆事項:無し

体力難易度:レベル2

技術難易度:Aランク




今回のテーマは「水のあるところ」。

山行コース図 断面図

久しぶりのパーティー行は、赤目四十八滝。
パートナーが夏に腰を痛めていたが、ほぼ全快したとのこと。
「水のあるところ」というリクエストもあったので、無理せずに歩けるところとして
ハイキングとしては難易度の低い、赤目四十八滝をチョイスした。
赤目四十八滝は、ハイキングコースとしては勿論だか、
景勝地として、私も一度訪れてみたいと思っていた場所だ。

神戸からの往復には、近鉄の赤目四十八滝 渓谷の自然探勝きっぷを利用した。
今回は赤目四十八滝の整備登山道を往復したが、
ハイキングコースとしては、赤目滝を鑑賞して、そのまま落合BSまで歩いたり
さらに香落峡まで足を延ばすのも良いだろう。
尚、前述の近鉄企画きっぷでは、三重交通バスの赤目口〜赤目滝の往復利用が指定されている。
落合からのバスには利用できないので注意して頂きたい。

又、 近鉄赤目口〜赤目滝のバスも1時間に1本程度と本数が少ないので、時間は事前に調べておいた方が良いだろう。
駐車場は多数あるが、帰路バスの車窓から見ているとほぼ満車だった。
車の場合、到着時刻にも注意した方が良いだろう。
赤目四十八は入山料(山行時400円、企画きっぷは入山料込)が必要でゲートがある。
営業時間は、4月1日〜11月30日 午前8時30分〜午後5時、12月 1日〜3月31日 午前9時〜午後4時30分となっており
余り早く着いても入山できない。但し、遅く到着すると、ハイカーや観光客でごった返すので

バスなら赤目口9時の始発、車ならゲートオープンに合わせて到着するのが良いだろう。

ゲートから、四十八滝の折り返し点である、岩窟滝まで歩行時間1時間半の行程だ。
中間地点の百畳岩までは9割は舗装されている、後半の岩窟滝までの行程も5割程度は舗装されている。
難易度を六甲で例えると、新神戸から市ヶ原を経てトゥエンティクロス方向に1時間半歩くコースを想像して頂ければ良いだろう。

滝の紹介をされているサイトは多くあるので、なるべく道の雰囲気が判る写真を多用しているの参考にして頂ければと思う。



○赤目滝BS〜岩窟滝

阪神神戸三宮から大阪難波経由で阪神と近鉄を乗り継いで、赤目口に到着。
大阪難波からは、途中上本町か鶴橋乗り換えで1時間15分程度の行程だ。
赤目口駅からは、三重交通バスに乗車し10分で赤目滝バス停に到着する。
赤目四十八滝01 赤目四十八滝02

バス停からみやげもの屋並ぶ道を上って行く、写真のY字路は右側へ。
赤目四十八滝03

途中の駐車場にトイレがある。写真の通り、次のトイレは20分先になる。
赤目四十八滝04

道が細くなり、山が迫ってくると、日本サンショウウオセンター。
赤目四十八滝の入山ゲートだ、ここで入山料400円を払う(近鉄の企画きっぷは引換券が込みになっている)。
赤目四十八滝05 赤目四十八滝06

ゲートを越えると、すぐに景色が一変する。
赤目四十八滝07

小さな滝と赤目牛がお出迎えしてくれる。
赤目四十八滝08 赤目四十八滝09

軽く一登りすると、最初の大滝、不動滝に到着する。
赤目四十八滝10 赤目四十八滝11

整備された緩やかな登り道が続く。
赤目四十八滝12 赤目四十八滝13 赤目四十八滝14

滝以外に川の巨石も見どころだ。
赤目四十八滝15 赤目四十八滝16

千手滝に到着。
赤目四十八滝17

赤目渓谷は、本当に急峻な谷だ。
赤目四十八滝18

展望所のある、布曳滝を通過。
赤目四十八滝19

コース途中に何箇所か、滝壺から落ち口まで、きっきに高度を上げる箇所がある。
普段、山登りをしていれば、気にするような登りではない。
赤目四十八滝20 赤目四十八滝21

有名な滝には滝名を示す標識があり、現在地を示す看板も数か所ある。
赤目四十八滝22 赤目四十八滝23

10月中旬という季節もあると思うが、汗をかくことはなかった。
赤目四十八滝24 赤目四十八滝25

水の透明度は極めて高い。
赤目四十八滝26

百畳敷きに到着。ここがほぼ中間地点になる。
家族連れなどはここで引き返される方も多いようだ。
赤目四十八滝27

写真は七色岩。
岩の上に、あかぎ、うめもどき、松、桜、つつじ、楓、樅が自生していて、
四季折々に花をつけ紅葉する様から七色岩と呼ばれているらしい。
赤目四十八滝28

さらに上流に向かう。
赤目四十八滝29 赤目四十八滝30

百畳岩以降は地道部分も多くなる。
赤目四十八滝31 赤目四十八滝32

ときおり、急な登りもあるが距離は短い。
赤目四十八滝33 赤目四十八滝34

赤目四十八滝のハイキングコースで困るのは、前述の急な登りではなく、
写真のような道幅の狭い箇所だ。歩行者の離合ができないため、どうしても通過に待ち時間が発生する。
赤目四十八滝35

本日の折り返し点、岩窟滝に到着。
滝のやや下流に川に下りるトレースがあったので、
滝から離れた、写真撮影の迷惑にならない場所で昼食休憩とした。
赤目四十八滝36


今回は岩窟滝で折り返しのプラン。
赤目四十八滝はどこにカメラを向けても絵になる場所だった。
帰路もゆっくり写真撮影をしながら下山した。
赤目四十八滝37  赤目四十八滝38  赤目四十八滝39

水の透明度が高いので、魚もしっかり写る。 
赤目四十八滝40

日本サンショウウオセンターのゲート外で、名物のへこきまんじゅうを食べて、三重交通バスで帰路に就いた。


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

09:10 赤目滝BS
09:16 日本サンショウウオセンター
10:07 百畳岩
10:47 岩窟滝
(休憩32分)
11:19 岩窟滝
12:01 百畳岩
12:48 日本サンショウウオセンター
(休憩14分)
13:02 日本サンショウウオセンター
13:11 赤目滝BS

※写真撮影などで停止している時間がかなりありました。


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

約290m 赤目滝BS
約490m 岩窟滝


△エスケープルート

無し


△スタート地点付近情報

トイレ:赤目滝バスセンター・赤目滝駐車場
コンビニ:なし(お土産屋、茶屋は多数有りますが、朝は開店前の店が多かったです)
飲料自販機:(未確認)念のため、近鉄赤目口駅前で調達して下さい



△コース途中情報

トレイ:千手滝付近・雨降滝付近
飲料自販機:なし


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