○摩耶ケーブル下BS〜掬星台
神戸市バス18系統に乗車し、摩耶ケーブル下からスタート。
ケーブル駅を正面に見て左へ進み、左折しすぐ右折する。
住宅の角に上野道の標識があるので右折し、まっすぐ道なりに進む。
住宅が切れれば上野道の登山口だ。
堰堤を越え暫く登ると分岐があるので右折する。
写真の正面に続く石段は神戸高校方面から登ってくる道なので、そちらに進むと下山してしまう。
久しぶりなので、B展望台、十三丁石のベンチとこまめに休憩を取りながら進む。
天候もよく快適だ。
六甲の山上や北六甲側では台風被害で通行止めの箇所もある。
今回のコースも台風直後は折れた枝などあったとは思うが、
帰路の青谷道で路肩に大きな木が折れたものを1本見つけた以外は、まったく問題無かった。
上野道でもう一箇所判りにくい分岐。
写真の正面奥に石段が続いているが、そちらに進むとケーブル虹の駅に出る。
ここは道標通り左折して進む。
暫く登ると今度はロープウェイ虹の駅方面への分岐がある。
山頂方向は左折だが、右折して20m程進むと摩耶花壇の廃墟がある。
崩壊が進んでいて、ここ1〜2年で倒壊しそうな雰囲気だ。
地蔵尊の祠がある広場で休憩。
広場から少し進むと摩耶東谷の枝谷が突き上げている。
古い地形図を見るとこの谷に太い線で道が描かれており(旧)天上寺への参道であったようだ。
参道の痕跡が発見できないかと歩いてみたが、1つ人工的な遺物があっただけで参道の跡は発見できなかった。
天上寺山門下に到着、山門は工事中だ。
工事の看板を見ると、どうやら屋根や落下しそうな部材を撤去しているようだ。
工事期間は2014年の9月末までとなっているので、もうすぐ山門を通れるようになるのだろう。
迂回路の出口には新しい部材も置かれていた。
参道に戻ると石段道が始まる。
この写真の上部は、摩耶大杉への分岐がある踊り場で、まずはそこまで登って、ちょっと立ち休憩と考えた。
少し息を切らして踊り場に着くと、天上寺跡から踊り場まで、石段に山門工事関係者の列。
どうやら、バケツリレーの要領で工事用の単管を下しておられるようだ。
休憩しようとした瞬間、「ハイカー通るでぇ〜」の掛け声と共に作業を中断。。。。
単管が当たると危ないので通過待ちをしてくれているようだ。
休憩できない(汗)・・・そのまま大きく息を切らせながら旧天上寺跡まで登った。
かなり息があがったので旧天上寺跡で大休憩。
跡地は、撤去したものか、これから使うものかは判らないが部材の袋でいっぱいだった。
今回のコースには何箇所か写真のハイキングマップが設置されており、整備が進んでいるように感じた。
旧天上寺跡からは奥ノ院道に進む。
途中に「円心入道赤松公」と書かれた、赤松則村の碑がある。
鎌倉時代から南北朝時代の武将なので、城系や武将系の方は立ち寄ってみるといいだろう。
奥ノ院から右奥に進むと摩耶山の山頂だ。久しぶりに三角点に立ち寄った。
摩耶自然公園(桜谷方面)への下山口に通行止めの看板が設置されていた。
地図によると、具体的な通行止め区間は、
シェール道の西側、桜谷分岐からマムシ谷分岐までの区間。
森林植物園東門の門扉を入った付近。
トゥエンティクロスの分水嶺越林道から二十渉(にじゅうわたり)堰堤付近。
のようだ。
掬星台に到着、景色はまあまあという感じだ。
○掬星台〜青谷BS
いつものようにあんぱんでも持っていって食べようと前日から用意していたのだが、
当日出発前に予定を変更して、今回は摩耶ビューテラス702で食事することにした。
摩耶ビューテラス702は星の駅の上だ。
メニューはこんな感じ。
店舗の雰囲気はこんな感じだ。
ちょっとしたお土産も販売している。
今回は一番人気だというチキンカレーにした。
ゆっくり休憩して、下山開始。
往路でも通った天上寺山門だが、望遠で撮ってみると山門に屋根が取り付けられていた。
山門下の分岐を直進すれば、青谷道だ。
行者堂は廃材も搬出され、石段が残るのみになった。
大龍院下の広場も、去年の台風豪雨で表土が流されたままだ。
広島で大きな土石流災害があったが、神戸も昭和13年、36年、43年と大きな水害が発生している。
この北畑堰堤は昭和17年建設なので、最初の水害の後に建設されたものなのだろう。
注意深く青谷の各堰堤を見ると結構埋まっているものが多い。
ゲリラ豪雨など発生したら、土石流を食い止められないかも知れない。
休憩することもなく、順調に青谷道の登山口まで下山。
摩耶橋を渡り、道なりに進んで、山麓線のバス通りを左折。
青谷BSより神戸市バス2系統で帰路に就いた。