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上野道・青谷道(摩耶山)



日付:2014/09/13 (土)

同行者:無し

天候:晴れ時々くもり

気温:21℃(掬星台 、11:00、標高約690m)

コース:摩耶ケーブル下BS〜上野道〜旧天上寺跡〜奥ノ院道〜掬星台〜観音道〜旧天上寺跡〜青谷道〜青谷BS

地形図:神戸首部

一般地図概略位置:摩耶山 

概算距離:6.1km

累積標高+:677m、累積標高−:707m

歩行時間:2時間31分、ルート係数:13.6

道迷い:特に問題箇所無し

特筆事項:無し

体力難易度:レベル2

技術難易度:Aランク



今回のテーマは「摩耶脱水機」。

山行コース図 断面図

ビジネスが多忙で疲れが溜まって休日動けなかったり、動ける休日は天候が合わなかったりで3ヶ月振りの山登りとなった。
再始動の地はホームグランド摩耶山を選んだ。
市ヶ原経由のロングコースは体力や筋力的に不安があるので、今回は上野道を登ることにした。
旧天上寺跡からは、久しぶりに奥ノ院道から山頂経由で掬星台を目指す。

往路で足の攣りなど出た場合は、ビューラインで下山することも選択肢として考えていたが、
幸い身体に問題は発生しなかったので、当初の計画通り青谷道で下山した。

3ヶ月のブランクと理想体重から6Kgオーバーの自重歩荷トレ状態の身体。
9月とはいえまだ涼しいとは言えない気候も相まって
往路はこれでもかと言うくらいたっぷり汗をかいた、まるで脱水機で絞られているようだった。

尚、今回はコースの現状などを中心としたレポとした。
登山道の詳しい案内は、上野道・観音道(旧天上寺跡からの森林浴コース)青谷道・奥ノ院道(旧天上寺跡からの尾根コース)
各レポをご覧頂きたい。現在、旧天上寺下山門の工事で一部迂回路が設定されていることを除いては、
道の雰囲気はレポ時点と大きく変わっていない。



○摩耶ケーブル下BS〜掬星台

神戸市バス18系統に乗車し、摩耶ケーブル下からスタート。
上野道・青谷道01

ケーブル駅を正面に見て左へ進み、左折しすぐ右折する。
上野道・青谷道02 上野道・青谷道03

住宅の角に上野道の標識があるので右折し、まっすぐ道なりに進む。
上野道・青谷道04 上野道・青谷道05

住宅が切れれば上野道の登山口だ。
上野道・青谷道06

堰堤を越え暫く登ると分岐があるので右折する。
写真の正面に続く石段は神戸高校方面から登ってくる道なので、そちらに進むと下山してしまう。
上野道・青谷道07

久しぶりなので、B展望台、十三丁石のベンチとこまめに休憩を取りながら進む。
上野道・青谷道08 上野道・青谷道09 上野道・青谷道10

天候もよく快適だ。
六甲の山上や北六甲側では台風被害で通行止めの箇所もある。
今回のコースも台風直後は折れた枝などあったとは思うが、
帰路の青谷道で路肩に大きな木が折れたものを1本見つけた以外は、まったく問題無かった。
上野道・青谷道11 上野道・青谷道12 上野道・青谷道13

上野道でもう一箇所判りにくい分岐。
写真の正面奥に石段が続いているが、そちらに進むとケーブル虹の駅に出る。
ここは道標通り左折して進む。
上野道・青谷道14

暫く登ると今度はロープウェイ虹の駅方面への分岐がある。
山頂方向は左折だが、右折して20m程進むと摩耶花壇の廃墟がある。
崩壊が進んでいて、ここ1〜2年で倒壊しそうな雰囲気だ。
上野道・青谷道15 上野道・青谷道16

地蔵尊の祠がある広場で休憩。
上野道・青谷道17

広場から少し進むと摩耶東谷の枝谷が突き上げている。
古い地形図を見るとこの谷に太い線で道が描かれており(旧)天上寺への参道であったようだ。
参道の痕跡が発見できないかと歩いてみたが、1つ人工的な遺物があっただけで参道の跡は発見できなかった。
上野道・青谷道18

天上寺山門下に到着、山門は工事中だ。
工事の看板を見ると、どうやら屋根や落下しそうな部材を撤去しているようだ。
工事期間は2014年の9月末までとなっているので、もうすぐ山門を通れるようになるのだろう。
上野道・青谷道19 上野道・青谷道20

迂回路の出口には新しい部材も置かれていた。
上野道・青谷道21

参道に戻ると石段道が始まる。
この写真の上部は、摩耶大杉への分岐がある踊り場で、まずはそこまで登って、ちょっと立ち休憩と考えた。
上野道・青谷道22

少し息を切らして踊り場に着くと、天上寺跡から踊り場まで、石段に山門工事関係者の列。
どうやら、バケツリレーの要領で工事用の単管を下しておられるようだ。
休憩しようとした瞬間、「ハイカー通るでぇ〜」の掛け声と共に作業を中断。。。。
単管が当たると危ないので通過待ちをしてくれているようだ。
休憩できない(汗)・・・そのまま大きく息を切らせながら旧天上寺跡まで登った。

かなり息があがったので旧天上寺跡で大休憩。
跡地は、撤去したものか、これから使うものかは判らないが部材の袋でいっぱいだった。
上野道・青谷道23

今回のコースには何箇所か写真のハイキングマップが設置されており、整備が進んでいるように感じた。
上野道・青谷道24

旧天上寺跡からは奥ノ院道に進む。
上野道・青谷道25

途中に「円心入道赤松公」と書かれた、赤松則村の碑がある。
鎌倉時代から南北朝時代の武将なので、城系や武将系の方は立ち寄ってみるといいだろう。
上野道・青谷道26

奥ノ院から右奥に進むと摩耶山の山頂だ。久しぶりに三角点に立ち寄った。
上野道・青谷道27 上野道・青谷道28 上野道・青谷道29

摩耶自然公園(桜谷方面)への下山口に通行止めの看板が設置されていた。
地図によると、具体的な通行止め区間は、
シェール道の西側、桜谷分岐からマムシ谷分岐までの区間。
森林植物園東門の門扉を入った付近。
トゥエンティクロスの分水嶺越林道から二十渉(にじゅうわたり)堰堤付近。
のようだ。
上野道・青谷道30

掬星台に到着、景色はまあまあという感じだ。
上野道・青谷道31


○掬星台〜青谷BS

いつものようにあんぱんでも持っていって食べようと前日から用意していたのだが、
当日出発前に予定を変更して、今回は摩耶ビューテラス702で食事することにした。


摩耶ビューテラス702は星の駅の上だ。
上野道・青谷道32

メニューはこんな感じ。
上野道・青谷道33

店舗の雰囲気はこんな感じだ。
上野道・青谷道34 上野道・青谷道35

ちょっとしたお土産も販売している。
上野道・青谷道36

今回は一番人気だというチキンカレーにした。
上野道・青谷道37


ゆっくり休憩して、下山開始。
上野道・青谷道38

往路でも通った天上寺山門だが、望遠で撮ってみると山門に屋根が取り付けられていた。
上野道・青谷道39

山門下の分岐を直進すれば、青谷道だ。
上野道・青谷道40

行者堂は廃材も搬出され、石段が残るのみになった。
上野道・青谷道41

大龍院下の広場も、去年の台風豪雨で表土が流されたままだ。
上野道・青谷道42

広島で大きな土石流災害があったが、神戸も昭和13年、36年、43年と大きな水害が発生している。
この北畑堰堤は昭和17年建設なので、最初の水害の後に建設されたものなのだろう。
注意深く青谷の各堰堤を見ると結構埋まっているものが多い。
ゲリラ豪雨など発生したら、土石流を食い止められないかも知れない。
上野道・青谷道43

休憩することもなく、順調に青谷道の登山口まで下山。
上野道・青谷道44 上野道・青谷道45

摩耶橋を渡り、道なりに進んで、山麓線のバス通りを左折。
上野道・青谷道46 上野道・青谷道47

青谷BSより神戸市バス2系統で帰路に就いた。
上野道・青谷道48


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

09:06 摩耶ケーブル下BS
09:11 上野道登山口
09:18 B展望台
(休憩3分)
09:21 B展望台
09:26 十三丁石
(休憩3分)
09:29 十三丁石
09:55 地蔵尊祠の広場
(休憩5分)
10:00 地蔵尊祠の広場
10:10 旧天上寺山門下
10:19 旧天上寺跡
(休憩8分)
10:27 旧天上寺跡
10:41 摩耶山々頂
(休憩3分)
10:44 摩耶山々頂
10:48 掬星台
(休憩36分)
11:24 掬星台
11:26 観音道下山口
11:35 旧天上寺跡
12:05 行者堂跡
12:10 大龍院下
12:29 青谷道登山口
12:35 青谷BS


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

133.8m 桜トンネル北交差点(まやケーブル駅東)
227.1m 五鬼城山展望広場B(展望台の2段になった上段側)
546.1m 旧天上寺山門下
614.8m 史跡公園
690.1m 掬星台
128.3m 摩耶橋(登山口西側小橋)


△エスケープルート

途中上野道方面へ下り→まやビューライン虹の駅
摩耶山上→まやビューライン星の駅、六甲摩耶スカイシャトルバス


※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:摩耶ケーブル駅
コンビニ:なし(最寄鉄道駅付近の店舗を利用)
飲料自販機:市街地部分多数


△コース途中情報

トレイ:摩耶山掬星台
飲料自販機:摩耶山掬星台


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