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高取山(大燈籠東尾根・禅昌寺東尾根)
日付:2014/04/12 (土)
同行者:無し
天候:晴れ
気温:12℃(高取神社境内 、09:45、標高約306m)
コース:鷹取団地前BS〜一の宮〜高神滝〜大燈籠東尾根〜高取神社〜荒熊神社下〜禅昌寺東尾根〜禅昌寺BS
地形図:神戸首部
一般地図概略位置:高取山
概算距離:3.5km
累積標高+:377m、累積標高−:405m
歩行時間:1時間49分、ルート係数:8.3
道迷い:禅昌寺東尾根分岐注意
特筆事項:露岩部分、禅昌寺東尾根登山口堰堤付近、滑落転落注意
体力難易度:レベル1
技術難易度:大燈籠東尾根・禅昌寺東尾根はCランク
今回のテーマは「高取山露岩尾根二登」。
前々回の山行に引き続き今回も高取山に登った。
再び高取山に向かうきっかけは、六甲山やまある記のpokochanさんが
大燈籠から高神滝へ下る露岩尾根を歩いたレポをアップしておられたからだ。
高神滝からの道と言えば、先月歩いたばかりだが、まだ別の道があったのだ。
折角なのでこの道も歩いておこうと目的地を高取山にした。
pokochanさん、楽しい登路をご紹介頂き有難うございました。
往路は、この高神滝から大燈籠に登り詰める尾根道、勝手に大燈籠東尾根と呼ぶことにする。
道は高神滝行場の谷を越えた西側の斜面だ。
途中の露岩帯ではザレた箇所も有り、何度か登っている同じ高取山の禅昌寺西尾根と比較すると少し難易度は高くなる。
復路は禅昌寺東尾根。
荒熊神社下、禅昌寺町と書かれた道標の分岐を進み禅昌寺東西尾根の分岐を左に進む。
この禅昌寺東尾根、難易度は禅昌寺西尾根と大差ないのだが、ネット上に歩かれたレポが殆ど無い。
今回自分で歩いてみて、レポが少ない理由がわかった、それは登山口の判りにくさだ。
私自身登山口を事前に発見することができなかったので、今回下りで利用し登山口を確認することにした。
この尾根に取り付ける登山口は三箇所ある(禅昌寺幼稚園園舎裏を除く)。
一箇所目は、平和台自動車学院西側の住宅地奥にあるチェーンでバリケードされた私道の先。
二箇所目は、禅昌寺墓地の西奥、市街地から墓地に入るには、禅昌寺幼稚園の園庭敷地を通る必要がある。
三箇所目は、禅昌寺町、路地沿いの空き地(私有地と思われる)横の堰堤側面を攀じ登るルートだ。
尚、今回は三箇所目の堰堤横に下山している。
この下山地点、グーグルストリートビューで確認すると住宅が建っている。
現在はオープンな空き地だが、住宅が建てば、取り付きは難しくなるだろう。
登山口の状況や上記以外に他の登山口をご存じの方がおられましたら、ご一報頂ければ幸いです。
禅昌寺東尾根だが、途中で分岐しており、露岩帯を通る尾根と普通の登山道の尾根に分かれ、両尾根の下部は水平道で接続されている。
今回はこの尾根の接続や下山地点の探索も行っている。
レポは判りやすくするため、山上から露岩帯の尾根を下る記述にしているが、実際は
東尾根上部分岐→普通の登山道の尾根→前述一箇所目の登山口確認→水平道→露岩尾根を上部分岐まで往復→禅昌寺
のルートで歩いている。
○鷹取団地前〜高取神社
今回も前々回同様、JR神戸駅から神戸市バス11系統に乗り、鷹取団地前BSからのスタートとした。
鷹取団地前BSには11系統の他、110系統、112系統でもアクセスできる。
西代から徒歩でのアクセスをお考えの方はこちらのレポを参考にして頂きたい。
一の宮の登山口を目指す。
一の宮の登山口から高神滝へ。滝の行場まで一本道なので迷うことは無い。もう少しだけ詳しい案内は前々回のレポをご覧頂きたい。
高神滝の行場に到着。行場左側の谷をよく見ると反対側の斜面に踏み跡が確認できる。この踏み跡が、大燈籠東尾根だ。
尾根まで一気に高度を上げる。お助けロープも何箇所かある。
写真の分岐は右のロープのある方へ。
尾根に乗ると低木が多くなる。
露岩帯に突入。天気も良く、気温も高くなく快適だ。しかしザレている箇所は慎重に。
短いが楽しい露岩の尾根だ。
露岩帯を抜けて、大燈籠へ。
縦走路と合流。休憩のため高取神社へ。
神社の展望所の東端辺りから登ってきた尾根が確認できる。
今回も距離が短いので、軽食あんパンタイム。
○高取神社〜禅昌寺BS
高取神社から縦走路を西進。荒熊神社下の禅昌寺町分岐へ。
暫く進むと、禅昌寺2本の尾根の分岐。今回は左側の禅昌寺東尾根へ。
分岐から更に下ると送電鉄塔がある。
鉄塔から低木が多い尾根を下っていく。
写真の地点が、露岩尾根とその東側にある普通の登山道との分岐。方向を変えて撮影しているが同じ箇所だ。
露岩の尾根を下る。難易度は禅昌寺西尾根と大差ない。
下りでもそれ程危険とは感じない。
露岩帯が終わる地点が分岐になっている。直進は禅昌寺に、左手前は自動車学校方面へ。
禅昌寺方向へ進む、所々踏み跡薄くなる箇所もあるが迷う程ではない。
禅昌寺墓地の西端に出る。墓地内を探索したが、幼稚園敷地を通過しなければ市街地に下山できない。
私有地を通過するようなルートは弊サイトのようなオープンなサイトでは紹介しにくいので、下調べしておいた堰堤方向に下山することにした。
トタン板の右側を下ると、段々になっているもう一段下の墓地にもトタン板があるので、2枚目のトタン板も右側に下る。
登り方向で利用する場合は堰堤を越えて斜面を登り墓地の敷地とこの2枚のトタン板を目印にして頂きたい、上部のトタン板の山側からは踏み跡がある。
すぐに堰堤が見える。河原には降りずに堰堤を左岸端から越え、下流側の斜面を下る。
禅昌寺東尾根では、登り下りどちらの利用も、墓地端からこの堰堤越えが急斜面で滑りやすく最も注意が必要だ。
空き地から、路地を左折。禅昌寺前を右折しバス通りに出る。
この路地を右方向に進めば、禅昌寺西尾根の登山口がある。詳細は禅昌寺西尾根に登った右記リンクのレポを参照して頂きたい。禅昌寺西尾根レポ1・禅昌寺西尾根レポ2
神戸市バス5系統に乗り、板宿方面へと帰路に就いた。
○禅昌寺東尾根東枝尾根
探索で歩いた、露岩尾根の東側にある登山道も写真を掲載しておく。
前述の上部露岩帯分岐から東側の踏み跡を下る。
分岐付近は踏み跡もしっかりしているが、暫く進むと落ち葉の堆積が酷くなり歩き難い。
こちらの尾根も迷うことは無い。
禅昌寺東尾根下部の水平道に出る。
自動車学校方面の登山口。
ここも私有地と思われるので詳細は省略する。
水平道から露岩尾根の下部へ。
写真の右の岩が前述の露岩尾根の下部分岐部分。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
09:06 鷹取団地前BS
09:11 一の宮
09:22 高神滝
09:40 大燈籠
09:42 高取神社
(休憩13分)
09:55 高取神社
10:02 荒熊神社下禅昌寺分岐
10:07 禅昌寺東西尾根分岐
10:16 禅昌寺東尾根上部分岐(露岩尾根東の尾根へ下る)
10:24 禅昌寺東尾根下部分岐
10:36 禅昌寺東尾根上部分岐(露岩尾根を登り返し)
10:45 禅昌寺東尾根下部分岐
10:53 禅昌寺墓地
(探索12分)
11:05 禅昌寺墓地
11:14 禅昌寺東尾根登山口
11:20 禅昌寺BS
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
068.6m 鷹取団地BS交差点
112.9m 一の宮石鳥居前
328.8m 高取神社奥宮
△エスケープルート
無し
尚、山上で負傷の場合は、石段道の表参道が下り易い。
△スタート地点付近情報
トイレ:無し
コンビニ:無し(鷹取団地前後のバス停付近にあります)
飲料自販機:バス停付近多数有り
△コース途中情報
トレイ:無し(高取神社東側参道の月見茶屋前広場に有り)
飲料自販機:無し