今回のテーマは「ついていきます、後ろから」。

　

今回はまだまだ初心者の域を脱していないパートナーが
一人でも歩けるルートとしてお馴染みの油コブシを登った。
下りのルートはこれもお馴染みのアイスロードを下ることも考えたが、毎回同じルートでは芸がない。
初心者でも迷いにくく、明るい尾根道が良いだろうと天狗岩南尾根をチョイス。
パートナーとの山行時は普段は私が先頭なのだが、
今日はルートを記憶して貰うために、パートナーが先頭、私は後ろをついて歩いた。

渦森橋か渦森台４からバスで下山する予定だったが、
山行当日は天候も穏やかで体力にも余力があったので、ＪＲ住吉までそのまま徒歩で下山した。

尚、油コブシ登りの解説はこちらのレポも参考にして頂きたい。

○六甲ケーブル下〜六甲ケーブル山上駅

スタートは六甲ケーブル下。
まだ、ケーブルは土砂崩れの被害から復旧していない。
案内表示では１月下旬復旧との情報にも変わりはなかった。


ケーブル駅を正面に見て、右側の舗装路を進み、高齢者施設への長い舗装路の登り道を進む。
　

何度か舗装路のＵターンを繰り返し突き当りが高羽道（渦森への背山散策路）、油コブシへの登山口。


登山道を道標に従い進む。
　　

少し登ると右端写真（３枚目写真）の鉄塔の場所に出る。
鉄塔の下に道がついている、ここが油コブシ最初の登山口。
右側の高羽道を少し進んだところにも登山口があるが、今日はこの鉄塔下からスタート。
　　

一登りすると、また鉄塔の下を通る。ここで最初の休憩とした。
　

さらに登ると東屋やベンチのある広場に出る。
　

まだまだ時間的には早いが、この先広いスペースが確保できる場所が無いので、ここで食事休憩にした。


東屋を越えたところに分岐がある、左右どちらでも六甲山上方面に向える。
右側は油コブシ山頂三角点を経由するコース。左側は途中展望のいい岩のある場所を経由するコースだ。
好みに合わせてチョイスして頂きたい。


今回は山頂三角点を経由するコースを進んだ。
　

山頂を越えれば、歩き易い緩傾斜の道となる。


先週雪が降ったのであろう、寒天山道合流前後では霜柱や雪が残っていた。
　　

ケーブル山頂駅や住宅が見え始めると階段道になる。
　

山上道路に出る。
天狗岩南尾根は右方向。今回は休憩のため一旦左方向に進み、六甲ケーブル山上駅で休憩とした。

休憩を済ませ、舗装路を進む、途中の三叉路は右。道なりに暫く進み、六甲オリエンタルホテル跡の手前に道標があるので右折する。
　

廃止された六甲有馬ロープウェイ（表六甲線）の支柱を越えて進めば、天狗岩に到着。
天狗岩からの展望を眺めながら最後の休憩を取った。
　

下山を開始。
天狗岩南尾根は尾根筋をひたすら下る急な登山道だ。


上部は笹の多い道だが、歩くハイカーも多いので、踏み跡はしっかりしている。
　

尾根の下部までは分岐も無いので、ひたすら下っていく。
　　　

眼下に住宅地が見えてくると、分岐が２箇所ある（写真の箇所）。
いずれの分岐も「住吉山手」と書かれた方向に進めば寒天橋に出る。
住吉山手と書かれた方向と違う方向に進めば、
最初の分岐は千杖谷第二堰堤、２箇所目の分岐は千杖谷堰堤に出る。
そこから西山谷を経て渦森方面に下山できるが、慣れていないと判りにくいので寒天橋に下山するのが良いだろう。
　

更に住宅地に向けて急な丸木階段の道を進む。
　

沢を越えると寒天橋に下山。
寒天橋を渡り、住宅地に下ると渦森台４のバス停がある。
　

今回は体力に余力があったので、寒天橋を渡らず、そのまま住宅地を通り、渦森橋へ。
さらにバス通りを下り、白鶴美術館前の住宅地の中を真っ直ぐ下り、ＪＲ住吉まで歩いた。
　

ＪＲ住吉から三ノ宮方面へ帰路に就いた。