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須磨名水の森(天井川谷、須磨アルプス・横尾山・栂尾山〜水野町)


日付:2009/09/07 (月)

同行者:なし

天候:晴れ

気温:20℃(天井川谷左右俣出合(水野第二堰堤上流)、08:12、標高約82m)

コース:山陽板宿〜板宿八幡〜須磨アルプス馬の背〜天井川谷左右俣出合〜縦走路横尾山西〜栂尾山〜水野町〜山陽東須磨

地形図:(神戸南部)・須磨  ※神戸南部は板宿駅市街地周辺

一般地図概略位置:須磨アルプス

概算距離:7.8km

累積標高+:503m、累積標高−:502m

歩行時間:3時間9分、ルート係数:13.3

道迷い:天井川谷左右俣遡行時要注意 

特筆事項:登山道かなり狭い箇所有り(滑落・転落注意)

体力難易度:レベル2

技術難易度
谷筋を遡行する場合、天井川谷左右俣出合→須磨アルプス馬の背・天皇池→縦走路横尾山西はCランク
下る場合は、須磨アルプス馬の背→天井川谷左右俣出合・縦走路横尾山西→天皇池はBランク



以前から気になっていた、須磨アルプス馬の背から水野町への登山道を歩いた。
この山域は「須磨名水の森」として整備されており、他の道も合わせて歩けるコース取りとした。

今回のテーマは「9月になったけど、まだまだ標高の低い山は暑いな」だ。

山行コース図 断面図
※一部コースが重複していますので線が被らないようにしています。


須磨名水の森案内図写真上でのコース
山行コース図2


コースは須磨アルプス(横尾山)の南側へ流れる天井川の沢筋道だ(栂尾山からの道は尾根道)。
馬の背からの道と横尾山西側から道の上流部分(案内板の探検コース部分)は、
登山道が途切れ沢筋を歩いたり、踏み跡が無い部分もあり、
地形図を見ても判るのだが支沢が多い(道標も殆ど無い)ので遡行される場合は迷わないよう注意が必要だ。


○山陽板宿〜板宿八幡神社


スタートは山陽板宿駅、北出口から地上に上がり右方向(西)へ向かう。
板宿駅出口


平田南橋東交差点
を右折し妙法寺川沿いに進む。
板宿駅西 妙法寺川


途中ダイエーが右前方に見える交差点の西方向にローソンがある。
(登山経路は曲がらず川沿いを直進)
コンビニ


川筋から少し離れた(川と道の間に住宅を挟んですぐ)左写真(1枚目写真)の地点で左折する。
須磨学園方面への階段を登り左折、貯水地タンクの左側(右側は須磨学園の正門)が板宿八幡神社の参道。
八幡神社登山口 神社に向かう階段 板宿八幡参道

※山陽板宿から板宿八幡へは、住宅地路地を通る方が近道だと思うが、迷い難い経路を通っている。


(山陽板宿から板宿八幡 青線)

より大きな地図で 横尾山・須磨アルプス周辺 を表示


○板宿八幡神社〜須磨アルプス馬の背


板宿八幡本殿左か、参道本殿直前の石鳥居左側が登山口だ。
板宿八幡本殿 鳥居手前の登山口


本殿の左側には市民トイレがある。
市民トイレ


登山道周辺の笹もよく刈られており、歩き易い登山道を進む。
板宿里山


何箇所か分岐を越える(左から、勝福寺、禅昌寺、妙法寺の分岐)。
勝福寺分岐 禅昌寺分岐 妙法寺分岐


東山のピークで縦走路と出合い、馬の背を進めば水野町への分岐だ。
東山 水野町分岐



須磨アルプス馬の背〜天井川谷左右俣出合


※踏み跡が不明瞭になる箇所が何箇所も有り、支沢も多いので、特に遡行する場合は注意して下さい。


道標に従い進む、最初はガレた道を下る。
水野方面1 水野方面2


ガレ道が終わると、谷道らしい薄暗い道が始まる。
水野方面3


天井川(馬の背につき上げる沢は右俣になる)の沢を進む。
沢の右岸を進むのだが途中支沢を越えるまで、登山道が痩せた箇所が何箇所もある、慎重に歩かなければ危ない。
水野方面4


丸木橋や倒木が道を塞さいでいる箇所もある。
水野方面5 水野方面6


水野第五堰堤を越え、古い石積み堰堤のトンネルを通る。
水野第五堰堤 石積トンネル


堰堤のトンネルを越えれば、すぐに天井川谷左右俣出合だ。
天井川左右俣出合1


○天井川谷左右俣出合〜横尾山西側縦走路出合〜栂尾山々頂


※踏み跡が不明瞭になる箇所が何箇所も有り、支沢も多いので、特に遡行する場合は注意して下さい。


天井川出合から、左俣を進む。
横尾山方面1


水野第六堰堤を越えて、天皇池手前に須磨離宮公園(栂尾山)方面への分岐がある。
水野第六堰堤1 離宮公園・栂尾山方面分岐


天皇池は左側から回りこむ、池は意外と深そうだ。
天皇池1 天皇池2


更に進むと道標の無い、左右同程度の大きさの沢の分岐に出る。
右の沢が正解なのだが、道は真ん中の尾根右斜面にある(沢ばかり見ていると見落としまう)。
判り難い分岐



※この先から縦走路に出合うまでのコースは帰宅後確認すると「ん?」と思う部分があった。

 確かに縦走路出合付近の道はしっかりしているし、他の方の山行記録を見ても私と同じ箇所で縦走路に出ておられる方が多いのだが、
 歩いたルートと名水の森案内板のルートが異なるように思う

 案内板は北が上にはなっていないので判り難いが、縦走路の描写はほぼ正しいので地図としては正確なものだと思える。
 だとするとルート確認をした下写真の沢右側尾根に道があり、もっと東側で縦走路と合流するように読み取れる。
 実際に過去の私の山行写真を確認すると今回縦走路に合流地点から横尾山々頂方向に歩いたところに「水野町」の道標があった。
 たぶんその道標箇所に出る道があるはずだ、後日機会があれば確認してみたい。



暫く進むと全く踏み跡の確認できない、くもの巣だらけの細い沢になる。
支沢に入ったか沢を巻く道を見落としたのかと思い、少し引き返して周辺を確認したが道は無かった(上記参照)。
仕方なくそのまま沢を数十メートル遡行すると踏み跡が戻ってきた。
判り難い谷


前方に稜線が見えれば縦走路だ。
右写真(2枚目写真)は栂尾山方向から横尾山方向を写した写真、この地点に道標は無い。
縦走路出合1 縦走路出合2


栂尾山展望台で大休憩とした。
栂尾山々頂


○栂尾山々頂〜水野町


栂尾山々頂南側の分岐から水野町方面を目指す。
須磨離宮・水野町方面分岐


今日はここまで2本谷道を歩いたきたが、ここは明るい尾根筋で道も良く整備されている。
水野町方面尾根道


須磨離宮公園(有料)との分岐。
この分岐から水野町方面は右写真(2枚目写真)のように道は2つに分岐してる。
しっかりとした踏み跡があるのは左側の道で、この道は多分前述の天皇池方面の分岐に出ると思われる
今回はやや踏み跡の薄い右側の道を選んだ。
離宮公園分岐1 離宮公園分岐2


右側の道も進んでいくと踏み跡もしっかりついており、丸木階段も整備されいる。
尾根筋を辿り、水野第六堰堤畔(右写真(2枚目写真)中央の白柵が堰堤右岸)に出た。
水野町方面尾根道2 水野第六堰堤2


天井川谷左右俣出合から水野町を目指す。
豆分地蔵を越えれば、須磨名水の森入口だ。
天井川左右俣出合2  須磨名水の森入口



○水野町から山陽東須磨


須磨名水の森入口から歩道を道なりに進む。
東須磨へ1


月見山IC横を通る。
東須磨へ2


須磨離宮植物園入口交差点は南へ直進し、右写真(2枚目写真)地点で左折する。
東須磨へ3 東須磨へ4


暫く道なりに真っ直ぐ進めば山陽東須磨駅だ。
東須磨へ5


(水野町から山陽東須磨 橙線)

より大きな地図で 横尾山・須磨アルプス周辺 を表示


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

06:22 山陽板宿
06:37 板宿八幡神社
   (休憩10分)
06:47 板宿八幡神社
07:01 禅昌寺方面分岐
07:14 妙法寺方面分岐
07:23 東山(全山縦走路合流)
07:39 須磨アルプス水野町分岐
08:00 水野第五堰堤
08:12 天井川谷左右俣出合
   (休憩3分)
08:15 天井川谷左右俣出合
08:19 水野第六堰堤
08:23 天皇池
08:43 横尾山々頂西縦走路出合
08:50 栂尾山々頂
   (休憩15分)
09:05 栂尾山々頂
09:21 須磨離宮公園分岐
09:28 水野第六堰堤
09:32 天井川谷左右俣出合
09:40 水野町須磨名水の森案内板
   (休憩5分)
09:45 水野町須磨名水の森案内板
10:04 山陽東須磨


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

018.9m 山陽板宿駅西、平田南橋東交差点付近
253 m 東山
082.1m 天井川谷左右俣出合
270.9m 栂尾山々頂


△エスケープルート

東山縦走路、横尾市街地から地下鉄妙法寺
栂尾山→400階段から高倉台、高倉台BSから神戸市バス75系統

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:山陽板宿駅構内
コンビニ:妙法寺川沿いダイエー交差点西
飲料自販機:板宿市街地部分多数


△コース途中情報

トレイ:板宿八幡神社(市民トイレ)
飲料自販機:板宿八幡神社


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