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岩梯子・荒地山・八幡谷


日付:2009/08/07 (金)

同行者:1名 計2名パーティ

天候:くもり

気温:23℃(荒地山々頂、08:30、標高約549m)

コース:阪急芦屋川〜鷹尾山〜荒地山〜横ノ池〜山の神〜八幡谷〜阪急岡本

地形図:西宮・宝塚

一般地図概略位置:荒地山・芦屋山域

概算距離:8.6km

累積標高+:703m、累積標高−:700m

歩行時間:4時間7分、ルート係数:17.4

道迷い:分岐や枝道の多い山域有り

特筆事項:三点支持の必要な岩場有り

体力難易度:レベル2

技術難易度:岩梯子とその上部の岩場はBランク



今回は久しぶりの芦屋山域だ、同行者未経験の岩梯子と私がこの山域でまだ歩いていない八幡谷を繋ぐコースを設定した。

今回のテーマは「トップ、お願いしま〜す」だ。

山行コース図 断面図


当日朝ネットのレーダー情報を見ると、六甲山系北側に雨雲がかかっていたので出発を一旦保留した。
朝5時更新の気象情報確認後に山行可と判断し準備に取り掛かったので、出発は当初の予定より30分程遅れた。

テーマの通りトップは同行者にお願いした。
事前に地図で今回のコースを説明し、岩梯子付近以外は、ルート取り・ペース配分・現在地確認等すべてお任せ、私は後をついていくだけだ。


○阪急芦屋川〜荒地山


阪急芦屋川からスタート、途中までは高座ノ滝への道と同じ道を辿る
右写真(3枚目写真)道標地点で高座ノ滝方面への道とは別れて、鷹尾山(城山)登山口を目指す。
阪急芦屋川 鷹尾山への道1 鷹尾山への道2


写真住宅横の道が鷹尾山への登山口だ。
鷹尾山登山口


テレビ中継局のあるピークまでは、歩き易いが九十九折の登山道が続く、途中ベンチもある。、
登山道には、いたるところに九十九折をショートカットする踏み跡がある。
鷹尾山への道1 鷹尾山への道2 鷹尾山への道3


テレビ中継局ピークにはベンチがあるので一息つける。
1/2500地形図上、このテレビ中継局と北側の鉄塔ピークを越えた次のピーク鷹尾山々頂だ。



鷹尾山々頂を越えると、道はザレ気味になり、岩も多くなる。
行程の目安となる高座ノ滝・奥高座ノ滝への分岐をそれぞれ越える。
鷹尾山北側1 鷹尾山北側2

鷹尾山北側3 鷹尾山北側4


奥高座ノ滝への分岐を越えると、荒地山への登りになり、大きな岩が多くなる。
荒地山取り付き


岩梯子・七右衛門ーと上部の岩場。
岩梯子は半分くらいの地点で足がかりが、上部で手がかりが見つけ難い箇所がある。
七右衛門ーはガイドブック等に記載されている通り、ザックを背負ったままでは通れない。
(道を確認した事は無いが、岩梯子・七右衛門ーは迂回路があるようだ、無理なら迂回路を)
岩梯子 七右衛門ー

岩梯子・七右衛門ー上部の岩場1 岩梯子・七右衛門ー上部の岩場2


岩場から地道に変わり、黒越谷・芦屋ゲート方面への分岐を越えると荒地山々頂だ。
芦屋ゲート分岐 荒地山々頂


○荒地山〜八幡谷登山口


荒地山でゆっくり休憩し、なかみ山・魚屋道方面へ出発。
荒地山からなかみ山


なかみ山のピークを越えると分岐がある。
登山地図に記載されている道は右側の道だ。


この分岐の左側を進むと×が描かれた石があるがそのまま進む事が出来る。
実は春先にこの分岐を通った時は右側の道と同じ場所に出るとは思わずに左側の道を選んだが左右どちらの道も、
山と高原地図ロックガーデン拡大図に書かれた「小径多し分岐注意」の魚屋道合流付近(水場がある)に出る。
右側の道は地図上北に膨らんだコース、左の道はほぼ西へ真っ直ぐ進むルート(少し急な岩場がある)になる。


魚屋道合流直前に水場があり、その付近(左写真)は「小径多し分岐注意」の登山地図注意通り、道が入り組んでおり判り難い。
中央写真(2枚目写真)が魚屋道との合流地点付近にある道標だ。
魚屋道はそこそこ広い道(右写真(3枚目写真))なので、水場付近でコースをロストしたら、西に進めば、すぐに南北に通っている魚屋道に出る。
水場付近の道標 魚屋道合流地点 魚屋道


横ノ池・七兵衛山・打越山付近は、登山地図に描かれていない鉄塔巡視路・森林管理道・枝道が沢山ある。
道標は比較的多く設置されているが、分岐が多く迷いやすいので、この山域に不慣れな方は山と高原地図の携行をオススメする。
1/25000地図のみで入山される方は、山域の地名を地図上に記入するか、地名と地理上の位置を覚えた方が迷い難い。

この付近の主な地名(すでに1/25000に記載されている地名等も含む):
芦屋ゲート・奥池・荒地山・岩梯子・鷹尾山・城山・横池・風吹岩・ロックガーデン・高座ノ滝・蛙石・魚屋道・会下山遺跡
六甲最高峰・東おたふく山・雨ヶ峠・芦屋カントリー・黒五山・黒五谷・住吉台・打越山・打越峠・七兵衛山・金鳥山・八幡谷
十文字山・保久良神社・岡本(阪急岡本)・阪急芦屋川・阪急御影・JR甲南山手


今回は横ノ池南側の道を雌池西側まで進む。
横ノ池南側分岐


雌池西側分岐から、歩きやすい林間の道を八幡谷方面を目指した。
この分岐以降いくつかの分岐で道標と地図上の現在地が不一致になる事があった。
帰宅後判明したのだが、登山地図に描かれていない道を辿っていた(結果近道していたのだが、道迷いと言えば道迷い)。
本来は1/25000にも描かれている登山道を雌池西から南西に進み、七兵衛山北側に出てから東側に回りこむはずであった。
この道は真っ直ぐ南の八幡谷方面へ向かっている、道標の「八幡谷」の表示に誘い込まれてしまった。
雌池西側分岐 雌池西側分岐先


各方面への分岐はすべて八幡谷方面へと進む。
この辺りの道標と地図上の現在地が不一致になった。
登山地図には記載されて無い道(道標は有る)も有る。
八幡谷分岐1 八幡谷分岐2 八幡谷分岐3


山の神に出て、正確に現在地を把握できた。
八幡谷は山の神までは左岸の中腹を、山の神の先からは右岸中腹を進む、渓流には数回しか近づかない。
判り難いが中央写真(2枚目写真)道標杭に「近道」との手書き文字があり道は岡本への道は2方向へ分かれる、今回は正規の道標通り進んだ。
未確認だが右写真(3枚目写真)は「近道」との合流地点と思われる。
山の神 山の神南の分岐 近道合流


八幡滝堰堤を越えれば、八幡谷登山口だ。
八幡滝堰堤 八幡谷登山口


○八幡谷登山口〜阪急岡本


登山口から天上川右岸を道なりに下って行く。
阪急岡本へ 阪急岡本へ2


前方に阪急の線路が確認できる栄田橋で、左岸に渡りガード下に向かう。
阪急岡本へ3


ガード手前の階段を登り、道卯なりに進みT字路を右折すれば阪急岡本駅北改札がある(実際は歩いていない、地図で確認)。
阪急岡本へ4


ガードを越えて矢印方向に進めば、阪急岡本駅南改札だ。
阪急岡本へ5 阪急岡本へ6 阪急岡本へ7


丁度電車が来たので、写真に写っている電車に乗り帰途に就いた。
阪急岡本駅


(八幡谷から阪急岡本 青線)

より大きな地図で 岡本・御影周辺 を表示


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

06:28 阪急芦屋川
06:44 鷹尾山登山口
07:05 鷹尾山テレビ中継局ピーク
   (休憩5分)
07:10 鷹尾山テレビ中継局ピーク
07:18 高座ノ滝分岐
07:31 奥高座ノ滝分岐
07:58 岩梯子下
   (休憩5分)
08:03 岩梯子下
08:29 荒地山
   (休憩22分)
08:51 荒地山
09:29 横ノ池東の風吹岩方面分岐
09:54 雌池西の八幡谷方面分岐
10:12 金鳥山方面分岐
10:33 山の神
10:51 八幡谷登山口
   (休憩5分)
10:56 八幡谷登山口
11:12 阪急岡本


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

260.1m 鷹尾山テレビ中継局ピーク
544.8m 荒地山々頂(1/2500地形図情報)
217.0m 山の神北側Y字合流地点


△エスケープルート

荒地山東分岐→徒歩約25分、「芦屋ゲート前」バス停より阪急バス

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)



△スタート地点付近情報

トイレ:阪急芦屋川駅(改札内)
コンビニ:阪急芦屋川駅付近には無し
飲料自販機:阪急芦屋川駅、駅前


△コース途中情報

トレイ:無し
飲料自販機:無し


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