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石切道・番匠屋畑尾根・湯槽谷


日付:2009/06/25 (木)

同行者:1名 計2名パーティ

天候:晴れ時々くもり

気温:21℃(六甲ガーデンテラス、09:15、標高約870m)

コース:阪急御影〜白鶴美術館前〜住吉道石切道分岐〜ガーデンテラス〜極楽茶屋跡〜湯槽谷峠〜湯槽谷〜紅葉谷出合〜有馬温泉

地形図:西宮・宝塚

一般地図概略位置:五助堰堤ガーデンテラス湯槽谷山

概算距離:12.3km

累積標高+:1162m、累積標高−:836m

歩行時間:4時間28分、ルート係数:23.9

道迷い:湯槽谷は注意が必要

特筆事項:舗装路の登り有り

体力難易度:レベル3

技術難易度:湯槽谷はBランク



今回は2名パティーで盛夏を向かえる前に長時間コースを歩いた。

コースは、ヤマケイ関西「六甲山」の「石切道から番匠屋畑尾根」だ。
ここのところ整備された登山道歩きが多かったので、コース中の湯槽谷は久しぶりの面白い道だった。
今回のテーマは「この木、腐ってるから」だ。

山行コース図  断面図

コースは、地図に落とすとほぼ北へ向かう道だ、縦長の山行図になった。



○阪急御影〜六甲ガーデンテラス

阪急御影から徒歩でスタートする市街地登山コース。
蘇州園は手前の路地をショートカットし、白鶴美術館前を通り、まずは住吉台からの道との合流を目指す。
阪急御影駅 白鶴美術館前 住吉台からの道と合流

阪急御影から徒歩経路の詳細は住吉方面登山口解説ページをご覧頂きたい。

歩き易い林道を進むと住吉道と石切道との分岐に出る。
石切道は写真の左側手前方向だ。
住吉道と石切道との分岐

小さめの石が転がる緩傾斜の道を進むと、住吉霊園(西谷橋)方面からの道と合流する。
石切道最初の方 住吉霊園(西谷橋)方面からの道と合流

分岐を道標に従い進むと、展望台(切り株のベンチが設置された場所)に出る。
途中、傾斜のきつい古いコンクリート道の坂がある(この坂が結構堪える)。
石切道分岐 石切道展望所

展望台を過ぎると、ガーデンテラス手前の縦走路との出合まで急登箇所が多くなる。
石切道の急登 縦走路出合

縦走路の丸木階段(ここまで登ってきた足には結構長く感じる)を登りきるとガーデンテラスだ。
ガーデンテラス手前


○六甲ガーデンテラス〜湯槽谷峠

ガーデンテラスオープン時間の少し前に到着の予定だったが
思ったより早く着いてしまい、OPENまで相当時間がある。

フードテラス前展望台のベンチで眠っている御仁が1名。
登山者かと思ったが、服装や装備を見るとライダーだった(仮面はつけていない)。
ロングツーリングの途中だろうか、ウン十年前、私もライダーとして京都北山を駆け回っていたのを思い出した。

手持ちの行動食で食事を済ませ、自動販売機でドリンクを補充し出発した。
ガーデンテラス出発地点

極楽茶屋跡までは縦走路を進み、ここで車道を渡り直進する。 (縦走路はここを右方向)
極楽茶屋跡

極楽茶屋横を入ってすぐに紅葉谷との分岐、またそのすぐ先で小川谷との分岐がある。
今回のコースでは紅葉谷の道とは有馬温泉手前で再合流する。
小川谷への道は茶園谷に入り、逢山峡へ向かう。
紅葉谷分岐 小川谷分岐

番匠屋畑尾根は、丸木階段の急な下りと、ヤセ尾根と言う程ではないが、登山道の幅だけの尾根道だ。
(有馬から極楽茶屋跡方向に向かうには急な登りが続く道になるので大変そうだ)
番匠屋畑尾根

道標も少なく、あまり目印になるようなものが無いが、途中で周辺案内板とロープウェー鉄塔下を通過する。
番匠屋畑尾根案内板 番匠屋畑尾根鉄塔

番匠屋畑尾根を歩いていると「ウーーーーン」と言う街中で聞くような騒音が聞こえる。
これは尾根道の近くを通っているロープウェーの動作音のようだ。

長めの登り返しを過ぎて暫く歩くと登山道の右側に三角点がある。
番匠屋畑尾根三角点

三角点から約7分で湯槽谷峠。
正面の道は湯槽谷山へ、左の道は横谷から極楽茶屋先で分岐した小川谷の道へ合流する。
今回は右側の湯槽谷に入る、道標によると紅葉谷出合まで1kmだ。


○湯槽谷峠〜有馬温泉

まずは湯槽谷。
この谷は有馬高槻断層帯の一部で湯槽谷断層という活断層の一部だ。

まずはトラロープが設置された足場の悪い急な坂を慎重に下りる。
湯槽谷の最初

谷筋へ下りると沢近くの踏み跡や沢の中を歩いて進む。
この辺り、雨後は水量が多いのか、倒木も見た目は普通だが朽ちているものも多いので
同行者にも誤って踏み抜かないように声を掛ける。
湯槽谷沢歩き

途中3箇所程度湯槽谷を示す道標が設置されているので、道を間違っていない事を確認できる。
湯槽谷道標

沢筋歩きの次は高さ数メートル程度の小堰堤数個の左岸を進む道になる。
湯槽谷堰堤左岸道

湯槽谷の今日の水量はこの程度。



そのまま進むと少し開けた場所に出る、湯槽谷第四堰堤の上部にあたる場所だ。
ここは踏み跡が途切れるが、周囲を良く見ると左岸(進行方向左側)に巻き道が確認できる。
そのまま開けた方向に進むと堰堤に突き当たる、巻き道の登り口は少し手前にあるので
道を見失った場合は焦らずよく左岸を観察して欲しい。

写真は巻き道途中から見た湯槽谷第四堰堤。
湯槽谷第四堰堤

巻き道はそのまま谷に下りる事無く、次の湯槽谷第三堰堤まで続いた後再び沢筋に下りる。
暫く沢を歩くと前方が開けるてくる、紅葉谷との出合だ。
紅葉谷出合

紅葉谷出合から先は車の轍も残るような広い林道だ。
途中東屋があり、写真の道が炭屋道で魚屋道に合流する。
炭屋道

ロープウェー有馬温泉駅から舗装路を有馬の温泉街に向かう。
バスターミナルに到着し時刻表を見上げると、
登山者にはお馴染みの芦有DWを通る阪急バスが発車1分前だったので飛び乗って帰途に就いた。
ロープウェイ有馬駅 阪急バス車窓から


○山行諸データ

△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

06:40 阪急御影
06:52 白鶴美術館前
07:17 住吉台からの道と合流
07:29 住吉道・石切道分岐
07:52 住吉霊園方面からの道と合流
08:10 展望台(切り株休憩所)
    (休憩分10分)
08:20 展望台(切り株休憩所)
09:06 六甲ガーデンテラス
    (休憩分20分)
09:26 六甲ガーデンテラス
09:48 極楽茶屋跡
10:08 番匠屋畑尾根途中案内板
10:17 六甲有馬ロープウェー鉄塔下
10:23 752m四等三角点
10:30 湯槽谷峠
10:54 湯槽谷第四堰堤
11:03 紅葉谷出合
11:25 ロープウェー有馬温泉駅
11:38 有馬温泉バスターミナル



△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

047.4m 阪急御影駅改札前
099.1m 白鶴美術館南東側交差点
286.4m 住吉道・石切道分岐
877.9m 六甲ガーデンテラス
864.5m 極楽茶屋跡前
692.2m 湯槽谷峠


△エスケープルート

住吉台からの道との合流地点→エクセル東からくるくるバス
六甲ガーデンテラス→六甲山上循環バス六甲有馬ロープウェー

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:阪急御影駅改札内
コンビニ:駅東側にローソン
飲料自販機:駅付近多数


△コース途中情報

トレイ:六甲ガーデンテラス、有馬温泉バスターミナル2F・神鉄有馬温泉駅
飲料自販機:落合橋先マンション下、六甲ガーデンテラス、極楽茶屋跡


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