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洛中洛外



京都で生まれ三十数年暮らした私お気に入りの京都の観光スポットです(随時更新します)。

あくまでも私のお気に入りスポットと言うだけで、このページを見た皆さんが訪問して楽しいかどうかは判りません


※記事で紹介している交通手段は比較的判りやすいもので、記載した方法以外にも多数交通手段は存在します。




○東寺

○鞍馬寺・貴船神社

○上賀茂神社

○松尾大社




※旅と散歩の記憶の写真は一部を除き原則拡大表示できません。



○東寺

八幡山教王護国寺、通称「東寺」。 東寺真言宗総本山、本尊は薬師如来。

近鉄京都線東寺駅から西へ徒歩500m。

京都一周トレイルの出発点伏見稲荷とも縁の深いお寺だ。

六甲ハイカーお馴染みの再度山大龍寺は東寺真言宗別格本山になる。



私はこの寺のすぐ近くで生まれ二十数年生活した、写真の五重塔は故郷の象徴だ。
幼少の頃はこの寺の境内を三輪車で爆走していた。

ウィキペディアには、何やら長ったらしい正式名称が書かれているが、東寺の近くで生まれ育った私ですら知らない名前である。

広大な敷地に並ぶ伽藍、特に五重塔は圧巻だ。 仏教系・仏像系の方は有料拝観の金堂や宝物館を訪ねてみると良いだろう。

世界遺産に指定されてから、参拝者も多くなったがそれでも東山界隈と比較すると人は少ない。

観光主体の有料拝観場所だけではなく、西院と呼ばれる本来のお寺の活動域である境内西側御影堂付近も散策してみて欲しい。

また東寺は2回訪問出来れば尚良い。

1回目は毎月21日以外で通常の寺院参拝。
そして2回目は毎月21日に開催される「弘法市」、通称「弘法さん」。


骨董・古着・古物・雑貨 焼き物・手作り小物・かばん・絵画・せともの・アクセサリー・アジア雑貨・ガラス細工・置物・金物・細工物
焼きそば・たこやき・とうもろこし・みたらし団子・漬物・野菜・海産物・干物・キムチ・自然食品・健康食品
せんべい・ベッコウ飴・ベビーカステラ・おかき・わらびもち・ 洋服・着物・ハギレ・肌着・ストッキング・染布・布地
盆栽・花・植木・苗・種・靴・草履・げた・サンダル・おもちゃ・・・・・
公称1200〜1300店、ありとあらゆる店が軒を連ねる。

昔はプロの露天商(的屋)が所狭しと店を連ねていたが、景気の影響か的屋そのものが少なくなっているのか、
12月(終い弘法)と1月(初弘法)以外は空きスペースも多く見られるようになった。
逆に素人さんや街の小さな小さな店が出しているハンドメイド系の店舗が増えてきた。

特に骨董品は見ていて飽きない、食物のオススメはベビーカステラだ。
 

買い物客でごった返しているが毎月21日は一見の価値あり、ゆっくり見て歩けば半日以上楽しめる。


お濠には亀も仲良く泳いでいる。
昔この濠には水が無く、 「この濠で泣いていたのを拾ってきた子だ」とよく両親に言われたものだった(笑)。


そしてお腹が減ったら、東寺南大門南側の九条通りを西に15分程度歩くと「ミスターギョウザ」がある。
全国区の餃子店、味はクセが無くシンプルなので飽きがこない。
近所の方が十人前二十人前単位で買いに来る、私も三十数年前から食べ続けている逸品だ。


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○鞍馬寺・貴船神社

鞍馬山鞍馬寺、鞍馬弘教総本山。本尊は尊天(毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊)。

貴船神社、祭神は高おかみ神(たかおかみのかみ)。全国の貴船神社の総本社、水の神様。

それぞれ叡山電車の鞍馬、貴船口※下車。
※貴船神社は貴船口からバス(オンシーズンの休日のみ)又は徒歩

京都で有名なトレッキングコース二ノ瀬ユリ道も近い。




鞍馬寺は静かな山寺だ。

鉄分を含んでいる方は、全国で唯一宗教法人が事業者となっている鞍馬山鋼索鉄道が境内にある。




鞍馬寺〜貴船神社間は短いハイキングコース(スニーカー程度で可)で
写真の木の根道が有名 (有名だが木の根部分の距離は短い)。




貴船神社は絵馬発祥の社とされており、水に浮かべる水占みくじも有名。
参拝は本宮→奥宮→結社の順が公式。


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○上賀茂神社

賀茂別雷神社(通称上賀茂神社)、祭神は賀茂別雷大神。厄除・落雷除・電気産業の神様。

賀茂御祖神社(通称下鴨神社)と合わせて「賀茂社」と呼ばれ古代の賀茂氏の氏神。
京都三大祭りの1つ葵祭は賀茂社のお祭り。



この神社も市内中心地から少し外れており、やや人出は少ない。
桜のシーズンに訪問するのがオススメ。



参拝は上写真の右側にある、片岡社に参ってから本殿にお参りするのが公式。

片岡社の近くには岩上という葵祭に欠かせない磐座もある。
(葵祭りの使者に対して、磐座上の神職に神が降りて、返祝詞を告げる)

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○松尾大社

松尾大社、祭神は大山咋神と中津島姫命。産業隆昌・家系繁栄・酒造の神様。
古代渡来系秦氏の氏神(酒造の神とされるのは酒造りが秦氏の得意分野だったことに因む)。

阪急電鉄嵐山線松尾駅下車。


 

桜が終わった後、ヤマブキのシーズンがオススメ。
有名観光地と比較すれば、静かな神社です。


写真は摂社月読神社、祭神は月読尊(天照大神の弟神)。夜・月の神様。
月=干潮や暦に関係する事から転じて五穀豊穣・豊漁守護・海上安全・安産の神様。




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