今回のテーマは「いきなり！最高峰」。

　

以前に摩耶山から六甲ガーデンテラスへの山上ハイクを紹介したが、
本コースも難易度の高くない、山上ハイクコースとなっており、初心者や家族連れでも歩けるコースだ。

今回は、最高峰に最も近いバス停からスタートし、最初に最高峰に立ち寄る。
その後は六甲全山縦走路を西進し、ガーデンテラスから記念碑台に向かう。
今回は記念碑台から下山するバスに乗車したが、更に六甲ケーブル山上駅まで歩くことも可能だ。

距離が長いと思われる方は、六甲ガーデンテラスまでとし、バスやロープウェーで下山することもできる。
最高峰からガーデンテラスまでは、短いアップダウンの繰り返しになるが、
体力や脚力的に厳しい場合は、山上道路を歩いても良い。


プランの紹介としては、上記の通りだが、私の主目的は別にある。
本レポでは紹介していないが、中途半端になっている六甲山のマザーツリーの残り２本を観ることと、個人的興味で西おたふく山に立ち寄ることだ。
西おたふく山にある通信塔の先に、日常的にお世話になっている、XバンドMPレーダが設置されているので、一度近くで見たかった。

本当は最高峰付近のまだ歩けていない谷と組み合わせて歩くつもりだったのだが、
二週連続の台風の後なので、谷歩きは避けてのコース取りとなった。

○宝殿橋ＢＳ〜六甲ガーデンテラス

スタートは阪急バス宝殿橋ＢＳ。バスには、阪神芦屋、ＪＲ芦屋、阪急芦屋川から乗車できる。

バス停は、ＩＣの有料側にあるので、料金所横から一般道に出る。
尚、料金所左側に要清掃協力金のトイレがある。
　

料金所外に自動販売機があり、その先を左の六甲山方向に進む。
　

前述の分岐を間違えなければ、最高峰下の一軒茶屋まで舗装路の一本道だ。
山では木々が色づき始めていた。
　

途中目印になる石宝殿（白山神社）の鳥居。


更に進むと鉢巻山トンネル。


アスファルト歩きが疲れてきたので、鉢巻山トンネルの先で、縦走路の地道に入った。
　

地道から舗装路に戻ると、すぐに一軒茶屋前。
最高峰へ向かう。


通信施設手前を右に進むと山頂、左に進むと六甲山頂に米軍パラボラアンテナが有り、立ち入れなかった頃のケルン。
宝殿橋から最高峰まで、３５分前後で到着できる。
　　

最高峰で小休憩を取って、東屋先から縦走路を西へ進む。


縦走路は歩き易く、道標もしっかりしている。
六甲ガーデンテラスや凌雲台（ガーデンテラスの前施設）と書かれた方向に進めば良い。
　　

山上道路ではない舗装路は、西おたふく山通信設備保守用道路だ。
　

山上道路と交差しながら地道を歩いているが、アップダウンがきつい場合は舗装路を歩いても良い。
　　

自動販売のある場所が、極楽茶屋跡。ガーデンテラスまであと一登り。
　

六甲山中継所のアンテナ設備東側の南斜面が伐採されていて、展望が開けるようになっていた。
　

五助山下山口付近も伐採されたように思う。


六甲ガーデンテラスに到着。小休憩を取った。
　

○六甲ガーデンテラス〜記念碑台・（六甲ケーブル山上駅）

ガーデンテラス施設内を西に進み、
建設中の会員制リゾートホテル「エクシブ六甲 サンクチュアリ・ヴィラ」の手前から記念碑台を目指す。
　

石切道の分岐を越えて進むと、一旦舗装路に出る。
　

みよし観音の先で、右側の地道に入る。
　

ゴルフ場内の登山道を進み、六甲山小学校方面へ。
　

再度、山上道路に出れば記念碑台だ。
　

記念碑台（六甲山頂）ＢＳから阪急バスで帰路に就いた。
尚、バス停は、記念碑台交差点南西側（摩耶山方向）にある。


このバスの魅力的な点は、記念碑台から六甲山ホテル・丁字ヶ辻に止まったあとは、終点の阪急六甲まで止まらないことだ。

六甲ケーブル山上駅まで歩く場合は、記念碑台交差点から写真の方向に進んで頂きたい。