今回のテーマは「視点を変えて、もう一度」。
今回は、1ヶ月前に歩いた老婆谷東尾根を、もう一度歩いた。
本レポでは、山行の雰囲気のみお伝えする。
老婆谷東尾根の詳細ルートは、上記リンク先のレポを、ご参照頂きたい。
1ヶ月前に歩いた場所を、間隔を空けずにもう一度歩いた理由だが、
近々、MuscleTurtleさんとパーティー行で、摩耶山のマザーツリー・巨木・名木巡りを計画している。
プラン作りのため、ネットなどで、いろいろ調べていると、老婆谷東尾根にも巨木があることが判った。
しかし、1ヶ月前の山行記録や記憶では、そのような巨木に出合っていない。
ルート選定に必要となるので、巨木を確認するため、もう一度歩くことにした。
歩いた結果だが、老婆谷東尾根には2本の巨木があり、
周辺地形の記憶から、前回も巨木の脇を通過していた。
巨木が、記憶に残らなかった理由は、
まず前回山行時は、パーティー行も決まっておらず、巨木を意識して歩いていなかったことと、
2本の木は確かに巨木なのだが、記憶に残る程、大きな木では無かったからだった。
尚、「巨木」は環境庁のページにその定義があり、弊サイトでもその定義則り呼称することにした。
簡単に説明すると、地面から1.3mの位置で幹周が3m以上の木が巨木ということになっている。
詳細は、こちらのPDFをご覧頂きたい。
山行日は、MuscleTurtleさんも下見山行をされており、
掬星台での待ち合わせて、それぞれの下見結果から、パティー行のルートを決めることとした。
レポは青谷BSスタートで記載しているが、三宮の自宅を9時半頃出発し、
布引徳光院、労災病院に立ち寄り、徒歩で青谷に向かっている。
当日のMuscleTurtleさんの山行レポはこちら。
○青谷BS〜掬星台
青谷BS先の妙光院石柱前で左折し、青谷登山口からスタート。
行者堂跡まで進み、最初の休憩を取った。
コンクリートブロックベンチに腰を下ろし、スマホを確認すると、
MuscleTurtleさんも青谷に入山したとのメールが着信していた。
よく考えると自宅を出て約2時間休憩していない。
昼も近いので、パンを食べながら、長めの休憩を取ることにした。
電波が届かず返信できないので、食事後のんびりMuscleTurtleさんを待つ。
暫くすると、MuscleTurtleさんが到着された。
お互いの予定ルートを確認すると、
MuscleTurtleさんは旧天上寺の東、私は西だった。
今日はお互いの予定ルートを辿ることとし、
時間を合わせて、掬星台で再合流することになった。
青谷道を進み、しめ縄のある木を二人で確認。
青谷道にある、老婆谷東尾根・旧摩耶大杉直登尾根の取り付きで、一旦MuscleTurtleさんとお別れした。
沢を渡渉し、老婆谷東尾根に取り掛かる。
慎重に周辺を観察しながら進む。
結局、老婆谷東尾根ルート付近には2本巨木があった。
420m付近と510m付近で幹周はどちらも約3.5mだった。
確かに巨木なのだが、おっ!と思う程大きくはない。
旧天上寺周辺だと、このクラスの木は結構沢山ある。
老婆谷東尾根を抜け、旧摩耶大杉から天上寺跡史跡公園には入らず、西の斜面を進む。
史跡公園北の写真の場所で登山道に復帰した。
老婆谷東尾根を登っている時に、上空をヘリが旋回していたが、
山上に到着すると、レスキュー車、パトカー、救急車が止まっていた。
残念だが遭難者が出ているのだろう、大事になっていないことを願いたい。
待ち合わせ時間より早めに掬星台に到着した。
先週に比べると気温が高く、かなり汗をかいた。
冷たい炭酸飲料で喉を潤しながら、MuscleTurtleさんの到着を待った。
MuscleTurtleさんも掬星台に到着され、お互いの今日の山行成果の確認をし、
パティー行ルートを確定させ、まやビューラインで帰路に就いた。