樫ヶ峰(樫ヶ峰ルート)・大藪谷・観音山(南コース)
今回のテーマは「五月晴れ、藪漕ぎ、蜘蛛の巣、尺取虫」。
好天予報を確認して取った、GW出勤の代休。
気温は少し高い予報だったが、絶好の山日和、奥池の大藪谷に向かうことにした。
大藪谷は、2008年版山と高原地図で、まだ歩き残している谷だ。
(最新版の山と高原地図では、大藪谷ではなく、大藪谷北尾根に登山道線がある)
以前に歩く予定だったが、冬季で水量が多く、ドボンすると冷えて困るのでルート変更している。
前回歩いたプランと歩く山域は同じだが、大藪谷をメインとして、
前後の山も、歩いていない道があるので、組み合わせて歩くことにした。
前半の樫ヶ峰は、東西の稜線を基本に、南北から歩けるルートが沢山ある。
今回は、南からのルートとしては一番東側になる、樫ヶ峰山頂に向かう樫ヶ峰ルートを歩く。
後半の観音山は、鷲林寺付近の案内図では4本の登山道が存在する。
北側の3本(せせらぎコース、パノラマコース、ベルナールコース(急坂コース))は既に歩いているので、
今回は歩き残している、南コース(山道コース)を歩く、
南コースは、山頂から南斜面の尾根を通る関電巡視路だ。
山行当日は予報通りの好天で、登りでは暑く感じるくらいだったが、幸い風も有り、静かな山歩きができた。
ただ、虫が多くなってきたので、そろそろ虫よけが必要と感じた。
蜘蛛の巣も多くなり、藪漕ぎをしているので、休憩でリュックを下ろすと2回尺取虫君が付いていた。
○小笠峠〜奥池
舗装路を進み、T字路で左折。
降雨時遮断用のゲートを越えて旧道へ。
車の通らない舗装路を進み、ごみ箱のある場所が大藪谷方面への分岐。
すぐに沢を渡渉し、左岸の踏み跡を進む。
堰堤を越えて、少し大きなケルンのある場所が、大藪谷への入渓地点。
ケルンのある場所で小休憩をとった。
ケルンから沢に下り、手前の大蛇谷川を渡渉し、尾根の向こう側が大藪谷。
遡行を開始する。
殆ど踏み跡は無いので、場所を選びながら進む。
1つめ目堰堤、右側斜面から越える。
すぐに2つ目の堰堤。スリットの間を抜ける、思ったほど滑らなかった。
倒木や藪をかき分け進む。
古い堰堤、右斜面から越えた。
更に沢を進む。
古い石組み堰堤、やや左から腕力で乗り越える。
直ぐに次の堰堤、ここは右側斜面から巻いた。
更に大きなコンクリート堰堤、左から越える。
堰堤を越えると、水が溜まっているので、少し斜面をトラバースして進む。
大藪谷、最後の堰堤。少し手前の右斜面から巻いた。
大藪谷、唯一の見どころ、1〜2mの小滝が4つ連続した場所。
それ程大きな滝ではないので、越えやすいところから越える。
更に上流へ進む。
写真の場所で、左右の斜面に踏み跡があった。
記憶にある、大藪谷北尾根から南尾根の踏み跡である。
これ以上、沢を詰めると芦有DWに出てしまうので、ここで沢を離れて、南尾根方面へ進む。
道標のある分岐、奥池あそびの広場方向へ。
道標の無い分岐、最初は左、二か所目は右。
奥池に到着。
丁度お昼だったので、ここでゆっくり食事休憩にした。
奥池畔からフェンス沿いに進む。
暫く、アップダウンの少ない道が続く。
ごろごろ岳との分岐で左折。
大きな岩のある場所から下って直進する。
観音山々頂下の写真の場所で右方向に下る、ここが南コースの下山口。
関電巡視路になっているので、まずは送電鉄塔に向かう。
新神戸線三五鉄塔を通過。
鉄塔向こう側の尾根に下る。左の崩れた斜面には下らないように。
景色の良い快適な尾根道だ。
岩の多い急な道を下っていく。
やがて、道は尾根を離れ沢に下っていく。
堰堤を越える。
トラピスト修道院の敷地フェンスと鷲林寺墓地の間を下る。
直ぐに鷲林寺の境内に入る、最後の小休憩をとった。
鷲林寺参道を下り、トラピスト修道院の敷地フェンスに沿って進む。
舗装路を道なりに下る。
信号を渡り、右方向に進めば鷲林寺BS。
鷲林寺BSに先に来た阪神バスで帰路に就いた(鷲林寺BSからは阪急バスも利用可能)。
※尚、両バス共に、運行本数が少ないので、事前に時刻を調べておく方が良いだろう。