今回のテーマは「大迷走」。
山行日は強風の予報だったので、山には行かないつもりで起床。
しかし、起きてみると空は快晴、風も外に出た感じでもアメダスでも強くない。
起きるのが遅かったので、出発もかなり遅くなるが、天気が悪くないなら山に行こうと支度をした。
プランは考えていなかったので、
前週の続きとして、奥高座谷左俣を登ってアカシヤ尾根を下ろうと、ルートにさっと目を通して出発。
結果として、登山道が交錯する地域なのに、しっかり下調べせずに入山したのが原因で、大迷走してしまう。
往路、高座谷から奥高座谷左俣に向かうのだが、
奥高座滝は前回直登したので、今回は巻き道を通ることにした。
高座谷から、まずは近くにあるキャッスルウォールを間近で見るために下部まで行く。
奥高座滝の巻き道はキャッスルウォールの左(西側)のはずなので、
キャッスルウォールすぐ左の岩道を登ったのだが、どんどん高度を上げていく。
これは間違ったなと気づいたが、もうかなり登っていたので、そのまま登り詰めることにした。
方向的には岩梯子の下部に出るだろうと考え、ほぼ予測通りの場所に出た。
予定では、奥高座谷左俣を歩くはずだったのだから、まずこれが1つ目のルートミス。
岩梯子から荒地山に向かい、南西道を五分岐まで下る。
五分岐からは、アカシヤ尾根を下って、荒地山第二堰堤に出て、往路を引き返すつもりだったがここで大迷走。
まずは、アカシヤ尾根と奥高座谷左俣上部への分岐を見落とし、そのまま奥高座谷左俣に下ってしまった。
奥高座谷左俣は歩いたことがないので、どこにいるのか判らない。
しばらく周辺を歩いて、奥高座谷左俣を歩いていることが判り引き返す。
気を取り直して正しいルートを下ったのだが、複雑な地形部分から再び奥高座谷左俣に下ってしまい、また引き返す。
更に、アカシヤ尾根を離れ、荒地山第二堰堤に出る分岐で反対側に下り、
予定より上部で三度奥高座谷左俣に下りてしまい、またまた引き返す。
最後はなんとか、予定の荒地山第二堰堤に出たが、アカシヤ尾根だけで3回もルートミスをしてしまった。
アカシヤ尾根は分岐が多いので、初めての方はミスし難い登り方向での利用をオススメする。
結果としてアカシヤ尾根と奥高座谷左俣との接続が確認できたのは怪我の功名である。
アカシヤ尾根は迷走してしまったので、登り方向で再度チャレンジしようと思う。
尚、ルートミス部分は地形図に紫線で記載している。
余談だがアカシヤ尾根のアカシヤ、勿論マメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称なのだが、
「明石家」の漢字と、あのタレントさんの顔が頭に浮かんでしまうのは私だけだろうか。
○JR芦屋駅〜荒地山
JR芦屋駅から高座ノ滝までは、こちらの登山口案内を参照して頂きたい。
高座ノ滝から中央稜へ進む。
出発が遅めなので、かなりハイカーは少な目だ。
道標のある中央稜と高座谷の分岐を右方向へ進み、堰堤で最初の休憩を取った。
今回も右岸からスタート、踏み跡のしっかりした道なので、迷うようなことはない。
1つ目の堰堤を越える。
そのまま右岸から2つ目の堰堤を越える。
堰堤上部から左岸に渡渉し、左岸道と合流する。
荒地山堰堤を越えて、沢に下る。
今度は右岸に渡渉し、荒地山第二堰堤の巻き道を登る。
堰堤上部に降りて、谷を進む。
復路この分岐に下ってくる。
支沢の堰堤を越えると、奥高座滝とキャッスルウォールの分岐がある。
分岐からひと登りすれば、キャッスルウォール。
キャッスルウォール左の岩道を登る。
どんどん登っていく。直登したことのある奥高座滝を巻くには登り過ぎだ。
誤ルートしていると気づいたが、高さのある岩もいくつか越えてきたので、戻らずそのまま登ることにした。
まず最初の踏み跡に合流、右方向に進む。左方向は崖で行き止まりだ。
右に進むと、鷹尾山の登山道と合流するので、今度は左方向に進む。
岩を乗り越えて進む道になる。
久しぶりの岩梯子と七右衛門ー。
キャッスルウォールから激登りだったので、七右衛門ー上部で休憩を取った。
補助ロープの垂らしていある岩を越え、道畦谷南尾根からの道と合流。
雪の残る道を進む。
荒地山に到着。ここでも小休憩を取った。