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北山公園・甲山
日付:2016/07/02 (土)
同行者:無し
天候:曇りのち晴れ
気温:27℃(甲山々頂 、9:46、標高約309m)
コース:鷲林寺BS〜北山貯水池〜北山公園周回〜北山貯水池〜甲山〜関学道〜阪急甲東園駅
地形図:宝塚
一般地図概略位置:北山公園
概算距離:11.8km
累積標高+:448m、累積標高−:660m
歩行時間:3時間56分、ルート係数:15.5
道迷い:北山公園内、枝道多し
特筆事項:無し
体力難易度:レベル2
技術難易度:北山公園の南側・東側はBランク
今回のテーマは「侮るなかれ、北山公園」。
今回は、まだ歩いていない六甲の登路の中でも難易度の低い、北山公園を歩くことにした。
公園北側を起点に、園内を一周した後、北山貯水池を通り、甲山々頂に西側登山口から往復する。
最後は、甲山北側の山腹道から関学道に出て、甲東園に至るプランだ。
このプランの目的として、初心者やファミリー向けを意識していたのだが、
歩いた感想として、道標の無い分岐や、滑りやすい場所も多く、残念ながら初心者向けではなかった。
特に、北山公園の南側や東側は枝道が多く判り難い。
甲山北側の山腹道も、登山道が雨水の通り道になっており
ぬかるんでいる場所も多く、登山靴でも歩き難いと感じる場所があった。
北山公園では、緑化植物園から南下し、
緑洋展望台を通過する東西方向の登山道を通る予定だったのだが、
この道、実は一度園外に出ないと、今回通る方向である西側からはアクセスできない。
山行時は、園内からなんとかアクセスできるだろうと考えて歩いたのだが
分岐をしっかり確認せず、予定外の道を通ってしまったため、時間を浪費した。
尚、ちょっとし注意点だが、今回のプランには、北山公園内にある「北山池」と甲山西側の「北山貯水池」がある。
現地では北山貯水池は「北山ダム」と記載されている道標や案内図もある。
北山池・北山貯水池・北山ダム、同じような名前なので、道標を見るとき混同してしまうと、迷ってしまう。
歴史考察だが、北山公園から甲山付近を、JR車内から眺めると、住宅が丘を這い上がっているのが見える。
かつてこの辺りは、北山公園と同様に、丘陵森林地帯だったようだが、宅地開発が進み、公園化された場所だけが、そのまま残ってる。
旧版の地形図では、鷲林寺や柏堂町(かやんどうちょう)付近に、僅かに住宅がある程度で、大半は山だったようだ。
○鷲林寺BS〜北山貯水池
鷲林寺BSよりスタート。
交通手段は、阪急バス又は阪神バスが利用できる。
バス停の南側、川の手前を左折する。
川沿いを道なりに進む。橋にはイノシシ除けの扉がある。
左側に北山貯水池を見ながら進むと開けた場所に出る。
すぐ右手の北山国有林の標柱のある場所が北山公園への道。
少し進むと案内図がある。
この案内図をしっかり確認しなかったので、北山公園中盤であらぬ方向へ歩いてしまう。
送電鉄塔分岐は左方向に進む。
更に進むと、北山公園一周の起点となる分岐がある。
まずは右方向、緑化植物園方面に進む。
整備された道になり、県道わきを通り、北山公園の駐車場に出る。
ゲートから再び園内に入り、右折(南下)して進む。
実際はここから園外を通る必要があったのだが、園内を歩いてしまった。
写真の地点までに1つ分岐を通過してしまっている。
前述の案内図の「北山都市緑化植物園」の文字の右側にある分岐だ。
歩きたかった方向とは異なるが、園内から緑洋展望台に行くには、その分岐で右折する必要があった。
日差しが正面から来るので、東に向いていることは判っていたが、
それらしい分岐を発見できなかった(前述の分岐は違うと思い通過してしまっている)ので整備された道を進んだ。
そのまま進むと北山池に出た。
緑洋展望台は南なので、右折して進む。
北山池の南端付近を通過。さらに南下する。
途中何カ所か分岐はあったが、道標がなかったので、一番踏み跡のしっかりした道を進む。
そのまま進むと夙川沿いに出た。北山公園の南端に当たり、緑洋展望台に向かうには、行き過ぎている。
途中まで戻って、道標の無い踏み跡を進むと迷走しそうなので、そのまま踏み跡の濃い左方向に進む。
以前歩いた場所に出るだろうと予想し、その通りの場所に出た。
緑洋展望台にはたどり着けなかったので、
ここで撮影していた案内図を、デジカメからスマホに転送し、拡大表示して詳細を確認した。
藪をかき分ければ別だが、やはり園内からは緑洋展望台の西側にはアクセスできないようだ。
案内図上、県道を西に進んだ明水橋から予定のコースに入れるようなので、まずは県道を歩くことにした。
明水橋に着くと、緑洋展望台を示す道標があった。ここから北山公園内に戻る。
山行日、入口付近は工事中だったが、すぐ右側に歩行者用の迂回路があった。
ピークに向けて登っていく。
やっと目的の緑洋展望台に到着、小休憩とした。
展望台から北山池を目指す。
途中、緑化植物園・県道と書かれた道標のある分岐では県道方向に進む。
ここで緑化植物園方向に進めば、前述の通過してしまった分岐に出る(地形図の青線)。
この辺りは歩き易い。
北山池から南下した道に合流し、北山池南端に戻った。
池の東側を進む。
国有林標柱のある分岐で右折し、その先で左折。
雨後でぬかるんでいて歩き難い。
巨石が乱立する特徴的な場所に出る。
ここで登山道は一旦西に向くのだが、道が判り難くルーファイに少し時間を取られた。
整備された園内の道と言うより、登山道という雰囲気の道が続く。
やっと北山公園一周の起点に戻った。
これから登る甲山を見ながら、貯水池端の東屋で小休憩とした。
○北山貯水池〜阪急甲東園駅
北山貯水池の周回道路を進む。ソーラーパネルの発電施設もあった。
東六甲の山々から北山貯水池を見下ろすことは何度もあったが、貯水池から東六甲の山々を望むのは初めてだ。
貯水池事務所に9時〜5時だけ使用できるトイレがある。
更に進み、バス通りを横断した甲山麓の駐車場にもトイレがある。
駐車場から左方向に進む。
甲山西側の登山口から山頂を目指す。高度差は80m程だ。
山頂まで終始丸木階段道。分岐にはしっかり道標がある。
甲山々頂に到着。折り返しで登山口まで戻る。
登山口を右折し、山腹道を進む。
山腹道も道標はしっかりしている。
キャンプ場・甲山自然の家を示す方向に進む。
途中、雨水が登山道を流れている場所があり、歩き難い。
やがて、道幅が広くなり、キャンプ場横を通過する。
関学道BSから甲山森林公園方向に進む。
森林公園内の分岐は左・右・左と進む。
山行時ここで、家族から電話があり、少し長めの休憩を取っている。
甲山森林公園から、ゲートを越えて舗装路に出る。
上ヶ原浄水場を回り込んで進む。
余談だが、上ヶ原浄水場は神戸市の浄水場だ。
遥か北方、千苅貯水池からトンネルを使って水を運び、
阪神水道企業団の水(淀川=琵琶湖の水)とブレンドでして神戸市内に送っている。
関学の学舎の間を通る。
突き当りのローソンで左折、その先セブンイレブンで右折する。
舗装路歩きが苦手な方は、関西学院前から阪急バスを利用可能(バス停はセブンイレブンを右折した場所にある)。
更に上甲東園BS先で右折。
道なりに下っていく。途中1カ所だけ、細い路地を通りショートカットする。
甲東園駅に到着。阪急で帰路に就いた。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
06:54 鷲林寺BS
07:05 北山公園分岐
(休憩3分)
07:08 北山公園分岐
07:28 緑化植物園ゲート
07:48 北山池南端
08:02 銀水橋
08:13 明水橋
08:20 緑洋展望台
(休憩5分)
08:25 緑洋展望台
08:38 北山池南端
09:17 北山貯水池
(休憩7分)
09:24 北山貯水池
09:36 甲山西側登山口
09:46 甲山々頂
09:55 甲山西側登山口
10:20 関学道BS
10:25 甲山森林公園内
(休憩15分)
10:40 甲山森林公園内
10:51 舗装路ゲート
11:20 阪急甲東園駅
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
236.8m 鷲林寺BS交差点(BS北方向)
177.2m 北山緑化植物園ゲート前車道
085.2m 銀水橋東詰
221.2m 北山貯水池管理事務所前
309.2m 甲山々頂
158.9m 関学道BS
076.6m 関学北東交差点
014.2m 甲東園駅前
△エスケープルート
北山緑化植物園→阪急バス柏堂町BS
北山貯水池→阪神バス北山貯水池BS
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:無し
コンビニ:無し
飲料自販機:無し
△コース途中情報
トレイ:北山緑化植物園・北山貯水池(昼間のみ)・甲山駐車場・甲山森林公園
飲料自販機:北山緑化植物園・甲山森林公園