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再度東谷南尾根バリエーションルート 



日付:2016/06/26 (日)

同行者:無

天候:曇り時々晴れ

気温:16℃(再度東谷南尾根北支尾根分岐付近ピーク 、9:00、標高約370m)

コース:新神戸〜分水堰堤下〜再度東谷南尾根バリルート〜蛇ヶ谷〜再度DW〜分水嶺越林道〜トゥエンティクロス〜市ヶ原〜新神戸

地形図:神戸首部

一般地図概略位置:再度東谷 

概算距離:12.2km

累積標高+:831m、累積標高−:831m

歩行時間:3時間53分、ルート係数:19.5

道迷い:尾根の下り利用は注意

特筆事項:無し

体力難易度:レベル2

技術難易度:再度東谷南尾根、今回の登山口利用はCランク




今回のテーマは「登り返し」。

山行コース図 断面図

山行日、梅雨の晴れ間だが、午後からは大気の状態が不安定になる予報。
驟雨に遭わないよう、午前中に下山できるような
短いプランを考えてみた。

3月にも歩いた再度東谷南尾根だが、踏み跡のしっかりしている、市ヶ原〜再度DWのルート以外にも、
歩けるルートがあるので、今回は別ルートで、この尾根を歩くことにした。

まず登り側だが、市ヶ原の河原ではなく、布引貯水池の締切堰堤と分水堰堤の間から取り付く。
地形図を見ると、ここに再度東谷の南東側尾根が落ち込んでいる。
レポでも記載しているが、取り付き付近は、藪道歩きをしている方なら
よく見れば踏み跡が付いているのが判るくらいなので、それなりに歩く方がおられるようだ。


下山側は、再度DWでは無く、DWに向かって尾根を離れる手前から北側に向かう尾根を下る。
尾根端は大龍寺〜市ヶ原間の舗装路中間点辺りに向かっている。

再度東谷南尾根を歩いた後は、トレーニングがてら市ヶ原から高雄山に登り
再度DW方面に下山して、分水嶺越林道からトゥエンティクロスを経由し、新神戸に戻るプランだ。

しかし、実際の山行では、下山側の尾根を取り違えてしまった。
分岐からあまりに短距離で、沢を下方に確認できてしまい、間違えたことに気付いたが、
その先に舗装路のガードレールも見えていたので、そのまま縦走路に下山し、プラン通り市ヶ原まで戻った。

市ヶ原の河原で、どこで間違えたのか地形図で確認した結果、
分岐点となっている370mの閉じたピークの外側、360mの等高線に西側と北西側に2つ、尾根の膨らみを確認できた。
どうやら、北西側に入らないといけないのに西側の尾根に入ってしまったようだ、等高線を読み切れていなかった。

間違えた場所も判ったので、高雄山には登らずに、市ヶ原から再度東谷南尾根に登り返し、再チャレンジした。
二度目はしっかり北西側の尾根を確認でき、当初予定のコースで縦走路に下山できた。

縦走路からは、雨後で沢に水量があり、気温も低く気持ちが良いので、高雄山ではなく蛇ヶ谷を歩いた。
再度DWに出た後は、当初のプラン通り、分水嶺越林道、トゥエンティクロス経由で新神戸に下山した。
復路トゥエンティクロスの高雄山堰堤下渡渉点で飛び石の上10cmくらいまで増水しており
登り方向で通過できないハイカーがおり、渋滞していた。
沢の渡渉に不安のある方は、雨上がりはトゥエンティクロスは避けた方が良いだろう。

今回のレポでは、地形図の濃い赤線部分の再度東谷南尾根バリエーションルートのみ解説する。
尚、薄い赤線は今回歩いたルート、薄い青線は、再度DWに出るルートである。


○分水堰堤下〜送電鉄塔(神戸東線一九)

分水堰堤手前の電柱付近から取付く。
再度東谷南尾根バリエーション01

踏み跡を辿り、正面の尾根に乗る。
再度東谷南尾根バリエーション02 再度東谷南尾根バリエーション03

前半は岩が多めの尾根。
雨後はコケで滑りやすいので要注意だ。
再度東谷南尾根バリエーション04

水道用地を示す石柱。
再度東谷南尾根バリエーション05

急な尾根で、どんどん高度を上げていく。
再度東谷南尾根バリエーション06

電線を巻いてある部分を通過。
すぐ先に土崖があるので、右から回り込む (右写真中央左辺りからも越えられそうだ)。
再度東谷南尾根バリエーション07 再度東谷南尾根バリエーション08

登り方向なら、まず迷うことは無い。
再度東谷南尾根バリエーション09 再度東谷南尾根バリエーション10 再度東谷南尾根バリエーション11

市ヶ原からの道と合流すると、すぐに鉄塔に着く。
再度東谷南尾根バリエーション13 再度東谷南尾根バリエーション12



○P380〜縦走路大龍寺手前

このルート、当初の予定ではない尾根を下っている。
但し、再度東谷南尾根から大龍寺方面に出るなら利用できる。

踏み跡が再度DWに向けて大きく下る直前、右方向に延びる尾根がある。
再度東谷南尾根バリエーション14

快適な尾根を下っていく。
再度東谷南尾根バリエーション15 再度東谷南尾根バリエーション16

沢に向けて尾根が落ち込むのが見える。
再度東谷南尾根バリエーション17

尾根から降りたら、沢沿い右奥(北)に進む。
再度東谷南尾根バリエーション18

ぬかるんでいるが道がある。
再度東谷南尾根バリエーション19 再度東谷南尾根バリエーション20

丸木橋で渡渉。
再度東谷南尾根バリエーション21

縦走路、大龍寺DWから市ヶ原方向に入ってすぐの場所に出る。
再度東谷南尾根バリエーション22 再度東谷南尾根バリエーション23


○P380〜縦走路大龍寺市ヶ原中間点

前述分岐の20m程手前、
切り株が赤く塗られたところから、右方向に尾根が延びている。
再度東谷南尾根バリエーション24 再度東谷南尾根バリエーション25

尾根を下っていく。
再度東谷南尾根バリエーション26 再度東谷南尾根バリエーション27 再度東谷南尾根バリエーション28

何度かピークを通過するので、ピークでは尾根の方向に注意する。
再度東谷南尾根バリエーション29 再度東谷南尾根バリエーション30

この尾根はマーキングもあるので、参考にするとよいだろう。
再度東谷南尾根バリエーション31 再度東谷南尾根バリエーション32

やや下草が多いが、踏み跡はしっかりしている。
再度東谷南尾根バリエーション33 再度東谷南尾根バリエーション34 再度東谷南尾根バリエーション35

縦走路を歩く、ハイカーの声が届くようになる。
再度東谷南尾根バリエーション36 再度東谷南尾根バリエーション37

一カ所だけ、短距離だが尾根筋を外し斜面をトラバースする。
再度東谷南尾根バリエーション38

尾根端は崖になっているので、縦走路直前で左側に下りる。
再度東谷南尾根バリエーション39 再度東谷南尾根バリエーション40

緑矢印、再度東谷沿いの道と同じ場所に出る。
再度東谷南尾根バリエーション41


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

07:51 新神戸
08:13 五本松堰堤
(休憩7分)
08:20 五本松堰堤
08:33 分水堰堤下
08:48 送電鉄塔(神戸東線一九)
08:59 P380
09:12 縦走路大龍寺手前
09:25 市ヶ原
(休憩10分)
09:35 市ヶ原
09:44 送電鉄塔(神戸東線一九)
09:52 P380
10:13 縦走路大龍寺市ヶ原中間点
10:22 蛇ヶ谷分岐
10:30 再度DW
10:42 分水嶺越林道出合
11:02 トゥエンティクロス出合
11:07 高雄山堰堤下渡渉点
(通過待ち3分)
11:10 高雄山堰堤下渡渉点
11:26 市ヶ原
(休憩5分)
11:31 市ヶ原
12:09 新神戸


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

038.2m 布引交差点
054.2m 砂子橋南詰
214.0m 布引貯水池管理橋北
326.9m 高雄山堰堤広場


△エスケープルート

布引貯水池→神戸布引ロープウェイ風の丘中間駅
再度公園BSから神戸市バス25系統利用(4/1-11/30の土日祝昼間のみ)


※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:新幹線新神戸駅
コンビニ:新神戸駅南側布引交差点北西ビル1Fにファミマ(※新神戸駅2F売店が利用可能)
飲料自販機:新神戸駅


△コース途中情報

トレイ:布引みはらし展望台・市ヶ原
飲料自販機:雄滝茶屋・市ヶ原



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