HOME山行記録日付順山行記録検索 ※検索サイトから直接来られた方はトップページの注意事項をご一読下さい。ご質問・ご感想はお気軽に掲示板まで。


杣谷・旧摩耶道



日付:2015/12/26 (土)

同行者:無し

天候:晴れ

気温:3℃(掬星台 、10:40、標高約690m)

コース:五毛BS〜永峰堰堤〜杣谷〜杣谷峠〜アゴニー坂〜掬星台〜青谷道〜旧摩耶道〜雷声寺〜布引交差点

地形図:神戸首部

一般地図概略位置:杣谷 

概算距離:9.3km

累積標高+:873m、累積標高−:916m

歩行時間:3時間46分、ルート係数:18.9

道迷い:特に問題箇所無し

特筆事項:無し

体力難易度:レベル2

技術難易度:旧摩耶道の学校林道以東はBランク




今回のテーマは「寒くないので谷道でも快適」。

山行コース図 断面図

穏やかな好天の一日、今回はいくつか用意していたプランの中から、杣谷を選んだ。

杣谷を歩くのは実に4年ぶりだ。
4年前に歩いた後、杣谷堰堤に溜まった土砂を取り除く工事があったことと、ここ数年の豪雨で、杣谷の入り口付近の雰囲気が随分変わった。
記憶にあるかつての杣谷堰堤上部の景色と比較し、摩耶東谷・山寺尾根・ハチノス谷西尾根などの登路を確認しながらのスタートとなった。
しかし入口付近を越えると、杣谷の登山道は以前と変わりないように見えた。

掬星台からの復路は上野道をよく使うが、今回は青谷道から旧摩耶道を選択。
こちらも大きく変わりはなかったが、旧摩耶道前半にある、谷へ下って登り返す地点が、やはり豪雨の影響か少し荒れていた。


○五毛BS〜掬星台

神戸市バス2系統五毛BSよりスタート。
登山口までの経路詳細は登山口解説ページも合わせてご覧頂きたい。
杣谷・旧摩耶道01

バス停から東(阪急六甲方面)に歩き配水施設の向こう側で左折。
この交差点の対角線向かい側にローソンがある。
杣谷・旧摩耶道02

道なりに上って行くと、永峰堰堤に着く、途中にある灘丸山公園にトイレがある。
堰堤下で山支度を整える。
杣谷・旧摩耶道03 杣谷・旧摩耶道04

堰堤右岸(左側)からスタート、杣谷堰堤を越える。
杣谷・旧摩耶道05 杣谷・旧摩耶道06

杣谷堰堤上部の河原に降りる。
尚、最初の渡渉地点は摩耶東谷で杣谷ではない。上流方向に踏み跡が付いているが、杣谷は正面の尾根端に続く道を進む。
杣谷・旧摩耶道07 杣谷・旧摩耶道08

暫くは尾根上を進む。杣谷は整備登山道なので、道標さえ見落とさなければ迷うことはない。
杣谷・旧摩耶道09 杣谷・旧摩耶道10

杣谷上流摩耶第三堰堤近くの長峰山側の谷で、摩耶第五堰堤を作る工事が行われており、荷揚げリフトがあるため、迂回路が設定されている。
杣谷・旧摩耶道11 杣谷・旧摩耶道12

山寺尾根と杣谷の分岐。
この分岐の手前左側木立の向こう側に、摩耶東谷への入り口となる妙見宮石碑がある石垣が見える。かつては山寺尾根の登山道があった場所だ。
杣谷・旧摩耶道13

分岐から暫く進んで渡渉する。この流れが杣谷。
杣谷・旧摩耶道14 杣谷・旧摩耶道15

渡渉後、折り返しがあるのだが、かつての杣谷登山道は折り返し地点からさらに下流側に続いていた。
豪雨による土砂崩れで今の道に付け替えてられている。
杣谷・旧摩耶道16

ハチノス谷西尾根への登山口は以前の通り。
杣谷・旧摩耶道17

杣谷は堰堤を目印に登って行く。杣谷第二堰堤を越えて、摩耶堰堤下で右岸に渡渉。
杣谷・旧摩耶道18 杣谷・旧摩耶道19

杣谷の核心部は、摩耶堰堤から木ノ袋谷出合までの区間だ。
杣谷・旧摩耶道20 杣谷・旧摩耶道21 

杣谷の水音を聞きながら、谷沿いの道を登って行く。
杣谷・旧摩耶道22 杣谷・旧摩耶道23

摩耶第二堰堤下で左岸に渡渉。
杣谷・旧摩耶道24 杣谷・旧摩耶道25 杣谷・旧摩耶道26

踏み跡の無い河原に出るが、道標はしっかりしている。放置バイクもカバーは無くなっているがほぼ同じ場所にあった。
杣谷・旧摩耶道27 杣谷・旧摩耶道28

摩耶第三堰堤を越える。
杣谷・旧摩耶道29 杣谷・旧摩耶道30

木ノ袋谷との出合を越え、再び踏み跡の無い河原を通過する。
杣谷・旧摩耶道31 杣谷・旧摩耶道32

河原を越えると擬木の丸木階段や石段の道となる。
杣谷・旧摩耶道33 杣谷・旧摩耶道34

摩耶第四堰堤を越える、杣谷最後の堰堤だ。
杣谷・旧摩耶道35

摩耶第四堰堤を越えると、登山道の前方に窪んだ鞍部が見えてくる、目指す杣谷峠だ。
杣谷・旧摩耶道36 杣谷・旧摩耶道37

両側を石垣に囲まれた場所を通過すると杣谷峠に到着。
杣谷・旧摩耶道38 杣谷・旧摩耶道39

舗装路を左折し、5〜6分歩くと、アゴニー坂の入口がある。
杣谷・旧摩耶道40 杣谷・旧摩耶道41

アゴニー坂を登っていく。
杣谷・旧摩耶道42 杣谷・旧摩耶道43 杣谷・旧摩耶道44

舗装路に出たら左折。その先はガードレールの左から地道に入る。
杣谷・旧摩耶道45 杣谷・旧摩耶道46

オテルド摩耶の敷地に入り、建物の向こう側で道なりに右に進む。
杣谷・旧摩耶道47 杣谷・旧摩耶道48

整備された遊歩道を進み、最後の石段を登ると掬星台だ。
杣谷・旧摩耶道49 杣谷・旧摩耶道50

掬星台からの景色。
晴天だが、遠方は少し霞んでいる。展望所のベンチで休憩にした。
杣谷・旧摩耶道51



○掬星台〜布引交差点


掬星台を出発、観音道から下山開始。

杣谷・旧摩耶道52 杣谷・旧摩耶道53

急な谷道を下ると、史跡公園(旧天上寺跡)。
杣谷・旧摩耶道54 杣谷・旧摩耶道55

さらに石段を下り、山門を潜る。
杣谷・旧摩耶道56 杣谷・旧摩耶道57

上野道との分岐を越え、青谷道に入る。
杣谷・旧摩耶道58

青谷道は歩きやすい石段道だ、迷うようなことも無い。
杣谷・旧摩耶道59 杣谷・旧摩耶道60

少し滑りやすい岩場を越え木橋を渡れば、青谷の行場に着く。
杣谷・旧摩耶道61 杣谷・旧摩耶道62

行者堂跡で青谷道と分かれて、旧摩耶道に入る。
杣谷・旧摩耶道63

下山口すぐの場所にあった建物は撤去されている。
杣谷・旧摩耶道64 杣谷・旧摩耶道65

旧摩耶道前半は、一か所だけ谷へ下りて登り返す地点がある以外はほぼ水平道だ。
杣谷・旧摩耶道66 杣谷・旧摩耶道67

左側が疎林の土崖だったり、道幅が細い場所も多く、歩行には注意して頂きたい。
杣谷・旧摩耶道68 杣谷・旧摩耶道69

行者堂跡から約20分、道が登りになり学校林道との分岐に到着する。
この場所は布引東山東峰北側の鞍部になる。
杣谷・旧摩耶道70 杣谷・旧摩耶道71

旧摩耶道はここから、布引東山の北側を巻いていく。
杣谷・旧摩耶道72 杣谷・旧摩耶道73

布引東山、中央峰の手前に染め残りの紅葉が一木。
杣谷・旧摩耶道74

中央峰を越えると、西峰手前で稜線に乗る。
杣谷・旧摩耶道75 杣谷・旧摩耶道76

西峰から雷声寺方面への尾根に下る。
杣谷・旧摩耶道77 杣谷・旧摩耶道78 杣谷・旧摩耶道79

写真の地点から右側の谷へ。
直進して、左方向にも踏み跡がついているがこちらは市街地直前で、土砂崩れ防止の擁壁の上に出てしまう。
杣谷・旧摩耶道80

谷を下り、イノシシ除けのフェンスを越えれば雷声寺。
杣谷・旧摩耶道81

イノシシ除けのフェンスができたことで、東山西尾根への入り口も判りやすくなった。
杣谷・旧摩耶道82

市街地を道なりに下る。
杣谷・旧摩耶道83 杣谷・旧摩耶道84

途中の階段を下り、石灯篭のある場所で左折。
杣谷・旧摩耶道85 杣谷・旧摩耶道86

更に道なりに下ると、新幹線駅上にある新砂子橋。
杣谷・旧摩耶道87

橋を越えて、すぐに右折すれば新神戸駅方面、その先の山麓線(バス通り)を右折すれば布引交差点だ。
杣谷・旧摩耶道88 杣谷・旧摩耶道89

布引交差点から徒歩で帰路に就いた。布引湖交差点からは神戸市バス2系統なども利用可能。


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

08:27 五毛BS
08:39 永峰堰堤下
(休憩4分)
08:43 永峰堰堤下
08:48 杣谷堰堤
08:59 杣谷第二堰堤
09:13 摩耶堰堤
09:25 摩耶第二堰堤
09:40 摩耶第三堰堤
09:50 摩耶第四堰堤
10:08 杣谷峠
10:14 アゴニー坂下
10:35 掬星台
(休憩13分)
10:48 掬星台
10:58 史跡公園
11:05 上野道分岐
11:27 行者堂跡
11:49 学校林道出合
12:01 布引東山西峰
12:15 雷声寺
12:30 布引交差点


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

079.4m 五毛BS東、山麓線(バス通り)左(北)折地点
164.2m 長峰橋西詰
608.0m 杣谷峠車道
690.1m 掬星台
614.8m 史跡公園
546.1m 旧天上寺山門下
362.5m 学校林道出合
172.5m 旧摩耶道登山口付近
130.5m 雷声寺石段下



△エスケープルート

杣谷峠→徒歩東へ5分、「摩耶山市立自然の家前」バス停より六甲摩耶スカイシャトルバス
摩耶山上→まやビューライン星の駅、六甲摩耶スカイシャトルバス

※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)


△スタート地点付近情報

トイレ:灘丸山公園(階段を上る必要有り)
コンビニ:山麓線(バス通り)にローソン
飲料自販機:山麓線(バス通り)に点在


△コース途中情報

トレイ:杣谷峠・掬星台
飲料自販機:掬星台


HOMEPageTop
    inserted by FC2 system