今回のテーマは「ちょっと遠出の毎日登山」。
前回山行から少し時間が空いてしまったので、
今回は軽めのハイキングにしようとコースを考えた。
自宅から徒歩でアクセスできる新神戸付近からのスタートを考えたが、
短距離のコース取りだと、よく使うルートが多く、いまいち面白味が無い。
地図を広げ思案の末、今回は西六甲の独立峰、高取山に登ることにした。
西六甲の山々は宅地開発で山域が分断され、半日や一日登山のルートを考えると、
どうしても途中に一度住宅地を通るようなコース取りになり、山歩きとしての魅力が半減する。
但し、軽めの選択をする時は、西六甲は良いチョイスだと思う。
その中でも今回は参道や登山道が多く、まだまだ歩けていない道が多い高取山を選んだ。
往路は、一の宮の石鳥居から高神滝を通り安井茶屋に出るお滝道。
復路は、中の茶屋下の広場から豊春神社横を抜けて長田小付近に下山するルートだ。
○鷹取団地前BS〜高取神社
今回は、JR神戸駅から神戸市バス11系統に乗り、鷹取団地前BSからのスタートとした。
鷹取団地前BSには11系統の他、110系統、112系統でもアクセスできる。
西代から徒歩でのアクセスをお考えの方はこちらのレポを参考にして頂きたい。
バス停向かい側の坂道を道なりに登っていく。
一の宮(高取大明神)の石鳥居が登山口となる。
右は一の宮道から表参道に続く、今回は左のお滝道を進む。
住宅の裏を登って行く、すぐに地道になる。
良く歩かれている道だ。切通しを通過し右折する。左に石段があるが、写真奥に写っている道標では行き止まりとなっている。
小さな谷を跨いで更に登り、再び切通しを通る。
視界が開け、左上方に高取神社の境内が見える。
展望が開けた場所から、僅かに下れば、高神滝の行場に着く。高神滝は写真の通り「とい滝」だ。
行場から、少し登ると分岐がある。高取山の茶屋に掲げてある登山道地図によると、右がお滝道、左は高取神社直下に出る道だ。
今回はお滝道を進む。
あっさり安井茶屋下の広場に出た。
このまま参道から高取神社を目指しても良いのだが、
あまりにもあっさり出てしまったので、高神滝上の分岐まで戻ることにした。
高神滝上の分岐から高取神社直下を目指す。
この道は幅が狭かったり、路肩が崩れている場所もあったが、危険だと感じるような場所はなかった。
簡易階段を上ると前方に建物が見える。
高神滝上の分岐から進む時にいったいどこに出るのかと思っていたが、たどり着いた場所は月見茶屋向かいの広場の奥だった。
意外な場所に登山道があるものだ。
高取神社に到着。
高取山の最高地点は高取神社の奥宮だ、ここで小休憩とした。
尚、三角点は隣の荒熊神社の境内にある。