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高御位山
日付:2014/01/02 (木)
同行者:1名 計2名パーティ
天候:晴れ時々くもり
気温:11℃(高御位山々頂 、13:00、標高約300m)
コース:JR曽根駅〜豆崎登山口〜鹿嶋神社分岐〜鷹ノ巣山〜高御位山〜北山分岐〜辻登山口〜JR宝殿駅
地形図:加古川
一般地図概略位置:高御位山
概算距離:10.5km
累積標高+:822m、累積標高−:822m
歩行時間:4時間44分、ルート係数:20.4
道迷い:分岐多し、道標要確認
特筆事項:岩稜歩き有り
体力難易度:レベル3
技術難易度:Aランク
今回のテーマは「伏兵、高御位山」。
2014年初登山は六甲ではなく高御位山へ。
初登山はパートナーとのパーティー行が確定していた。
プランとして、私は「山の上に神社が有り、初詣を兼ねて登りたい」と考え
パートナーは「岩尾根歩きがしたい」とのリクエストだった。
両方を満たすコースとしては、道畦谷の尾根から石宝殿を目指すか、高取山の禅昌寺西尾根などが考えられる。
どこかいい場所が無いか考えていた時に、ルーンさんが年末に高御位山に登っておられたのを思い出した。
高御位山なら、岩尾根を歩けて山頂に神社があり、見事に条件を満たしている。
この山は4年半前、ルートを誤って予定外の地点に下山してしまった山でもあるので、
歩くはずだったコースのリトライも兼ねることにした。
豆崎登山口から百間岩・鷹ノ巣山・高御位山・北山分岐を経て辻登山口に下山する縦走コースだ。
初登山は六甲でプランを考えていたのだが、思わぬところに条件を満たす山があった。
元旦にバタバタしていた疲れもあって、山行当日はゆっくり起きて支度を整え、三ノ宮から山陽本線を一路、西へ。
尚、レポ中では言及しないが、この山は2011年1月大きな山火事に見舞われている。
元々低木の多い山だったが、木々が焼けてしまい、さらに見通しの良い状態になっている。
火事は鷹ノ巣山、馬の背の分岐辺りから燃え広がったと聞いている。
出火原因は今だ不明だが、山で火を使う場合は十分に注意したい。
山行時もタバコの吸殻が登山道に落ちていた、喫煙ハイカーは必ず吸殻入れを携行して頂きたいと思う。
○JR曽根〜豆崎登山口〜高御位山
山行日は気温も高く、風は殆どなく静穏。1月としては快適な山行となった。
JR曽根駅からスタート。駅前にデイリーヤマザキがある。
駅前を右に進み、突き当りのT字路を左、国道2号線に架けられた歩道橋を渡り、住宅地への脇道に入る。
脇道に入ってすぐ右側住宅の横に豆崎登山口がある。
樹林の踏み跡を少し登れば、まず最初の岩場。
岩自体はざらついているのでグリップが効くが、枯葉の上は結構滑る。
経塚山古墳を越えると前方の視界が開けてくる。
中所登山口との道と合流。
尾根を進めば、豆崎奥山(大平山)の三角点。
風はほぼ無風。気持ちの良い前半の稜線歩き。
地徳山を越えて進む。
鹿嶋神社方面に向けて下る。正面には後で登り返す百間岩が見える。
鹿嶋神社からの登山道との合流点付近で最初の小休憩。
百間岩を登る。高度150m、距離200m、最大斜度35度の斜面だ。
登りきると、送電鉄塔と反射板。
縦走中盤、鷹ノ巣山方面を望む。
アップダウンを繰り返しながら進む。
鷹ノ巣山三角点と馬の背分岐を通過。
高御位山を目指す。そろそろ昼食タイムで休憩ポイントを探すが、良いポイントには先客があり、なかなか休憩できない。
やっと、良いポイントを見つけて、ゆっくり昼食休憩とした。
長尾登山口からの道と合流し、岩を一登りすれば、高御位山々頂だ。
高御位神社に到着。
山麓成井に高御位神宮があるので、こちらは言わば奥ノ院に当たるのだろう。
神社(山頂)付近はハイカー、地元の方、成井からの参道を登ってこられた初詣の方などで賑わっていた。
お参りを済ませ、小休憩を取った。
○高御位山〜辻登山口からJR宝殿
縦走後半に取り掛かる。まずは参道石段を少し下る。
すぐに開けた岩盤の斜面になる、前回山行時ここでコースを間違えた。
このポイントは成井登山道、成井ケモノ道、北山方面への道が分岐している。
今回はしっかり方向を確認し、北山方面への斜面を下った。
北山方面を目指す、まだまだアップダウンを繰り返す道だ。
北山鹿嶋神社登山口との分岐にある鉄塔に到着。ここで最後の休憩とした。
少し進んで、北山奥山の分岐、ここが北池方面と辻方面との分岐になる。
辻方面を望む。
米相場中継所(所謂、旗振り山)、秀吉が腰かけたと言われる太閤岩を通過。
更に進めば、下山ポイント(右写真(2枚目写真)緑矢印)が確認できる。
最後は細かい九十九折の斜面を下り、辻登山口に到着。
登山口を右方向に道なりに進み、加古川バイパスを越えて左折。
写真の信号を右折し、宝殿駅の案内板がある道を左折する。
JR宝殿駅に到着。JRで帰路に就いた。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
09:37 JR曽根
09:43 豆崎登山口
10:50 鹿嶋神社分岐
(休憩10分)
11:00 鹿嶋神社分岐
11:44 鷹ノ巣山々頂
(途中昼食休憩31分)
13:00 高御位山々頂
(休憩11分)
13:11 高御位山々頂
14:00 北山分岐
(休憩10分)
14:10 北山分岐
14:53 辻登山口
15:23 JR宝殿
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
007.3m 登山口R2陸橋付近
155.7m 豆崎奥山三角点(大谷1)
088 m 鹿嶋神社分岐
264.2m 鷹ノ巣山三角点(地徳)
299.8m 高御位山三角点(高御位)
△エスケープルート
鹿嶋神社、鷹ノ巣山付近、高御位山付近他の登山道で
アーチ型の連山内側に下山し、霊園前か鹿嶋神社からバスを利用。
鹿嶋神社→神姫バス(かしまじんじゃ で検索)
霊園前→神姫バス(れいえんまえ で検索)
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:JR曽根駅改札内
コンビニ:駅前にデイリーヤマザキ
飲料自販機:駅付近
△コース途中情報
トレイ:高御位山々頂
飲料自販機:無し(下山後の市街地部分は随所に有り)