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旧摩耶道・学校林道・天狗道〜上野道・五鬼城展望公園 (摩耶山)
日付:2013/11/02 (土)
同行者:1名 計2名パーティ
天候:くもり時々晴れ
気温:10℃(摩耶山上 、10:00、標高約686m)
コース:新神戸・熊内雷声寺〜旧摩耶道〜学校林道〜天狗道〜掬星台〜観音道〜上野道〜五鬼城展望公園〜観音寺BS
地形図:神戸首部
一般地図概略位置:摩耶山
概算距離:7.4km
累積標高+:836m、累積標高−:790m
歩行時間:3時間22分、ルート係数:17.1
道迷い:五鬼城展望公園は分岐が多くやや判りにくい
特筆事項:無し
体力難易度:レベル2
技術難易度:旧摩耶道前半はBランク
今回のテーマは「摩耶山に帰還」。
ブランク後、体力回復のため、何度かのハイキングや山登りを行って、ホームグランド摩耶山に帰還した。
往路は、ここ何回か布引谷を起点に登ることが多かったので、
今回は少し東の熊内雷声寺から旧摩耶道、学校林道を通り天狗道から山上に向かうコースとした。
復路は上野道だが、バリエーションルートとして途中から五鬼城展望公園内を通るコースにした。
兼ねてから傷みが気になっていた旧天上寺の山門だが、とうとう通行止めになった。
山門下部の案内板付近から石段途中に出る迂回路が開通しているのでそちらを通ることになる。
迂回路の雰囲気はレポ中の写真をご覧頂きたい。
上野道も登山道に丸木階段をつける補修が行われるようで、いたるところに資材が置かれていた。
○新神戸〜摩耶山上
スタートは新神戸、駅2階に上がり、改札とインフォメーションの間から屋外に出て、正面の歩道橋を上がる。
新幹線神戸駅を跨ぐ、新砂子橋を渡り、暫く登った先にある石燈籠間の階段を上る。
階段をガードレールのある最上部まで上がり左折し、さらに階段を上り道なりに進む。
雷声寺境内の石段を最上部まで登ったところが旧摩耶道の登山口。
元来の旧摩耶道は熊内八幡の裏から始まっていたらしいので雷声寺西側の尾根道を伝っていたと思われる。
今も西側の尾根に踏み跡はあるが、尾根下部はすでに住宅地となっているので、現在は雷声寺奥のこの場所が登山口になっているのであろう。
すでにこの登山口辺りで高度は170mになる。軽く汗もかきはじめているので少し休憩を取ってから出発。
まずは尾根伝いに東山西峰のピークを目指す。東山には3つピークがある、東峰が最も高度が高く、中央峰、西峰と低くなる。
途中、小ピークで南東方向に延びる尾根と合流する。
旧摩耶道を下りで利用する場合はこの小ピークに気を付けて頂きたい。
南東方向の尾根に間違って入る方が多いのか、しっかりした踏み跡がついてしまっているが、登山道ではない。
南東方向の尾根は急傾斜で擁壁のある住宅地に出るので、藪道歩きの経験者以外にはおススメできない。
小ピークからさににひと登りすれば、東山西峰のピークだ。
尾根伝いの道から、暫くするとピークの北側を巻く道になる。
コンクリート基礎がある場所を通る。
この辺りが東山中央峰の北側になる。
中央峰を越えると、登山道は高度を上げて、東山東峰北側のコルに出る。コル部が学校林道との出合いだ。
次のポイントである天狗道の出合いまで約200m高度を上げるので、ここで小休憩とした。
学校林道に取り掛かる。文献の名前は忘れたが学校林道は、学校・林道ではなく学校林・道と言う意味らしい。
前述のとおり天狗道まで約200m高度を上げるが急登箇所は少ない、徐々に高度上げていく。
まずは市街地からもしっかり確認できる4本鉄塔のピークを目指す。
4本鉄塔のピークに出る。写真では3本しか映ってないが撮影地点の真横にもう1本鉄塔がある。
鉄塔ピークから天狗道を目指す。
途中左側に視界が開ける場所がある。ここは1985年阪神・淡路大震災時の崩落地の上部になる。
三宮方面の市街地から見ると土(地面)が露出しているように見えるのがこの場所だ。
すでに補強工事は終わっているが、急斜面なのでどのような工事が行われたかは確認できない。登山道脇にはさらなる崩落を防ぐための措置がなされていた。
更に進み、前方の視界が開ければ、天狗道に出る。
天狗道との合流点で小休憩。
旧摩耶道・学校林道と出合うハイカーも少なく静かだったが、天狗道に出ると急にハイカーが多くなる。
天狗道と学校林道の出合から先、暫く間は平坦な歩き易い道が続く。
平坦路が終わると、天狗道の岩場。
岩場を越え、アドベンチャールート・地蔵谷との分岐を越えると、摩耶山上への最後の登りになる。
最後の登りは岩場→石のステップ→石段→丸木階段と山頂に近づく程歩き易くなっていく。
今回は山上までの丸木階段を少しだけエスケープできる道を通った。
摩耶山上に到着。山上で本格休憩・食事にした。
○摩耶山上〜観音寺BS
観音道(旧天上寺跡までの谷道、摩耶山々頂からの尾根道は奥ノ院道)から下山開始。
旧天上寺跡を通過、石段を下る。
石段の途中にお知らせの看板が掲示されていた。
参道石段下部にある山門の崩壊が進み危険なため通行禁止になったようだ。
参道東側に迂回路が建設されていた。
まだまだ土のクッションの良さを感じる真新しい迂回路を下る。
迂回路の下端は、山門下の案内板とベンチのある場所だった。
山門は完全にフェンスで閉鎖されていた。
上野道下る。
2箇所ある虹の駅との分岐を越える。
上野道を下っていて、記憶との齟齬を感じていたのだが、どうやら登山道の補修が行われているようだ。
あちこちに補修用の資材が置かれていた。
五鬼城展望公園を通るため、上野道登山道から外れる。
道なりに進み、分岐を越える。
小ピークに登れば、五鬼城公園C展望台だ。最後にもう一度休憩と取り、A展望台方面の道を下る。
急な道だが、踏み跡はしっかりしている。
神戸高校方面のと分岐から、ビューライン方面の登山口へ。
市街地を下り、観音寺BSより神戸市バス2系統で帰路に就いた。
尚、五鬼城展望公園と上野道登山口周辺情報は上野道登山口案内のページをご覧頂きたい。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
07:13 新神戸
07:32 雷声寺石段上部
(休憩5分)
07:37 雷声寺石段上部
07:47 東山西峰ピーク
08:04 学校林道出合
(休憩7分)
08:11 学校林道出合
08:49 天狗道出合
(休憩3分)
08:51 天狗道出合
09:34 摩耶山上、黒岩尾根下山口付近
(休憩55分)
10:29 摩耶山上、観音道下山口
10:37 旧天上寺史跡公園
10:41 山門迂回道上部
10:46 山門迂回道下部
11:15 五鬼城展望公園分岐
11:24 五鬼城展望公園C展望台
(休憩10分)
11:34 五鬼城展望公園C展望台
11:45 上野道登山口
11:55 観音寺BS
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
063.4m 新砂子橋南詰
130.5m 雷声寺石段下
172.5m 旧摩耶道登山口付近
362.5m 学校林道出合
560.5m 天狗道出合
690.1m 掬星台
614.8m 史跡公園
546.1m 旧天上寺山門下
279.2m 五鬼城展望公園C展望台
△エスケープルート
摩耶山上→まやビューライン星の駅、六甲摩耶スカイシャトルバス
上野道虹の駅方面分岐→まやビューライン虹の駅
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:新幹線新神戸駅
コンビニ:新神戸駅南側布引交差点北西ビル1Fにファミマ(※新神戸駅2F売店が利用可能)
飲料自販機:新神戸駅・布引熊内市街地部分に点在
△コース途中情報
トレイ:掬星台
飲料自販機:掬星台