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高雄山森林管理道・大師道
日付:2013/09/21 (土)
同行者:無し
天候:晴れ
気温:23℃(奥再度DW再度公園BS 、09:35、標高約389m)
コース:新神戸〜市ヶ原〜高雄山森林管理道〜南ドントリッジ〜再度公園〜大師道〜諏訪山公園下
地形図:神戸首部
一般地図概略位置:高雄山
概算距離:10.6km
累積標高+:761m、累積標高−:760m
歩行時間:3時間54分、ルート係数:18.3
道迷い:高雄山、登山道分岐多し
特筆事項:無し
体力難易度:レベル2
技術難易度:高雄山森林管理道はBランク
今回のテーマは「乗りかかった船」。
前回に引き続き、今回も高雄山を目指した。
前回の山行後、過去3回の高雄山への山行記録や写真を再確認した。
確認した結果を総合すると、まだ歩いたことのない森林管理道を歩けば、高雄山の登山道は完登できそうな雰囲気であった。
中途半端にしておくより、この際だから歩いてしまうことにした。
まだまだブランクのリハビリ中だが前回より少し距離を伸ばし、森林管理道を分水嶺越林道まで歩き、
南ドントリッジを南下、途中の分岐から再度公園へ向かい、大師道を下山するルートを選んだ。
歩く方の少ない高雄山だが、森林管理道は更に歩く方が少ないのだろう。
やや荒れたり、路肩が崩れているような場所もあったので技術的な難易度はBランクとしたが、
踏み跡はしっかりしており、迷うような場所はない。
今回も高雄山を歩いた約2時間、ハイカーに出合うことは無かった、本当に静かな山歩きが楽しめる山だ。
特に今回の森林管理道はほぼ平行道で歩き易く、散策気分で山の空気をいっぱい吸い込みリフレッシュできた。
今までの山行結果から高雄山の登山道は下地形図の通りだ、これからこの山域を歩かれる方は参考にして頂ければと思う。
青線は展望コース(南ドントリッジ)で高雄山のメインコース、緑線は今回歩いた森林管理道、黄線はその他の登山口からのコースだ。
灰色線は奥再度DWから車道をショートカットして分水嶺越林道に出る登山道だ、この道は2012/03/13に歩いている。
地形図をご覧の通り、東側斜面は等高線が混んでいて市ヶ原天狗峡と呼ばれる急峻な谷になっており、登山道は無い。
○新神戸〜分水嶺越林道
今回もスタートは新神戸。
新神戸登山口と新神戸から市ヶ原までの詳細解説は新神戸登山口解説ページも参照して頂きたい。
台風の伏流水で水量は豊富だ、鼓滝もよく見え、雄滝も見事だ。
布引ダムに到着、先週は水量が少なかったが、今日は満水になっていた。
市ヶ原へ向かう途中、今日登る高雄山が見える。
市ヶ原に到着。
2013/9/27 9:00〜17:00に断水があり、受水槽の水がなくなった時点で当日はトイレが使えないと張り紙があった。
暫し休憩し登山口に向かうため河原に降りる。河原を歩いていて違和感を感じる、足元が悪い。どうやら台風時の増水で上流から石が流れてきて河原を埋め尽くしてしまったようだ。
そういえば、BBQで黒く煤けた石も見当たらない。早朝なので無人かと思ったが、橋の上流で熟年カップルが1組、朝食だろうか、ちょっとお茶かコーヒーだろうか、休憩をしておられた。
展望コース登山口より高雄山に取り掛かる。少しだけ回り込んで尾根に乗る。
尾根に乗れば、後はひたすら高度を上げていく。
保安林の標識がある場所で稜線に出る。
前回のレポにも書いたがこの場所は、堰堤工事用リフトのあった場所で、登山道脇には堰堤に向かう工事道も残っている。
さらに1つピークを越える。
このピークを下れば、縦走路登山口からの道と合流する。
縦走路登山道との合流点から15m程で、高雄山々頂方向と森林管理道の分岐がある。今回は森林管理道を歩く。
イノシシが穿り返した跡があちこちにあるが、予想よりしっかりした道だ。
森林管理道はハイキングコースではないので、道が荒れた場所も散見される。
蛇ヶ谷登山道と交差。
この辺りから道が少し安定してくる。
小さな橋を渡った後、MTB(自転車)の轍が多くみられるようになった。当日自転車に出合う事はなかったが、歩かれる方は少し注意して頂きたい。
山頂北側四叉路に到着。今回は「森林管理歩道を経て分水嶺越林道」へ進む。
尾根から谷に下っていく。
前方に林道を視認し、森林管理道登山口に到着。
森林管理道登山口から左(西)に向かう。途中左折地点正面に森林植物園方面に向かう登山口がある。
南ドントリッジ登山口に到着。ここで小休憩とした。
○分水嶺越林道〜諏訪山公園下
南ドントリッジを南下する。
気持ちの良い尾根歩きだ。この辺りは僅かだが展望も開ける。
尾根伝いの道を進むと再度公園方面への分岐がある。
体力的にも時間的にも余裕があったので、登山道確認のため山頂北側四叉路までピストンすることにした。
軽いアップダウンを繰り返しながら南ドントリッジを更に進むと、
山頂北側四叉路だ。
道標に対する方角が写真の通り、南ドントリッジ方面が北になる。
当日は晴天で秋分の日直前、神戸の日の出方位は88.5度。
山行は午前中なので太陽のある方向がほぼ東、影のできている方向が西になる。
再度公園分岐まで戻り、先へ進む。
一箇所、大きく下り、少し登り返す(コル部を越える)場所がある。
車の音や右側に奥再度DWが見え隠れするようになる。
そのまま道なりに進めば、2箇所ある奥再度DW登山口の南側登山口に出る、場所は右写真の地点だ。ここで再び小休憩とした。
奥再度DW登山口もう一箇所は再度公園BS付近にある。写真奥に見えているのは北行再度公園BSで
登山口は、南行BSの道路を挟んで反対側にある。
再度公園を修法ヶ原池へ。池の南東角辺りの車道横に縦走路と合流する再度越の登山道がある。
再度越えから縦走路に合流、大龍寺下に向かう。
今回は大師道から下山、猩々池を越えて更に進む。
燈籠茶屋から中道を歩く。分岐は再度ドライブウェイ分岐先にある山側の道だ。
大師道を普通に歩くとこの辺りから舗装路歩きになる。中道は一部コンクリート部分もあるが、地道のまま諏訪神社まで到達できる。
諏訪神社の裏側に到着。
諏訪神社参道から諏訪山公園下に下山。市バス7系統で三宮方面へ帰路に就いた。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
06:45 新神戸
07:30 市ヶ原
(休憩5分)
07:35 市ヶ原
07:38 展望コース登山口
08:04 森林管理道分岐
08:29 山頂北側四叉路
08:37 森林管理道・分水嶺越林道合流点
08:44 南ドントリッジ分水嶺越林道登山口
(休憩5分)
08:49 南ドントリッジ分水嶺越林道登山口
08:56 南ドントリッジ・再度公園分岐
09:05 山頂北側四叉路
09:12 南ドントリッジ・再度公園分岐
09:33 奥再度DW再度公園BS
(休憩5分)
09:38 奥再度DW再度公園BS
09:43 修法ヶ原池
09:57 大龍寺下
10:08 猩々池
10:32 燈籠茶屋下
10:54 諏訪山公園下BS
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
054.2m 砂子橋南詰
249.5m 櫻茶屋南
389.4m 奥再度DW再度公園BS付近
353.3m 大龍寺自動販売機付近
282.5m 猩々池南(二本松林道大師道交差点)
145.6m 燈籠茶屋下河原
△エスケープルート
布引貯水池→神戸布引ロープウェイ風の丘中間駅
市ヶ原先ハーブ園分岐→神戸布引ロープウェイハーブ園山頂駅
奥再度DW再度公園BSから神戸市バス25系統利用(4/1-11/30の土日祝昼間のみ)
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:新幹線新神戸駅
コンビニ:新神戸駅南側布引交差点北西ビル1Fにファミマ(※新神戸駅2F売店が利用可能)
飲料自販機:新神戸駅
△コース途中情報
トレイ:布引みはらし展望台・市ヶ原・再度公園・燈籠茶屋下市民トイレ
飲料自販機:雄滝茶屋・市ヶ原・再度公園・大龍寺下