今回のテーマは「摩耶山、急登コース」。

　

２週間ぶりの山は、私のホームグランド摩耶山を選んだ。
摩耶山の登山道の中でも比較的静かに歩けるコースをチョイスした。
静かに歩けるコースなのだが、このコースは急登急坂コースでもある。

黒岩尾根後半の植林地内でやや登山道が不明瞭になる部分があるので、
初心者の方は注意して頂きたい。
下りに利用した山寺尾根は杣谷堰堤から一気に掬星台に登るコースで
平坦な場所も少ないのだが、数組の登山者とすれ違った。

○新神戸〜掬星台

スタートは前回に続き新神戸。
新神戸登山口と新神戸から市ヶ原までの詳細解説は新神戸登山口解説ページも参照して頂きたい。


今年の秋は一気に気温が下がったためか、例年より紅葉が早いように思う。まずは一路市ヶ原を目指す。
　　

市ヶ原でトイレを済ませ、更に進む。
　　

地蔵谷分岐の先に黒岩尾根の登山口がある。
　

尾根に取り付けば、いきなりの急登だ。
　　

急な登りが続くが、何箇所か平坦な場所もある。
　　

苧川谷工事現場への資材運搬用ゴンドラの下を通過。
　

天狗道も学校林道分岐（５５５ｍ）まで一気に高度を上げるが、 黒岩尾根は市境界石分岐（６０６ｍ）まで一気に高度を上げる。
　　

コルらしいコル、ピークらしいピークを越える。
　

さらに一登りしたところに市境界石（現在は中央区と北区の境）がある。
　

境界石以降もアップダウンはあるが、前半に比べると歩き易くなる。
　　

地面の質も崩れた花崗岩が目立つようになる。
　

笹道になり、植林地内を越える。 この付近がやや登山道が不明瞭になる部分がある。
　　

黒岩尾根は摩耶山を西側から回り込んでいるので、なかなか山頂付近に近づかない。
　　

アドベンチャールートとの分岐を越えて進む。
　　

山頂付近に到着、写真のベンチで昼食にした。


今日は掬星台から展望も良い。

東屋のある展望所（日の出テラス）横から下山開始。いきなりの急坂の下りになる。
　　

史跡公園との分岐を越えて進む。


山寺尾根の頭になるピークを越える。
　

急な下りが続くので慎重に進む。
　

山寺尾根を下りで利用する場合、一か所だけ注意するのが写真の場所だ。
ここは直進では無く左折する。間違って直進した踏み跡がしっかりついているので注意が必要だ。


山寺尾根は黒岩尾根より距離が短く、平坦地も少ない。登りで利用した場合一気に高度を上げることになる。
　　

前方が開ければ、杣谷堰堤。
　

永峰堰堤から市街地を通り、五毛バス停から神戸市バス２系統で帰途に就いた。