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坊主山・寒天山道(けわしい道)・油コブシ(森林管理道) + 長峰山登山口探索
日付:2011/12/18 (日)
同行者:無し
天候:晴れ
気温:0℃(油コブシ山頂 、10:45、標高約625m)
コース:鴨子ケ原3丁目BS〜坊主山南登山口〜坊主山〜P451〜高羽道〜寒天山道(けわしい道)〜油コブシ山頂〜森林管理道〜高羽道〜六甲ケーブル下
地形図:神戸首部
一般地図概略位置:油コブシ・寒天山
概算距離:5.6km
累積標高+:618m、累積標高−:539m
歩行時間:2時間50分、ルート係数:13.3
道迷い:分岐・踏み跡多し
特筆事項:寒天山道(けわしい道)下り利用時は急傾斜注意
体力難易度:レベル2
技術難易度:寒天山道(けわしい道)はCランク、油コブシ森林管理道はBランク
今回のテーマは「いつものコース、その前に」。
今回は坊主山を経由して、油コブシ方面に向かった。
坊主山は、山と高原地図に登山道が記載されていないためか、登る方の少ない山だ。
登山道自体は、関電巡視路にもなっており、よく整備されている。
六甲ケーブル下から油コブシを通って六甲山上へのルートでは物足りない方は
この坊主山からスタートすれば+1時間の山歩きが楽しめる。
坊主山の先はずっと宿題にしていた、寒天山道(きつい道)をチョイスした。
この道、丁度2年前下りで利用して迷ってしまったので登り方向でリベンジした。
寒天山道(きつい道)は下部が傾斜急で踏み跡不明瞭な部分が多い。
利用時は十分に注意して頂きたい。
復路は油コブシ山頂から途中森林管理道を通って下山。
下山後、今秋集中的に歩いた長峰山の登山口探索を行った。
六甲ケーブル下から長峰山整備登山道にアクセスする道があったので、
伯母野の急坂に閉口されている方は参考にして頂きたい。
○鴨子ヶ原3丁目BS〜高羽道合流点
坊主山登山口となる御影山手側高羽道入口への一般的なアクセスは
阪急御影から徒歩、JR六甲道・阪急六甲から神戸市バス32系統利用で公園前BS下車だろう。
各地点の高度は阪急御影は50−m、公園前BSは120±m、
高羽道入口は180±mとなっている。
私は登山スタイルとしてタクシー以外の公共交通手段で可能な限り登山口に近い場所まで移動することにしている。
公園前BSからでも市街地登山で60mも高度を上げる必要がある。
もう少し何とかならないだろうかと地図を確認すると、御影山手の東側、鴨子ヶ原にバス停があった。
鴨子ヶ原からアクセスすると下り方向で御影山手に向かい、登山口に向う登り舗装路には150±m付近で合流できることがわかった。
阪急御影からスタート、神戸市バス19系統か39系統に乗車し鴨子ヶ原3丁目BSで下車、写真の方向(西)に進む。
尚、19・39系統は鴨子ヶ原内では平日朝8時台以外は時計回りでループ、平日朝8時台は半時計回りでループしているので注意して頂きたい。
平日朝8時台以外であれば、登山口に向う経路はバスの進行方向側になる。詳細は各系統リンク先の神戸市バスサイトをご覧頂きたい。
突き当たりの階段を降り橋を渡り、マンションの南側を進む。
マンション前を直進すれば坊主山・高羽道に向う坂道に合流する。
坂道の突き当たり奥を右折。右折地点には高羽道入口を示す道標がある。
道なりに暫く進む。
写真の道標のある地点が坊主山南登山口。左手に鉄塔があり、鉄塔へ向う踏み跡が坊主山の登山道だ。
登山道は関電巡視路にもなっており、ここから鉄塔を巡っていく道になる。
登山口から距離5m程で1本目の鉄塔(六甲線一)。
2本目の鉄塔までは補助用にトラロープが垂らしてある急登だ。登りきれば2本目の鉄塔(六甲線二)。
二本目の鉄塔以降は歩き易くなる。3本目の鉄塔(六甲線三)を通過。
4本目の鉄塔(六甲線四)に到着。鉄塔の北側の小高くなった部分が坊主山の山頂になる。
山頂の先から一旦下る。
右側が開けた場所に道標があり道が分岐している。左側の道を登っていく。
分岐からはグリーンベルト事業の整備道になっており歩き易い。
急な丸木階段を登ればP451。六甲砂防の基準点と鉄塔が2本(六甲線五、神戸港線三)ある。地図上は2本の鉄塔の間がピークだ。
P451から更に暫く進むと高羽道に合流する。今回は右方向寒天山道を目指す。
油コブシに向われる方はここから緑矢印方面に進めば、油コブシを示す道標地点がある。鴨子ヶ原3丁目BSからこの分岐までの所要時間は約1時間だ。
○高羽道合流点〜寒天山道(けわしい道)〜油コブシ山頂
歩き易い道を進む。
暫く進むと再びグリーンベルト事業の開けた場所に出る。左写真(1枚目写真)の道標地点分岐から左側の道を進む。
踏み跡はしっかりしている、道なりに進む。
寒天山道に合流。見覚えのある道なのだが、寒天山道のどの辺りに出たのかが判らない。
周囲の地形と地形図、時計内蔵の高度計を確認した結果、寒天山道のゆるやかな道の途中に合流したと判断し一旦下ることにした。
暫く下るとゆるやかな道・きつい道の分岐があった。上記合流点から下ったのは正解だったようだ。
きつい道はいきなり笹薮と踏み跡の薄い場所になる。慎重にルートを探索しながら進む。
かなり急傾斜な部分もあり下りでの利用は危険だ。
暫く登ると踏み跡はややはっきりしてくる。踏み跡の雰囲気からこの道を歩く方は少ないように感じる。
上方が開ければゆるやかな道との合流は近い。
間もなく合流点という場所で分岐を発見した。写真は振り返って撮影してる。
道標も無い分岐で明らかに右側の踏み跡の方が明瞭だ。
予備知識無くこの分岐に出合えば、多くの方が右側の道を進まれるだろう。
おそらく私も2年前迷った時、この分岐を右側に下りたのだと思われる。
ゆるやかな道と合流、続いて油コブシ登山道と合流。
油コブシ山頂で休憩しよう腰を下ろすがかなりの強風。一気に身体が冷えたので場所を変えた。
一人展望岩に登ってみると風は弱かったので、ここで休憩とした。やや霞はかかっているが明石海峡大橋まで望むことができた。
○油コブシ山頂〜森林管理道〜六甲ケーブル下
ゆっくり休憩して下山開始。東屋のある平坦地から暫く進めば森林管理道との分岐。
森林管理道は何箇所か倒木で塞がれたたり、笹薮が深い場所もあるが踏み跡ははっきりしている。
最初は概ね東方向にトラバースしていく。
トラーバース方向がやや北よりになった後、九十九折に下っていく。
距離感からだいたいの場所しか判らなかったが、現在地が特定できる2本の鉄塔が現れた。
往路で確認したP451の鉄塔のようだ、コンパスからP451の北側に下りてきたようだ。
鉄塔を確認後すぐ高羽道左写真(1枚目写真)の場所に合流した。合流点は右写真(2枚目写真)の往路P451から高羽道に合流した場所だった。
両写真の緑矢印部分ある石段は同じものだ。
高羽道から高齢者施設前を通り、六甲ケーブル下に下山した。
○長峰山登山口探索
通常であれば、ここでレポは終わるはずだが、今回は六甲ケーブル下から長峰山への登山口を探してみた。
あちこち探索したが、見つかった結果のみまとめてある。
△六甲ケーブル下から長峰整備登山道口
六甲ケーブル下駅からDW旧道方向へ進む。
坂を上ったところにある三叉路で大月大橋を渡り、2本目の道を左折。
道なりに真っ直ぐ進み、突き当たりのバリアを越える。
橋を渡りすぐ右折、突き当たりを左折。
コンクリート壁の向こう側に長峰への登山口がある。
丸木階段を越えると、枯葉の堆積した急傾斜地になる。枯葉の下には石段があるようだが役に立たない。
急傾斜地の距離は短いがスリップしないように慎重に進む。
暫く登ると歩き易い道になる。途中Y字路の分岐は右側を進む。
鉄塔を越えれば、伯母野からの道と合流。松蔭グランド跡東側の登山道案内板のある場所だ。
★所要時間 六甲ケーブル下から登山口まで11分、登山口から伯母野からの道との合流まで7分。計18分。
△長峰山南尾根、伯母野からの登山口
伯母野住宅の突き当たりを90度右折後、道の左側にあるコンクリートで固めた石垣が切れる地点に踏み跡がある。
踏み跡を進み、右奥に物置のある突き当たりを左折して進めば、南尾根の登山口に出る。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
08:50 鴨子ケ原3丁目BS
08:57 高羽道入口
09:07 坊主山南登山口
09:28 坊主山々頂
09:33 坊主山北側分岐
09:48 P451
09:50 高羽道合流
09:59 寒天山道合流
10:03 けわしい道分岐
10:31 ゆるやかな道合流
10:36 油コブシ登山道合流
10:41 油コブシ山頂
(休憩15分)
10:56 油コブシ山頂
11:02 森林管理道分岐
11:20 高羽道合流
11:55 六甲ケーブル下
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
047.4m 阪急御影駅改札前
177.0m 新神戸変電所前四叉路
450.2m P451ピーク
625.5m 油コブシ山頂
589.2m 東屋のある平坦地
△エスケープルート
なし
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:阪急御影駅改札内
コンビニ:駅付近にファミマ・サンクス・ローソン
飲料自販機:駅付近多数
△コース途中情報
トレイ:なし
飲料自販機:なし