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長峰山南尾根・杣谷
日付:2011/11/26 (土)
同行者:無し
天候:晴れ
気温:5℃(杣谷峠 、11:20、標高約608m)
コース:護国神社前BS〜日柳川堰堤〜長峰山南尾根〜杣谷峠〜杣谷〜永峰堰堤〜五毛BS
地形図:神戸首部
一般地図概略位置:長峰山
概算距離:6.8km
累積標高+:716m、累積標高−:712m
歩行時間:3時間29分、ルート係数:15.9
道迷い:読図能力必要
特筆事項:無し
体力難易度:レベル2
技術難易度:長峰山南尾根はCランク
今回のテーマは「長峰山の尾根をもう一登」。
今回も長峰山の尾根を歩いた。
登ったルートは前回歩いたハチノス谷東尾根の東側にある尾根だ、このルートも山と高原地図に破線道として記載されている。
登山口には長峰の整備登山道に向かう伯母野住宅地の突き当たり(90度右折地点)正面の斜面を攀じ登ってもアクセスできるが
今回は護国神社から日柳川沿いに遡行するルートで登山口に向った。
当日市街地では順調に高度を上げたのだが、日柳川堰堤下で道を取り違え30分以上タイムロスをしてしまった。
今秋連続して登った長峰山南側の尾根は、どの尾根も関電巡視路になっており、整備登山道では無いが歩き易い道が多い。
経験者の方で登り方向なら問題無く歩ける。長峰山は隣の摩耶山と比較してハイカーの少ないの山なので、静かな山歩きをしたい方には良いルートだと思う。
復路は今冬の山歩きに向けて、事前調査したいポイントもあったので、久しぶりに杣谷を下った。
○護国神社前BS〜長峰山々頂(長峰山南尾根)
神戸市バス2系統、護国神社前BSからスタート。阪急六甲から徒歩でもそう遠くは無い。
トイレは神社境内への石段を上って左側の公園内にある。
バス通り神社南東角を左折、突き当たりを右折後すぐの右端写真(3枚目写真)の場所で左折。
舗装路を道なりに登っていく。それなりに斜度のある部分も多い。
左写真(1枚目写真)の分岐を右折、すぐに左折、その先を再度左折。一旦地道になる。
再びコンクリートの道になり、そのまま進めば、日柳川堰堤に突き当たる。
堰堤の手前左岸(右側)に黄色い貯水タンクのようなものがある。
ここで道を取り違えてしまう。
上記写真赤矢印に誰が見ても登山道と判る道がある(但し、途中「行き止まり」と書かれた私製の板が掛っていた)。
丸木階段が綺麗に整備され、危険箇所には転落防止のロープまで張られている。
この道を進めば日柳川堰堤筐体左岸端に出る。道はさらに奥に続いており、そのまま進めば堰堤上部日柳川の河原に出る。
河原まで行くと赤や黄色のテープがあり更に進めそうな雰囲気である。
思わずそのまま突っ込みそうになるが、よく考えれば今回歩くのは巡視路だ、そんなマーキング頼りの道では無いはず。
それに日柳川堰堤のある谷はハチノス谷東尾根の下部で尾根が2つに分かれた間の谷だ、目的の場所とは違う。
どこかで踏み跡を見落としている。慎重に斜面を観察しながら引き返した。
結局それらしい踏み跡は見つからず、元の日柳川堰堤下まで戻ってしまった。
仕方無いので市街地まで戻り伯母野住宅奥の斜面から取り付くしかないかなと考えていた。
もう一度堰堤下で周囲をよく観察すると、間違えて登った登山道右側の草むらの中に踏み跡があった。
最初に通った時は、あまりにも赤矢印の登山道が明瞭だったので完全に見落としていた。
この踏み跡を進んでみることにした。
踏み跡はほぼ水平道で、先に進むと道ははっきりしてきた。進んでいる方角も間違っていない。
暫くすると火の用心の標識(緑矢印)があった。思わず登りそうになるが思いとどまり地図を広げる。
確認すると日柳堰堤から目的の尾根に取り付くには沢を越えるはずである。
まだ沢を越えていない、道も先に続いているので斜面には取り付かず直進した。
更に進むと予想通り沢に出た。この沢を越えて進むと再度、火の用心標識に遭遇。
ここが長峰山南尾根の登山口であると確信した。
タイムロスをしたが、やっと長峰山南尾根に取り付く。
はっきりした踏み跡(赤矢印)が続くのだが、踏み跡は沢沿いに遡行してる。そのまま進むと踏み跡の奥に日柳川堰堤と同じような白い堰堤が見えた。
さすがに先ほど道を間違えたばかりなので慎重になっていた。
途中で斜面に色あせたトラロープ(緑矢印)が掛っている踏み跡を確認していたので、そこまで引き返しその薄い踏み跡を登った。
尚、この薄い踏み跡のある場所は火の用心標識から3〜5分程度の場所だ。
暫く登るとやっと尾根に乗り、踏み跡もはっきりしてきた。
この尾根1本目の鉄塔(南灘連絡線二)に出た、このルートで間違っていないようだ。この鉄塔からは景色も良い。
すぐに2本目の鉄塔(神戸東線二六)に出る。
長峰山南尾根の道は、前回登ったハチノス谷東尾根ほど険しい登りは無い。
3本目の鉄塔(神戸港線七)が見えたら、鉄塔の手前左側にさらに上に向う踏み跡がある。
4本目の鉄塔(六甲線一〇)を通過、鉄塔はここまでだが、この先も踏み跡はしっかりしている。
前方稜線越しに青空が見え、笹が多くなれば間もなくピーク。
長峰の整備登山道と合流。119プレートな48−5道標地点だ。
長峰山々頂天狗塚を目指す。ハチノス谷東尾根・西尾根の下山口にもそれぞれ道標がある。
天狗塚に到着、先客が無かったのでここで小休憩とした。やっと摩耶山も色づき始めた、本当に紅葉の時期が遅くなったと感じる。
○長峰山々頂〜杣谷峠〜五毛BS(杣谷・徳川道・カスケードバレー)
三度杣谷峠を目指す。
自然の家方面との分岐のあるピーク。
自然の家方面からこのピークを通って杣谷峠に向う尾根は分水嶺になっている。
進行方向左が都賀川水系の杣谷、右は新生田川水系の穂高湖方面に水は流れていく。
鉄塔横のピークを過ぎれば、間もなく杣谷峠。
杣谷峠で小休憩し下山開始。
杣谷上部は整備された階段道。
摩耶第4堰堤横を通過。この先摩耶三ん、摩耶二、摩耶、杣谷二、杣谷、永峰と堰堤を越えていく。
杣谷はせせらぎの音が聞こえる場所が多く心地よい。
渡渉と堰堤越えのアップダウンを繰り返しながら高度を下げる。
杣谷の登山口に到着。
堰堤除石工事の進捗はご覧の通り。
永峰堰堤から市街地へ
五毛BSから帰路に就いた。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
08:29 護国神社前BS
08:51 日柳川堰堤
(迷走34分)
09:25 日柳川堰堤
09:34 長峰山南尾根取り付き
10:12 六甲線一〇鉄塔(麓から4本目)
10:35 長峰登山道合流地点
10:43 長峰山々頂
(休憩7分)
10:50 長峰山々頂
11:15 杣谷峠
(休憩7分)
11:22 杣谷峠
12:15 摩耶堰堤
12:35 永峰堰堤
12:46 五毛BS
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
077.8m 護国神社南東角交差点
440.2m 神戸港線七鉄塔(麓から3本目)
687.8m 長峰山天狗塚
608.0m 杣谷峠前車道
△エスケープルート
杣谷峠から舗装路を東へ摩耶山市立自然の家前BS→六甲摩耶スカイシャトルバス→六甲ケーブル、まやビューライン
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:護国神社境内西側公園内
コンビニ:バス通り西、五毛BSとの間にローソン
飲料自販機:市街地部分に点在
△コース途中情報
トレイ:杣谷峠
飲料自販機:なし