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油コブシ・アイスロード
日付:2011/04/07 (木)
同行者:1名 計2名パーティ
天候:晴れのちくもり
気温:10℃(前ヶ辻堰堤 、13:50、標高約480m)
コース:六甲ケーブル下〜油コブシ〜記念碑台〜アイスロード〜六甲ケーブル下
地形図:神戸首部、有馬
一般地図概略位置:油コブシ・寒天山
概算距離:7.5km
累積標高+:673m、累積標高−:673m
歩行時間:2時間43分、ルート係数:14.3
道迷い:特に問題箇所無し
特筆事項:無し
体力難易度:レベル2
技術難易度:Aランク
今回のテーマは「春、ハイキングシーズンスタート」。
今回は山と渓谷社発行「六甲山」に記載された「油コブシからアイスロード」のコースをそのまま歩いている。
久しぶりの一般ハイキング道、久しぶりのパーティ行である。
パートナーは昨年晩秋の六甲全山縦走以来の山登りなので、足慣らしに軽く登れるコースとして今回のコースを選んだ。
ベテランの方も初心者を連れていくには良いコースで、このルートを基本にバリエーションコースも考えやすい。
私個人としては油コブシは2年ぶり、アイスロードは1年ぶりになる。
このコースは弊サイト別ページで登山入門コースとして推奨しているコースでもある。
油コブシのルートは2年前に登った時と比べると、道標が追加され良く整備されている。
神戸港線四鉄塔先の斜面は少し荒れているので、初心者の方は注意して歩いて頂きたい。
解説は初心者の方向きに普段の山行記録より少し詳しく記載している。
アイスロードは他の山行記録でも詳しく解説しているので参考にして頂きたい。
3Dコース概略図
より大きな地図で 油コブシからアイスロード を表示
○六甲ケーブル下〜油コブシ〜記念碑台
スタートは六甲ケーブル下。
阪神御影・JR六甲道・阪急六甲より神戸市バス16系統終点六甲ケーブル下で下車、料金は
円だ。
16系統は神戸市バスの中でも2系統に次いで運行本数の多い系統(H20年度実績)で早朝深夜以外はそれほど時刻を気にせず乗車できる。
但し神戸大学を含め学生の乗車が多い系統で通学時間帯は混雑する。
バス所要時間は、
阪神御影駅前ターミナルから25〜35分。
JR六甲道駅前ロータリーから15〜20分。
阪急六甲駅出口3方面六甲八幡神社の前にあるバス停から10〜15分。
ケーブル下駅を正面に見て、右方向高齢者施設への舗装路を進む。
九十九折の舗装路が終わり、避難用スロープの手前が登山口、道標がある。
地道が始まり、フェンスで囲まれた鉄塔の前を左方向に進む。
分岐に見えるが直進は門扉があり行き止まり。
里山の雰囲気のある場所を進む。
初めての道標(119プレートな12−1)、道標に従い左方向に進む。
この後の道標も、油コブシ、油こぶし、六甲ケーブル山上駅と記載された方向に進めば良い。
だんだん山道らしくなってくる。
道標の六甲ケーブル山上駅と書かれた方向に道が2つある。どちらを登ってもすぐ先で合流するので大差ない。
今回は左側(写真矢印下側)の道を進んだ。
暫く進むと鉄塔(神戸港線四)に出る、ここで軽く最初の休憩とした。
上記写真鉄塔からも道が二手に分かれている。どちらを進んでも良い。
鉄塔右側の道を進むとすぐに写真の道標のある分岐に出るので左方向への斜面を登る。
この登りやや荒れているので足元に注意して歩いて頂きたい。
分岐があるので右折。鉄塔(六甲線七)の下を通る。
少しなだらかな道になり、歩き易い。
更に一登りすると視界が開け、ベンチや東屋のある平坦地に出る。
コースは東屋の先に続いており、道はまた分岐している(この地点の道標が2年前は無かった)。
右のルートが今回歩いた油コブシ山頂三角点を通るコース。左を進むと三角点は通らず、山頂の少し北側で右からのコースに合流する。
急な坂を登りきって小さな岩がごろごろ転がっているところが油コブシ山頂。岩の間に三角点(三等三角点清水625.53m)がある。
少し進むと、前述東屋先分岐の山頂を経由しないコースと合流。
油コブシ山頂を過ぎると、ケーブル山上駅直前まで歩き易い道が続く。
途中、渦が森方面から来る寒天山道と合流する。
さらに進むと、左上方にケーブル山上駅が見えて来る。
階段道を暫く登る、住宅や別荘の間を通る。
ケーブル山上駅東側の舗装路に登り着く。
登り始めは晴れていたが曇り空になり、風が出てきた。
ケーブル山上駅前を通過し、舗装路を進む。
途中の分岐は直進。
信号のある交差点が記念碑台前、山上道路を渡り階段を登る。
記念碑台で昼食休憩とした。記念碑台の左写真(1枚目写真)東屋の向こう側に三角点(四等三角点記念碑台796.04m)がある。
登っている最中は日差しもあり腕まくりをするくらい暑かったのだが、記念碑台に着く頃には風が強くなり体感温度はぐっと下がった。
ウィンドブレーカー無しでは寒いくらいだった。
○記念碑台〜アイスロード〜六甲ケーブル下
記念碑台から山上道路を右(西)に進む。
六甲山ホテルを越えて、道路右側に鳥居のある場所が前ヶ辻、アイスロードの下山口だ。
アイスロード下山口道標。風が強く身体が冷えるので、山上道路の少し西にある藤原商店で缶スープを買い身体を温めた。
最初は住宅地(別荘地)の中を縫うように進む。
住宅地を抜けると視界が開ける。
前ヶ辻谷の沢に向けて斜面を降りていく。
途中新しい堰堤が建設されていた。上段中央写真(2枚目写真)の階段が作られた場所の西側辺りだ。
この辺り登山道が崩落したり、前ヶ辻の沢が土砂で埋まったりした場所なので砂防堰堤建設を建設してもおかしくない場所だろう。
左側に鎖のある登山道を下れば前ヶ辻の沢にたどり着く。
初心者の方はこの部分がやや判り難いが道標の示す方向に道は続いている。
さらに下ると前ヶ辻第二堰堤。
渡渉してさらに下っていく。
登りの油コブシとは異なり、途中登山道の分岐は無い。
堰堤を巻くために登り返してさらに下れば、ベンチのある前ヶ辻堰堤下に出る。
登山道がぬかるんだ場所が、真水谷第四堰堤横。
この辺りから表六甲ドライブウェイが見え隠れし、車の音も大きくなる。
左写真(1枚目写真)の場所で沢を跨ぎ、六甲ドライブウェイの下を潜るトンネルを抜ける。
トンネルを越えた先にある平坦地、登山道左側に旧六甲ロープウェイ(六甲登山架空索道 1930〜1944)の駅舎跡がある。
沢に架かる小さな橋を渡れば、表六甲ドライブウェイに出る。
横断歩道を渡り、写真矢印のドライブウェイ旧道を進む。
道なりに進めばT字路に出るので左折。
すぐに六甲ケーブル下駅に出る。
往路と同じ16系統のバスで帰途に就いた。
○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
10:55 六甲ケーブル下
11:04 油コブシ登山口
11:08 篠原線九鉄塔
11:25 神戸港線四鉄塔
(休憩5分)
11:30 神戸港線四鉄塔
11:47 東屋のある休憩所
(休憩7分)
11:54 東屋のある休憩所
11:57 油コブシ山頂
12:03 寒天山道合流
12:24 六甲ケーブル山上駅
12:38 記念碑台
(休憩30分)
13:08 記念碑台
13:14 前ヶ辻(アイスロード下山口)
(休憩5分)
13:19 前ヶ辻(アイスロード下山口)
13:40 前ヶ辻第二堰堤
13:50 前ヶ辻堰堤(木のベンチとテーブルのある場所)
13:57 真水谷第四堰堤
14:08 表六甲DW下トンネル
14:12 表六甲DW(アイスロード登山口)
14:25 六甲ケーブル下
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
242.1m 六甲ケーブル下前車道
625.5m 油コブシ山頂三角点
741.0m 六甲ケーブル山上駅前車道
788.0m 記念碑台交差点
796.0m 記念碑台三角点
759.4m 前ヶ辻
△エスケープルート
六甲ケーブル山上駅→六甲ケーブル、阪急バス
記念碑台→阪急バス、六甲摩耶スカイシャトルバス
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:六甲ケーブル下駅
コンビニ:無し(食料等は各鉄道駅付近で調達可能)
飲料自販機:六甲ケーブル下駅
△コース途中情報
トイレ:六甲ケーブル山上駅・記念碑台
飲料自販機:六甲ケーブル山上駅・記念碑台付近・山上道路沿い