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塩屋から旗振山二登・山腹道・一ノ谷坂落し・鉄枴山散策・妙見堂跡から須磨
日付:2011/01/10 (月)
同行者:無し
天候:晴れ時々くもり
気温:5℃(鉄枴山々頂 、14:00、標高約234m)
コース:JR塩屋〜旧縦走路〜JR塩屋〜尾根道〜旗振山〜鉢伏山〜山腹道〜一ノ谷坂落し往復〜山腹道〜鉄枴山散策〜妙見道跡〜JR須磨
地形図:須磨
一般地図概略位置:須磨
概算距離:12.8km
累積標高+:1003m、累積標高−:1001m
歩行時間:4時間30分、ルート係数:22.6
道迷い:分岐多し、要地図確認
特筆事項:無し
体力難易度:レベル3
技術難易度:Aランク
今回のテーマは「須磨歩き倒し」。
2011年初歩きは須磨(鉢伏・旗振・鉄枴)。
この山域は縦走路くらいしか歩いたことがなかったので、まだ歩いていない道を集中的に歩いてみた。
実は初登山にと、前日の9日ビューラインに乗って摩耶山黒岩尾根方面に出かけた。
藪道歩きを予定していたが、不安定な天候、横殴りの雪、予想以上の残雪。
足回りの準備をしていかなかったので、藪道歩きは断念して地蔵谷から下山した。
で、雪の影響を受けにくい超低山の登山道なら問題なく歩けるだろうと須磨山域を選択してみた。
当日は時々小雪の舞う天候だったが、概ね晴れで気持ちよく歩くことができた。
尚、歩いていない道を潰しながらルートを行ったり来たりしてるので、断面図やコースタイムは参考にはならない。
今回は時系列ではなくコース毎に解説しているので、須磨からのバリエーションルートの参考にして頂きたい。
旧縦走路(JR塩屋〜旗振山)
塩屋から尾根道(JR塩屋から尾根道経由旧縦走路に合流)
須磨山腹道
一ノ谷坂落し
鉄枴山散策(巻き道)
妙見堂跡からJR須磨
○旧縦走路(JR塩屋〜旗振山) コースタイム約40分
まずは塩屋スタートの旧縦走路。
市街地部分の経路はGoogle地図の青線の通り。
より大きな地図で 須磨山域 を表示
JR塩屋駅の改札を出て北側に降りる。
山陽電車のガードを潜り、正面の商店街を進む。ガード先にコンビニがある。
写真の十字路を左折、すぐ先を右折。
商店沿いに進むと川に出るので、川の手前を右折する。
写真の場所で右折。理容店の脇に「右 毘沙門」の石碑有り。
ガードレール沿いに進み、右写真(2枚目写真)の地点で右折、「右 毘沙門」の石碑有り。
急な坂を登り、住宅に沿って進む左側の坂を登る。
暫くは舗装路歩き。
右側にコンクリートの構造物がある場所を右折。
やっと地道になる。
薄い踏み跡が合流してくる場所が何箇所かあるが、登山道はしっかりしており迷う事は無い。
後述の尾根道が合流。
歩き易い快適な道が続く。
須磨山上遊園を左に見ながら進む。
遊園地施設を越えればすぐに旗振山々頂に到着。
○塩屋から尾根道(JR塩屋から尾根道経由旧縦走路に合流) 旗振山まで約40分
塩屋から尾根道を通り旧縦走路に合流し、旗振山に至るコース。
「縦走路」というキーワードに拘らないなら市街地歩きが短いこちらがオススメ。
市街地部分の経路はGoogle地図の赤線の通り。
より大きな地図で 須磨山域 を表示
JR須磨駅から山陽電車ガードを潜りすぐ右折(写真は反対方向から撮影)。
高架横を突き当たりまで進む。
突き当たりを左折し、すぐに右折。
行き止まり表示のある方向に進み、短い階段を登り左折。
西向地蔵があるので前の道を進む。
突き当たり右側の階段を登れば、地道になる。
旧縦走路同様、よく歩かれている。
写真左側にも比較的しっかりした踏み跡がある、こちらを進んでも前方で合流する。
歩き易い道が続く、登山者も多かった。
写真の分岐を右折。左側から合流してくる道が前述の比較的しっかりした踏み跡の道だ。
この尾根道だが麓部分が1/25000地形図に破線で描かれているコースとは異なっている。
現状は市街地から概ね北に進みこの場所で地形図の破線道に乗る(コース図参照)。
地形図に登山道が描かれている西方向からの道は、上写真なら登山道の向こう側になる。踏み跡等探してみたが見当たらなかった。
小さなピークをいくつか越えながら尾根道が続く。
旧縦走路に合流する。
歩き易い快適な道が続く。
須磨山上遊園を左に見ながら進む。
遊園地施設を越えればすぐに旗振山々頂に到着。
○須磨山腹道 約35分
鉢伏山・旗振山・鉄枴山の南側山腹を通る水平道を歩いた。
背山散策路として整備されており歩き易い道だった。
鉢伏山からの入口付近は、現状と「山と高原地図」は合っていない、六甲全山縦走マップの方はほぼ現状通り。
まずは鉢伏山の縦走路からスタート。
暫く歩くと山腹道への分岐がある。
最初は下り。
柵のあるところで道なりに左折。
この柵の右側、見方によってはかつて登山道があったようにも見える。
登山道があったなら、山の高原地図のカーレーター方面からの道だろう。
終始快適な水平道だ。
この山腹道、はっきりとした分岐が三箇所ある。
一箇所目は旗振山々頂方面への分岐、登っていくと旗振茶屋東の右写真(2枚目写真)位置に出る。
同じような水平道が続く。
二箇所目の分岐、縦走路から一ノ谷坂落しの道との十字路になっている。
この道は後述している。
三箇所目、鉄枴山への分岐がある。
この道は歩かなかったが、鉄枴山の山頂から妙見堂跡への道の途中にそれらしい踏み跡があった(後述)。
右は手書きで行き先が書き加えてあり、赤旗谷(一の谷の支流、平家の赤旗に由来)方面へ下れるようだ。
更に進むと、鉄枴山から妙見堂跡への道に合流する。
○一ノ谷坂落し 須磨浦公園まで31分
旗振山〜鉄枴山間から一の谷に下る道で、鵯越と同じく義経の坂落し伝説の残る道である。
縦走路、旗振山〜鉄枴山間119プレートち1−15−13が下山口になる。
最近整備されたのか、新しい丸木階段も設置されてる。
暫く下ると山腹道と交差する。
山腹道から先、暫くは緩傾斜の尾根歩きになる。
視界が開けると階段があり一気に高度を下げる、この部分が坂落しだろうか。
再び樹林帯に入り、寄手墳・身方墳横を通過する。
南洋植物パークの廃墟を越えれば市街地だ。
突き当たりを左折すれば内裏跡公園。
上の突き当たりを右折して道なりに下れば、須磨浦公園東端のみどりの塔付近に出る。
市街地部分の経路はGoogle地図の緑線の通り。
より大きな地図で 須磨山域 を表示
○鉄枴山散策(巻き道)
鉄枴山の山頂を囲むように三角形に巻き道がある、この巻き道をすべて歩いてみた。
巻き道自体は歩き易い水平道、各方面からの分岐点写真を掲載する。
○三角形南西側頂点(旗振山側)
この分岐は1点で三方向に分岐している。
○三角形北側頂点(高倉台側)
高倉台方向から来るとまず写真の分岐がある。
右の階段登ると次写真、左に進むと次々写真の分岐に出る。
階段を登った部分の分岐。
左の道を進んだところにある分岐
○三角形南東側頂点(妙見堂跡側)
この分岐は距離が離れている。
妙見堂跡側から最初の分岐。
鉄枴山に近い方の分岐。
妙見堂から高倉台への道の途中にやや道幅の細い部分があった。
○妙見堂跡からJR須磨 鉄枴山々頂から44分
鉄枴山々頂から妙見堂跡方面に下る。
写真の右上に続く踏み跡が前述の山腹道から鉄枴山方面への道だと思われる(未確認)。
山腹道の分岐を越えると妙見堂跡の毎日登山記帳所がある。
この付近からは須磨駅方面以外にも旧神明道路方面への道も分岐している。
道標は整備されているので迷うことは無いだろう。
市街地に下山、須磨駅方面に進む。
2号線を東に進めば、JR・山陽の須磨駅がある。
須磨駅からの逆経路写真も掲載しておく。
駅から2号線を西に進み、ガードを潜り、あとは写真通り。
市街地部分の経路はGoogle地図の茶色線の通り。
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○山行諸データ
△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)
09:23 JR塩屋
09:48 旧縦走路、尾根道分岐
10:09 JR塩屋
10:32 尾根道、旧縦走路分岐
(周辺調査30分)
11:02 尾根道、旧縦走路分岐
11:17 旗振山々頂
11:28 須磨浦ロープウェイ鉢伏山上駅
11:29 山腹道分岐
11:39 旗振山々頂方面分岐
11:42 旗振山々頂東
11:45 旗振山々頂方面分岐
11:56 一ノ谷坂落し分岐
12:04 一ノ谷坂落し下山口
12:30 内裏跡
12:35 須磨浦公園
(休憩20分)
12:55 須磨浦公園
13:11 山腹道合流
13:25 妙見堂跡道合流(鉄枴山散策開始)
14:09 山腹堂分岐(鉄枴山散策終了)
14:26 妙見堂跡道登山口
14:43 JR須磨
△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)
010.1m 山陽塩屋駅北側
252.6m 旗振山
204.2m 鉄枴山南西方向分岐
△エスケープルート
鉢伏山→須磨浦ロープウェイ
※各交通機関は運転状況注意(運転時間帯、悪天候による運休や定休日)
△スタート地点付近情報
トイレ:JR塩屋駅
コンビニ:山陽塩屋駅北側
飲料自販機:駅付近多数
△コース途中情報
トレイ:須磨山上遊園・須磨浦ロープウェイ鉢伏山上駅
飲料自販機:須磨山上遊園・須磨浦ロープウェイ鉢伏山上駅