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摩耶東谷(長峰堰堤〜深谷第四堰堤間)
このページは摩耶東谷遡行前半部分(長峰堰堤〜深谷第四堰堤)の共通解説ページです。
写真は見通しの良い冬季(2月)に撮影したもので、他のシーズンは雰囲気が異なると思います。
2017/06/18 永峰堰堤から妙見宮跡までの経路を最新化しました。
本コース摩耶東谷遡行前半部分(長峰堰堤〜深谷第四堰堤)の技術難易度はCランクです。
摩耶東谷概念図。
濃い青線が実際にネット上や書籍で山行記録があるルートだ。
途中の小沢や尾根へ脱出するルートは含んでいない。
沢の分岐が複雑で○俣等の表現では判りにくいので勝手にルート名称をつけた。
このうち、虹の駅ルートは最終分岐の中俣を濃い青線にしているが
左俣を遡行しているのではないかと思われる記録もあった。
グレーの数字は「深谷第○堰堤」を意味している(1は「深谷堰堤」)。
このページでの解説は、グレー数字「4」の深谷第四堰堤まで。
○長峰堰堤〜妙見宮跡(登山口)
○妙見宮跡(登山口)〜深谷堰堤
○深谷堰堤〜深谷第二堰堤
○深谷第二堰堤〜深谷第三堰堤
○深谷第三堰堤〜深谷第四堰堤
摩耶東谷山行記録へのリンク
○ 2017/06/17 深谷第二堰堤〜摩耶東谷山寺尾根西ルート〜掬星台
○ 2010/02/20 深谷第三堰堤〜旧参詣道ルート〜上野道
○ 2011/05/05 深谷第四堰堤〜ロープウェイ東ルート〜掬星台
○ 2017/08/05 深谷第四堰堤〜ロープウェイ西ルート〜掬星台
○長峰堰堤〜妙見宮跡(登山口) 所要時間約10分
摩耶東谷のスタート地点は杣谷や山寺尾根の登山口と同じ永峰堰堤
(登山口までの経路詳細は登山口解説ページをご覧頂きたい)。
永峰堰堤からスタート。
杣谷堰堤を越えて、摩耶東谷の右岸を少し進む。
摩耶東谷を渡渉し右の杣谷(徳川道)方向へ進む。
ここで左に進んでも、深谷堰堤に向かう踏み跡には出れない。
写真左折地点から直ぐの場所にある石垣がある場所の石段を登る。
○妙見宮跡(登山口)〜深谷堰堤 所要時間約4分
石垣内側に入ると妙見宮の石碑がある。
ここは杣谷と摩耶東谷の中間の尾根(山寺尾根)突端付近でかつては実際に妙見堂が有り
摩耶参詣道(摩耶東谷)と杣谷道の分岐点だったようだ(出典:六甲北摂ハイカーの径)。
石碑の更に左側(西側)を乗越えると摩耶東谷の登山道がある。
この付近は摩耶東谷左岸にしっかりとした登山道があるので、道なりに歩けばまず深谷堰堤端に出る。
○深谷堰堤〜深谷第二堰堤 所要時間約14分
暫く進んで、木の橋がある地点で右岸側に渡る。
ここまでの左岸に比べると道は判り難くなるが、沢から離れない右岸沿いに
踏み跡、コンクリートの痕跡や岩を削ったステップもあり、沢沿いの登山道を歩く事に慣れていれば迷うような場所では無い。
写真の滝手前で再度左岸側に渡る(写真の滝の奥に堰堤がある)。
堰堤を巻くために、しっかりした踏み跡のある左岸斜面を登っていく。
深谷第二堰堤の看板のある地点から、更に簡易階段で上部に出る。
○深谷第二堰堤〜深谷第三堰堤 所要時間約13分
踏み跡を堰堤上部沢まで下る。
土砂の堆積した平坦な場所に出る、踏み跡に従い左方向(西・南西)に向かう。
平坦地疎林の右方向奥に見える沢が山寺尾根南西側の支沢、山寺尾根西ルート。
平坦地を抜けるとまた、踏み跡はしっかりしてくる。
しばらく進むと行場に出る。
行場の小屋は上下2箇所にある。
まずは下の小屋の左側も階段を登っていく。
階段の登ると分岐がある。
直進し目視できる堰堤方向が虹の駅ルート、矢印側に右折し上の小屋に向かうと深谷第三堰堤方面。
上の小屋の左側を通過し沢沿いの道に戻る。
この辺りから沢歩きになる、ペイントやマーキングを参考に歩き易いと思う場所を歩けば良いだろう。
深谷第三堰堤下部に出る、左岸に踏み跡やマーキングがあるので、これを登る。
ひと登りすれば、深谷第三堰堤端に出る。
深谷第三堰堤では堰堤越しにロープウェー架線と虹の駅が確認できる。
○深谷第三堰堤〜深谷第四堰堤 所要時間約13分
更に沢を遡行していく。
左写真(1枚目写真)の小滝の左側(西側)斜面が2010/02/13に歩いた虹の駅に向かうルート
小滝はこの斜面の青色部分にあるロープを使い巻く。
更に進むと、旧参詣道ルート と深谷第四堰堤の沢の出合。
旧参詣道ルートの出合からすぐに深谷第四堰堤がある。その先がロープウェー東西ルート、山寺尾根分岐点ルート方面。