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芦屋山域周遊 


日付:2009/03/18 (水)

同行者:無し

天候:不明

気温:不明  ※気象情報、後日加筆訂正時追加項目のため不明


コース:芦屋川〜芦有芦屋ゲート〜荒地山〜横池〜高座ノ滝〜鷹尾山〜荒地山〜七兵衛山〜打越山〜金鳥山〜保久良梅林〜阪急岡本

地形図:西宮、宝塚

一般地図概略位置:荒地山・芦屋山域

概算距離:21.1km

累積標高+:1968m、累積標高+:1967m

歩行時間:9時間52分、ルート係数:45.0

道迷い:読図能力必要箇所有り

特筆事項:特に無し

体力難易度:レベル4

技術難易度:岩梯子とその上部の岩場はBランク

2013年5月中旬にレポにある動物霊園にフェンスが出来て通行止めになっています。
芦屋川右岸・道畦谷には城山(鷹尾山)登山口からの道を利用して下さい。
迂回路(新登山道)はこちらのレポの冒頭部分を参照してください。



芦屋の山域は人気があり、休日はかなり混雑するらしいので
登山者の少ない平日に「欲張り芦屋満喫コース」と題して
地形図記載の通り芦屋山域を周遊してきた。

山行コース図

断面図


○まずはコース赤線部分

阪急芦屋川駅〜弁天岩〜芦屋ゲート〜荒地山の芦屋川右岸道・荒地山コース。

長いコースを歩く予定なので、阪急三宮始発で芦屋川へ。
阪急三宮駅改札

芦屋川畔の公園で身支度。
時刻は夜明け前の5時台だが、
毎日登山の方がぞくぞくと高座ノ滝方面へ向かわれている。
芦屋川右岸公園

動物霊園奥から芦屋川右岸道に入る。
(動物霊園奥の舗装路から地道に入る部分は看板と鎖が渡されてる状況)
道アゼ谷堰堤までは順調に歩いた。
道畦谷堰堤
が、ここで道を間違える
簡単に言えば迷ってしまった (最初の地形図のピンク色の線部分に入り込む)。

道アゼ谷堰堤先から渡渉し北へ進むべきところを道畦谷第2堰堤方面に入ってしまった。
道畦谷第2堰堤までは道はしっかりしていて、マーキングもそちらへ誘導しており、誘い込まれてしまった。

道を進むにつれ頭の中の「?」の数は増えていき、 この付近で2つ目の堰堤には出ないはずなので
第2道畦谷堰堤が見えて道間違いを確信した。

ここで既に15分程度道畦谷を遡行しており、 マーキングは堰堤の左岸を巻くようにを越えるように続いていた。
マーキングに従いもう少し谷を遡行し、現在地を地形図で確認すると荒地山方面に出れそうな雰囲気もあった。
このまま進んでも良いかと(後から考えればまさに道迷い者の心理だ)更に暫く登ってはみたが、
途中でマーキングも見失い急な尾根登りになってしまった。
荒地山方面は岩崖も多いはずなので、これ以上進むのは無理と判断して道アゼ谷堰堤まで戻った。

(※帰宅後判明)
初心者の私には「道迷い」だったが、道畦谷を遡行するルートの一つのようで、こちらへ向かわれる登山者の方も多いようだ、私の事前調査不足だ。

時間と体力をロスしたが予定のコースに復帰し、ナマズ岩まで到着。
ナマズ石

弁天岩の先で芦有有料道路へ向かう舗装へ出て、写真のポイントで地道に入る。
ここも注意が必要で、弁天岩から舗装路に出るポイントによっては、
写真の地道に入るポイントまで舗装路を少し芦屋市街地方面に戻る必要がある。
芦有接続道路ヘアピン

この舗装路を越える地点は芦屋ゲート側から来た方が判りにくいかも知れない。
弁天岩側の入口は1/25,000地形図の弁天岩文字の北東にある逆U字のヘアピンカーブか
道路に面した弁天岩の北側(右側)から入る事ができる。

上の写真から地道に入った堰堤が見える地点で渡渉し芦屋ゲートを目指す。
鷹尾第二堰堤 鷹尾第二堰堤渡河

芦屋ゲートが左下に見えたら適当なところで舗装路に出ると良いと思う。
(道路脇のフェンスや石垣による段差には注意)
私は写真の場所で舗装路に出たが、
震災で壊滅的ダメージを受け放置されていた
芦屋市青少年野外活動センター撤去工事の拠点となっていた。
芦屋ゲート付近

芦屋ゲートだが、
ゲートの内側に有料トイレと飲物の自動販売機が設置されており
ゲート横にインターホンで許可を得れば入れると看板に記載されていた。

ゲート左下側の芦屋カンツリー倶楽部へ向かう舗装路の左側、
ガードレールの切れた部分に地道に入るポイントがある。
荒地山方面登山口

ここもすぐに渡渉ポイントがある。
少し開けた場所となっており踏み跡らしきものが幾筋かあり判りにくいが
川向こうの荒地山に向かう道は、 降りてきた道の真正面にある。
(写真は渡渉後、振り返って撮影)
芦屋川渡河

なんとか第一目的地の荒地山に到着。
荒地山々頂


○次に青線ルート

荒地山〜横池〜風吹岩〜ロックガーデン中央稜〜高座ノ滝〜芦屋市街〜鷹尾山〜岩梯子〜荒地山
ロックガーデン核心部分、中央稜・岩梯子を行くコースに取り掛かる。

まずは 横池を西側から回り込む
(東側の道が風吹岩には近いが、こちらは後日登山で通る予定があるので今回は遠回り)
横池

程なく風吹岩に到着。
平日だからだろう、私以外に登山者は無かった。
風吹岩

ロックガーデン中央稜をひたすら下っていく。
何組かの登山者とすれ違ったが、登りなら楽しいだろう。
ロックガーデン中央稜

高座ノ滝まで下山。
歩いていると暑いくらいだったので、ここで持っていった1リットルの水分は消費してしまった。
1リットル分のドリンクを補充。
高座の滝

芦屋市街まで戻り、鷹尾山方面の登山口から、再度荒地山を目指す。
鷹尾山方面登山口

地形図上は下のアンテナ設備と鉄塔の先(北側)のピークが鷹尾山々頂。
鷹尾山々頂 鷹尾山鉄塔


途中、昼食を挟んで、岩梯子に到着。
岩梯子 七兵衛穴
本日2度目の荒地山に到着。


○最後に緑線ルート

荒地山〜横池〜七兵衛山〜打越山〜森林管理道〜金鳥山〜保久良梅林〜阪急岡本の下山コース。

なかみ山々頂は登山道の写真の石の地点か
その少し先で登山道の北側に札がぶら下っている地点だと思われる。
なかみ山々頂1 なかみ山々頂2

2度目の横池を通り、七兵衛山へ。
山頂へは山を挟んで北側南側両方からアクセスできる(道標有り)

北側から山頂への登山道(写真以外にもう1箇所確認できた)
七兵衛山登山口北側

南側から山頂への登山道
七兵衛山登山口南側

七兵衛山々頂
七兵衛山々頂


ページ最初の地形図の濃い緑色の道を確認し打越山へ。
打越山々頂

最後は単調(森林浴程度には最適)な森林管理道を通り金鳥山へ
(写真は地形図上山頂と思われる地点近くのテーブルとベンチ)
金鳥山々頂付近

早朝から歩いているので保久良梅林に降りる下りは足に堪えた。
まだ梅の咲いていた梅林から神社を経由せず阪急岡本に下山した。
保久良梅林

七兵衛山・打越山の山域は道標はしっかりしているが、
分岐が複雑なので、山と高原地図等、詳しい地図があった方が良いだろう。
道標には少し離れた場所の地名(八幡谷・五黒谷等)も記載されており、
付近の地名も頭に入っていると更に判りやすいと思う。

汗かきなので 予想以上に水分を摂った。
下山後の岡本駅でも500mのペットボトルを1本飲んだので
一日の山行で3リットルを消費した。
最初から3リットル持っていくのは重いので
4時間程度なら問題無いが今回のように一日がかりで歩く場合は
行程の途中に水分補充ポイント(自販機や茶屋)を通過するコース取りが必要だ。


○山行諸データ


△参考コースタイム(小休止・写真撮影等を含む)

05:45 芦屋川右岸公園
06:16 道アゼ谷堰堤
     (第2道アゼ谷堰堤方向に迷い込んだので引き返す)
07:11 道アゼ谷堰堤
07:28 ナマズ石
08:06 芦屋ゲート
08:51 荒地山々頂
     (横池雌池西側経由)
09:36 風吹岩
10:20 高座ノ滝
10:40 鷹尾山登山道取り付き
     (昼食20分休憩)
11:26 鷹尾山テレビ中継局ピーク
12:06 岩梯子
12:30 荒地山々頂
13:35 七兵衛山々頂
     (七兵衛山と打越山の間の道を確認18分)
14:16 打越山々頂
     (森林管理道経由)
15:35 金鳥山々頂
15:57 保久良梅林


△高度計校正ポイント(詳細情報は六甲山系と一部の山域のみ)

029.0m 阪急芦屋川駅北側広場東舗装路
362.3m 芦屋ゲート前
442.3m 風吹岩
544.8m 荒地山々頂
260.1m 鷹尾山テレビ中継局ピーク
463.9m 七兵衛山々頂
337.5m 金鳥山々頂


△エスケープルート

途中の市街地通過時に山行中断。


△スタート地点付近情報

トイレ:芦屋ゲート内(有料)、芦屋川駅前
コンビニ:芦屋川駅南側にナチュラルローソン
飲料自販機:芦屋川駅前


△コース途中情報

トレイ:滝の茶屋南
飲料自販機:滝の茶屋・大谷茶屋


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