まずは一路西へ、JR四国琴平駅を目指した。
三ノ宮 06:25 快速姫路行
姫路 07:28
姫路 07:32 新見行
岡山 09:08
岡山 09:32 マリンライナー17号高松行
児島 09:54
児島 10:00 琴平行
琴平 10:38
駅前から参道に向かって出発。
今や讃岐うどんは全国区だが、折角讃岐を訪問しているので冷たいうどんで腹ごしらえ。
金刀比羅宮の参道、最初は土産物屋が立ち並んでいる。
途中、大門をくぐる。この門の写真だけ見ればまさにお寺だ、神仏習合の歴史がうかがえる。
実際、金刀比羅宮は明治以前は象頭山松尾寺金光院という真言宗のお寺であった。
金刀比羅宮本宮に到着、祭神は大物主神と崇徳天皇
とても簡単に説明すると大物主は大国主と解釈すれば良い、少し詳しく言うと大国主の和魂が大物主。
更に足を延ばして奥社まで歩いた。
奥社は厳魂(いづたま)神社と呼ばれ、祭神は厳魂彦命(別当大僧正金剛坊宥盛)。
宮の左側の岩壁に「天狗・烏天狗」と看板が上がっていた。
最初何のことか判らなかったが、写真矢印の位置に面が掲げてあった。
奥社から見た讃岐富士(飯野山、421.87m)、景色は抜群だ。
前述の本宮横からも良い展望が望める。
金刀比羅宮で有名なのが石段だが、本宮まで785段、本宮から奥社まで583段ある。
石段は良く整備されており、一段一段の高さも低く抑えられているので登りも下りも歩き易い。
息を切らせながら登っている若者の横を、さほど呼吸も乱さず抜いていけるのは爽快だ。
山登りしていて良かったと思う一瞬だった。
弊サイトを日頃からご覧頂いているハイカーや登山者の皆様なら、なんなくクリアーできる石段だと思う。
琴平を後にして岡山へ
琴平 13:13 サンポート高松行
坂出 13:44
坂出 13:54 マリンライナー36号岡山行
岡山 14:34
行きと帰りで乗換え駅が違うのは、瀬戸大橋線と四国予讃線と接続部分はデルタ線になっており、
乗車する列車(列車の行き先)により乗換駅が変わる(特急や一部の列車は琴平から直通で岡山に行ける)ためだ。
四国側から本州側へ渡る西方向の車窓を動画で撮影した。
今回は古いデジタルカメラを持ち出した。
動画も撮影できるタイプなのだが、何せ古いので1動画3分しか撮影できないというウルトラマン仕様になっている。
なので動画は3分×2本の構成となった。
[高画質で再生]
瀬戸大橋線−前半
[高画質で再生]
瀬戸大橋線−後半
岡山駅に到着。
岡山市内は路面電車が走っている。
岡山城、別名烏城(うじょう)、天守閣は1966年に再建されたコンクリート製だ。
再建された天守閣には寄らなかったが、城郭内には1620年代築の月見櫓(写真)や古い石垣の遺構が残っていた。
岡山城隣接の後楽園を訪問した、日本三大名園のひとつだ。
京都で古い日本庭園を見慣れてきた私には、この光景には多少の違和感を覚えた。
広大な敷地は芝生で綺麗に埋め尽くされえている、
芝生が整備されるようになったのは明治以後らしい。
この景色の中なら異人館や赤坂迎賓館のような洋館があっても似合いそうだ。
岡山城近くから路面電車に乗り、岡山駅への戻った。
岡山を訪問するので岡山駅から後楽園までの地図を持っていったのだが、
岡山市内は観光用の看板や案内図が良く整備されていた、手持ちの地図を見なくても無事辿り着けた。
神戸も観光名所が沢山あるわけではないので、是非見習って欲しいものだ。
JR三ノ宮駅に降り立って、地図やガイドブック無しに異人館に辿り着くには難しいだろう。
岡山駅で土産にきびだんごを買い、神戸へと帰途に就いた。
岡山 16:44 姫路行
相生 17:49
相生 18:03 新快速長浜行
三ノ宮 19:06
本来は岡山16:44発に乗れば、姫路で今回乗車した新快速より1本早い(15分程度三ノ宮着が早い)新快速に乗れるのだが、急ぐ旅ではない。
通勤時間帯になっており、姫路到着時に既に入線している新快速では座れないかなと思い、途中の相生で下車し播州赤穂始発の新快速に乗車した。
こうゆうイレギュラーな乗車をする場合はやはり、携帯の乗車案内サイトより時刻表が役立つと感じた。