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国土地理院 測量成果の複製・使用の申請方法



○複製と使用

○利用者登録

○ログインと申請初期選択(複製・使用共通部分)

○複製の申請

○使用の申請

○審査状況の確認


○申請が承認されたら




国土地理院が発行している地形図や数値データをWebサイトやブログで利用するには、測量成果の複製・使用の申請承認が必要となる
営利目的でない個人サイトでの使用であれば承認や使用に費用は発生しない(紙ベースの承認書面が必要な場合は郵送代が必要)。

私が過日インターネットで申請し承認を得たので、その方法をまとめてみた。
申請画面等はページ作成日現在(2010.09.09)のもので、今後変更になる可能性がある。
尚、このページ記載通りに申請して承認される事を保証するものではないので了承願いたい。

申請前の注意点

ウォッちず画面の使用は許可されていない、紙地図や数値地図25000(地図画像)等を使用する必要がある。

承認期間は最大1年間
。1年経過後、新たに地図を追加したり、既存地図を修正するには再申請が必要になる
継続してサイトを運営する場合、毎年申請が必要となる。

複製品(地図等)や成果品(立体図等)と承認文言が同時に表示・印刷される必要がある。
すでに長期間サイト運営されている方は既存分修正の手間が必要。


○複製と使用

国土地理院が発行している地形図や数値データの利用には複製使用、2つの方法がある。

簡単に説明すると、

複製とは、地図をコピーしてフォトレタッチソフト等で登山道線などを記入した画像を利用する場合等
使用とは、基盤地図情報10mメッシュ(標高)等を利用し、断面図や立体図を作成し利用する場合等

どちらの申請をしたら良いか判らない場合は国土地理院業務課審査係に具体例を示してメールで問い合わせれば良い。
問い合わせ先はこのページの最後にメールアドレスが記載されている。
私も何度もメールで問い合わせをしたが、当日や翌日(閉庁日は除く)には丁寧な回答が来た。


○ 利用者登録

まずは申請に必要な利用者登録を行う。

申請ページからインターネット申請をクリックし、画面が遷移したら申請ボタンを押下する。

測量成果ワンストップサービス画面が表示されたら新規登録を押下する。



別画面が表示されるので、利用者情報を入力し登録確認ボタンを押下し登録すると、
ユーザーIDとパスワードが登録したメールアドレスに送られてくる。
このユーザーIDは申請専用で国土地理院の他のサービス(点の記の閲覧等)には利用できない。


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○ログインと申請初期選択(複製・使用共通部分)

利用者登録が済んだら実際の申請になる。まずはユーザーID・パスワードを入力しログインしておく。

基本測量の測量成果を選んで次へ


Webサイトに地図を掲載するを選んで次へ


この先は、複製と使用では画面が異なる。

使用申請はページ後半で解説しています。

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○複製の申請

例)1/25000地形図を利用して登山コース等を記載した地図を掲載する場合。

紙地図・空中写真をスキャン・・・・・・コピーして、基図とするをチェックし次へ



インターネット等により情報を提供するをチェック次へ。


以下の画面を参考に申請情報を入力し、申請をクリックすれば終了。


上記申請画面のポイント

「縮尺は変更しますか」は固定縮尺入力になっている。個人サイトで見やすいサイズにまで縮尺を変更する場合は、その他欄に説明を追加する。

「複製の範囲又は区域」は日本中どこの山に登るか判らないので「全国」とする。

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○使用の申請

例)10mメッシュ標高データを利用して、登山コースの断面図を作成する場合

標高データを利用し立体的な地図を作成するをチェックし次へ


以下の画面を参考に申請情報を入力し、申請をクリックすれば終了。


「縮尺は変更しますか」は固定縮尺になっている。個人サイトで見やすいサイズにまで縮尺を変更する場合は、その他欄に説明を追加する。

「測量地域」は日本中どこの山に登るか判らないので「全国」とする。


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審査状況の確認

申請が完了すると、測量成果ワンストップサービスにログインし審査状況タブで審査状況が確認できる。


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申請が承認されたら

1〜3週間後、無事申請が承認されると、登録メールアドレスに申請承認書面がPDF形式で送られてくる。
書面中の条件欄をよく読んで、サイト上の地図等に承認を追加する。

下は私に送られてきた承認書面の条件欄のコピーだ。



他のサイト等を拝見すると、承認文言はトップページと実際に地図が表示されるページの両方に記載されている方が多いようだ。

サイトへの記載や修正が終われば、成果品の提出として、サイト(文言を記載してページ)のURLを国土地理院宛にメールで送信する。
(アクセスログを解析すると、ちゃんと国土地理院からのアクセスがある)


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