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携帯電話(フューチャーフォン)で現在地確認
このページは従来型の携帯電話の解説で、スマートフォンの解説ではない。
スマートフォンの方はこちらのページをご覧頂きたい。
尚、ハンディGPSも地図無しなら2万円未満の価格で手に入るようになってきた。
ソニーからはアウトドアユースを考慮したナビが3万円台で発売されている。
コンパクトデジタルカメラにもGPSを搭載したモデルも発売されている。
現在地確認だけならGPSを購入しなくても携帯電話の機能で代用可能だ。
(今回テストした機種では、携帯電波圏外ではGPS機能は使用できない)
詳細は不明だが、auの最新機種では携帯電波が届かなくても現在地取得ができるようだ。
実際にテストしてみたが、思ったより精度が良いので紹介する。
※携帯のGPS機能はGPS受信感度によっては百メートル以上誤差を生じる事もあるが
仮に200mの誤差が出ていても直径400mの円範囲内だから、1/25000地形図に当てはめれば、直径1.6cmの円内だ。
この程度の誤差は一般ハイカーなら個人の読図能力である程度補正する事ができるだろう。
(上空の開けた)街中や山で試した精度は5〜10m程度の誤差だった。
キャリアの機能で現在地を取得する方法。
手元に携帯があって確認できたのはドコモとau。
※以下操作方法は機種毎に異なるのでお持ちの携帯の取扱説明書を参照して頂きたい。
○auのメール機能で経度緯度を取得
au携帯(W52P)ではメールの新規作成を行い本文編集中に、
サブメニュー→データ挿入→GPS情報付加を選択すると
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b34.12.34.56&lon=%2b135.12.34.56&fm=4
のような情報がメール本文に表示される、各項目の詳しい説明は先ほどの紹介したページで解説されているので省略するが
表示された情報のlat=%2b34.12.34.56&lon=%2b135.56.34.12が経度緯度だ。
北緯:34度12分34.56秒、東経:135度56分34.12秒
と読み取る(経度緯度はサンプル)。
○ドコモの現在地確認機能で経度緯度を取得
ドコモのFOMA(N-08A)ではメニュー→LIfeKit→地図・GPS→現在地確認を実行し、
「今いる場所の確認が終了しました」と表示されたら、メール貼り付けを選択すると
http://docomo.ne.jp/cp/map.cgi?lat=%2B34.56.01.234&lon=%2B135.12.34.567&geo=wgs84&x-acc=3&alt=000
とメールに表示される。
表示された情報のlat=%2B34.56.01.234&lon=%2B135.12.34.567が経度緯度だ。
北緯:34度56分01.234秒、東経:135度12分34.567秒
と読み取る(経度緯度はサンプル)。
○摩耶山旧天上寺跡史蹟公園でのテスト(ドコモ)
携帯の位置確認情報→lat=%2B34.43.49.791&lon=%2B135.12.21.114
↓
北緯:34度43分49.791秒、東経:135度12分21.114秒
グーグルマップを N34 43 49.791 E135 12 21.114 で検索する。
下地図の黄色ポイントが携帯が示した地点、水色ポイントが実際のデータ取得地点だ。
より大きな地図で 摩耶・長峰山麓周辺 を表示
1/25000地形図とマップポインターでの確認位置(写真の赤線は磁北線)